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CBC賞

はじめに

取り上げた瞬間、ありがちな崩壊を見せやすい100%データを持ってきました。

★57.5Kg以上の4~7歳馬

2-2-2-0/6
勝率33.3% 単勝回収率135%
連対率66.7%
複勝率100% 複勝回収率196%

【該当馬】
③エイシンスポッター 4歳
57.5Kg

⑫サンライズオネスト 6歳
57Kg

⑥スマートクラージュ 6歳
57.5Kg

⑧マッドクール 4歳
58.5Kg

まぁ、4頭いるのでこの該当馬達が1~3着馬を独占しても複勝率100%は途絶えてしまいます。

ただ1頭でも馬券内に入ればレース複勝率は100%継続となる訳ですが・・。

また、大袈裟に言うつもりありませんが、直近2年の小倉開催CBC賞は軽斤量の快速馬がモノを言わせてきた感がありますが、


元々、小倉芝1200mハンデ戦(クラス問わず)は、軽斤量馬の期待値が優秀。


比べて2012年~2019年 中京開催のCBC賞は上記の通り、重たい斤量を背負った馬の好走が目立ちます。

中京芝1200mハンデ戦(クラス問わず)は、軽斤量馬が通用しにくい結果も出ています。

反対の意味で、2012年から2019年中京開催で1度も馬券内になっていないデータが

1枠(13頭が挑戦)

正直、まともな人気馬がいないってのもありますが。


ただ2枠に目を向けてみると、0-0-1-0-11/13と、これまた壊滅的な数字。

この2枠データの中には単勝オッズ10倍未満が5頭、単勝オッズ5倍未満が3頭とそれなりに支持を集めた実績馬が名を連ねています。

開幕週で行われるCBC賞、当然 内有利の考えに走ってしまいますがこのデータを見てどう捉えますか?


ローテ別傾向

★前走 京都芝1200~1400m戦で上がり3ハロン1~5位を計測した馬

4-1-1-2-0-8/16
勝率25% 単勝回収率145%
連対率31.3%
複勝率37.5% 複勝回収率116%
好走率40%(着順問わず、勝ち馬から0.4秒差以内率)

【該当馬】
③エイシンスポッター
前走
鞍馬S(京都芝1200m:OP)
1着 上がり3ハロン34.2秒(1位)


①ヨシノイースター
前走
鞍馬S(京都芝1200m:OP)
4着 上がり3ハロン34.7秒(3位)

調教傾向

★調教ランク判定【S/S】該当馬

1-2-1-0/4
勝率25% 単勝回収率85%
連対率75%
複勝率100% 複勝回収率200%

【該当馬】
⑥スマートクラージュ

★調教ランク判定【S/D】該当馬

2-0-3-8/13
勝率15.4% 単勝回収率99%
連対率15.4%
複勝率38.5% 複勝回収率120%

【該当馬】
②タイセイアベニール

⑤テイエムスパーダ

⑧マッドクール

血統傾向

★グレイソヴリン系の血を保持する馬

5-4-1-0-1-18/29
勝率17.2% 単勝回収率111%
連対率31%
複勝率34.5% 複勝回収率108%
好走率 53.3%(着順問わず、勝ち馬から0.4秒差以内率)

【該当馬】
③エイシンスポッター
父の母母父Caro
(欧州型グレイソヴリン系)


⑫サンライズオネスト
母父ジャングルポケット
(欧州型グレイソヴリン トニービン系)


⑤テイエムスパーダ
母父アドマイヤコジーン
(欧州型グレイソヴリン系)


⑨トゥラヴェスーラ
母父アドマイヤコジーン
(欧州型グレイソヴリン系)


①ヨシノイースター
父の母父トニービン
(欧州型グレイソヴリン系)

雑談的見解

④サンキューユウガ

どこから出てきた、この馬?って感じでしょうがLC値が結構ピッタリ気味なんですね。

ただ本来であれば、10前後の高いクッション値が理想ですが、近走のダート短距離戦で数字以上に善戦しているパワーさも手に入れた印象もあって。

加えて、格上挑戦の恩恵の54Kgが3着争いなら何とかって思わせて頂けたので、どこからともなく上位評価をした次第であります。

③エイシンスポッター

本来であれば この馬を軸扱いにするべきなんでしょうが、人気してるので。。

人気馬を素直に評価出来ない体質なんです困った困った。

爆発力あるタイプで、低い所から高い所のクッション値で好走していて、このワードだけを見ると天才肌の馬だと思うでしょうが、短距離界ならその可能性も充分でしょうね。

ただ こういうタイプって器用貧乏になりがちで、OPクラスなら威張れるけど、大きい所の重賞戦だと今ひとつ勝ちきれないって感じの馬にもなりがち。

今の所、順調に歩んできているので今回が試金石な意味合いもあるという事も踏まえて、1つ評価を下げました。


個性強めな馬たち

⑩ジャスパークローネ
森さんちの馬なので、この調教は平常運転なんでしょうが。

栗東坂路50.1秒 2ハロン23.2秒を11.7-11.5の加速ラップと笑ってしまいますし、軸扱いにしなかった事を今でも後悔しています。

米国要素が強い馬場になると踏んでいるので、その辺りも良い方向に向くと思います。


⑥スマートクラージュ
個人的にはこの馬が2番人気になると踏んでましたが、現在4番人気。

頑張って、トゥラヴェスーラが4番人気に繰り上がって5番人気になってくれないかなぁと思っていますが無理でしょうねw

この馬自身も それっぽい所はありますが、中京芝1200mのクッション値が低い時に期待値の高いディープインパクト産駒。

メインには良馬場発表で開催されそうで、実質のクッション値は9.0辺りかと。

それ以上高くならないで欲しいですが。


①ヨシノイースターも取り上げたデータに該当したり、調教も秀逸だったりと評価したい気持ちはあったんですが、ぐっとこらえて(皆様は我慢する必要はないと思います)人気しているので、切りました。

罠な感じがしてるんですよね、中京芝1200m向きではないと踏んでます。

罠であって欲しい。


罠と言えば、⑪ディヴィナシオン。

川田さん乗ったらめっちゃ成績良いですよって甘い言葉が囁かれて、結構な穴人気しています。

ヴィクトワールピサ産駒全般に言える事なんですが、9.5以上のクッション値を好むタイプが多いんです。

現在、急激に馬場が回復に向かっていて、昨日が6.3→今朝8.7

レース中の発表はないですが、流石に昨日が6.3でメイン付近が9.5以上の数値を示す回復まではないと踏んでいるので合わない馬場だと考えているのですが、、、


⑧マッドクールは短距離界の天才肌でしょうね。
普通に走れば、誰もが考えている様な結果になると思っていますが、昨日の坂井瑠星騎手の体たらく振りな結果は気になりますが・・・


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