成長志向とベンチャー志向の違いについて
今日も、スタークスの経営について考えている中で
「これはいいかもしれない」と思えたものを備忘録として残していきたいと思います。
今回のテーマは採用・育成に関すること。
スタークスが考える「ベンチャー志向」と「成長志向」の違いについてです。
「ベンチャー志向」と「成長志向」
この2つの言葉は頻繁に用いられていると思います。
でも意外と、それぞれの言葉が意味すること・違いについて考える機会は少ない。
スタークスではベンチャー志向と成長志向の違いをこう捉えています。
成長志向の人は自分のために働いています。なので得たい成長が手に入ると、別の成長を求めて転職していくことが多い。
スタークスの実感値では3年目くらいの方が多いように思う。「これから活躍して会社に貢献してくれる」といったタイミングで転職することが多い。
(もちろん成長志向の方を悪く言うつもりはありません!)
でもベンチャー志向の人は違う。
自分の成長を重視しながらも、その目は自社を、社会を見ています。
「自社の素晴らしい理念をもっと広めたい」
「自社の思想をもっと社会に浸透させていきたい」
そんな想いを持っているから、正しい方向に成長してくれます。
辞めることも少ない。会社を支える幹部クラスにだってなってくれます。
だからスタークスではベンチャー志向の人をできる限り採用したいと思っています。
しかし問題は、そんな人をどう採用して、どう働き続けてもらうかです。
ベンチャー志向の人にとって魅力的な会社になる
ベンチャー志向の人をどう採用し、どう働き続けてもらうか。
小手先のテクニックは色々ありますが、
結局は自社が魅力的な会社になるしかないと思います。
重要なのは全ての人にとって魅力的な会社になるのではなく
「ベンチャー志向」の人にとって魅力的な会社になること。
要素としては大きく3つあると思います。
■要素1 自社が何のためにやっているのか明確であること
ベンチャー志向の方は自社を、社会を見ています。
だからこそ
・自社が社会に向けてどんな役割を果たすのか
・社会をどうしたいと思っているのか
・そのための戦略や事業は何か
この辺りが言語化されている必要があると思います。
ベンチャー志向の方は「自分がこの会社で働く意味」を強く求める傾向が強い。
だから時間をかけて言語化し、日々言葉を磨き、
自社の未来をありありと示さないといけない。
ベンチャー志向の人がコミットするに相応しいビジョンと戦略が必要なのです。
■要素2 一緒に働く仲間が魅力的であること
ベンチャー志向の方は他のビジネスパーソンの方よりも、仕事への熱量が強い。そして仲間にも同程度の熱量を求めます。
だから自分だけ熱量が高くて、他のメンバーの熱量が低い環境では
働き続けてもらうことが出来ません。
だから熱量の高いメンバーを集めることが重要です。
それが難しい場合は熱量が高いチームや部門に配属するなどの工夫をする。
そしてもちろん、メンバーが優秀でいい人であることも重要です。
ベンチャー志向の人に働き続けてもらうには、
既存のメンバーが能力的にも人間的にも魅力的な必要がある。
■要素3 悪くない待遇
どんなに魅力的でやりがいのある環境を作ったとしても、
やはり待遇から逃げることはできません。
ベンチャー志向の方は引く手あまたです。どの企業だって欲しがる人材。
ライバルには大規模な資金調達を終えたスタートアップもいるでしょう。
だから圧倒的な高待遇とまでは言わないまでも、
離職を誘発しないくらいの待遇は必要だと思います。
以上が本日のブログの内容です!
少しでも皆さんの刺激になる内容であれば嬉しいです!
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