見出し画像

歌を伝えるということ〜Act oneの美 少年〜


2024年新春帝劇「Act one」。
1回しか見れないから岩﨑大昇ばっか見てきた。

前評判から全然期待してなかったんだけど、4グループの特徴が際立って、想像以上に良かった!

ポップなHiHi Jets
HiHiはマジで一人ひとりのキャラ立ちがエグい。MARVELかよ。
それでいてひとつのグループなんだから、いつも生で見る度に感心する。

ロックな7 MEN 侍
みんな良い奴そうで大好き。この世代で1番ダンスが上手い大光は、相変わらずブン回した手先&足先が完璧で超カッコよかった。

もはや劇団、少年忍者
人数多いのズルい!と合同企画以外では思わないことを思った。馬飼野康二バンザイ。

で、美 少年
ビューティフル・クラシック・ボーイズだった。

今回の帝劇、全体を通じて印象的だったのが音作り&音源の多彩さ。
なんか例年より音源が超豊富でこんな用意してくれたっけ??

他の3グループの音圧が強くて、
その点美 少年は迫力に欠けるかなと思っていたんだけれども、
でもね〜〜〜やっぱり歌と言葉が伝わってきたんだよ、スクリーンに映る金魚と共に。

生で観劇することの醍醐味って、
その場にある空気とその振動。
私は音を浴びるために劇場に足を運ぶ。

今がダンス全盛期なのも分かっているし、
サブスク時代の音作りも分かっているつもりだけど、
やっぱり私は歌が好きだし、1音に1文字が乗るこの和音が何よりも美しいと思う。

先日の地震を受けて、Hey! Say! JUMPがYouTubeに上げた支援動画で歌った「ヒカリサス」も、言葉がよく伝わってきて、それはSMAPも嵐も本当にそこに長けていたことを思い出して、とても大切なことだよなとすごく凄く思った。
歌だから伝わる言葉と思いがあるんだよ。

グループが並んで立って歌う、それが絵になる。
何よりも説得力ある図だと思う。

開幕前の取材から「構想が一旦白紙になった」と聞いて心配していた美 少年パートだけど、
いまのJrのグループでは歌で何かを表現するのには1番長けたグループだと思うし、
顔のステンドグラスも良かったし、和コーナーとそのAct oneのアレンジも超トラディショナルでめちゃくちゃ良かったから、
確かに音源と構成の凝り具合は他Gの方が上かなと思ったけど、その分自分たちの声(と顔)でカバー出来ていて、結果オーライだったんじゃないかな。

だからこそ次は、最近大昇が繰り返し言う、「6人の個」という言葉。
みんなで揃えることはできるようになった。
だから次はお互いが信頼して、任せることを学び、グループとしてまたスターを目指して行くんだろうな。

またどこかで、Tokyo yancha styleがお送りする大昇こだわりのニュージャックスイングナンバーを見せてください。(タイムズスクエアか石造りの集落を背景にやりたかったらしい。)

私が美担になって覚えた言葉は、
ニュージャックスイングとソフトシェルクラブです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?