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福岡の熱。WithUの夏 vol.2
Light it Up
沢山の大人が沢山の時間を掛けて決めたであろうツアータイトルだが、
さすがだ。
今までいくつかのライブを目の当たりにしてきたが、これ以上に演者がツアータイトルを体現し続けたライブを知らない。
ツアーを幕開ける一曲目のイントロが会場に轟くや否や、生きたまま目を開いたままWithUは走馬灯を観るコトになる。
今この瞬間を生きるNiziUから放たれたら最後、エモーショナルな感情に誘われるコトを避けられない5〜6曲が会場を一気に駆け抜けていく、感情が追いつかない。
ついに始まったと言う興奮と、
それに伴う多少の動揺。
この瞬間を待っていた高揚感と緊張感。
そんなモノに駆られてか、
会場にいたほとんどのWithUがNiziUに呆気に取られ、若しくは見惚れているとき、
ふと思う。
MCに入ったNiziUは、
楽しんでいることは勿論、息を切らしてもいなかった。
当然ながら日々の厳しいレッスンと、
ツアーに向けてのコンディション調整、
当たり前に準備してきただろうことは
想像に難くない。
しかし、
それを鑑みても、
そこに佇み、談笑する9人は
あまりにも自然で、流麗で
だからこそ誰もそこには目を向けない、
気にも留めないほどに空気は穏やかだ。
勿論、僕もその違和感にしばらくは、
まるで気付かずにいた。
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味わえる気がしない。
一曲、また一曲と、
何度も何度も聞いたハズの曲たちが、
ステージとリアルのフィルターを通すことで、
また新鮮に、鮮明に、
乾いた身体に水が浸透するときみたいに、
身体中に染み渡る。
時間の経過など、
感じるハズもなく、
NiziUと、
WithUの、
初めての時が、
ラストに向かっていく。
続く
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