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きさらぎ賞

はじめに

ローテ別や血統データを分析する意味の少ないレースと思いつつも、どんな調教パターンの馬が走りやすいのかが気になって、それなりに調べただけの記事です。

まぁ、普通に1~2番人気決着で終わりそうですし、残りの1議席をかけて旨味のある馬を必死に探すのも意味のなさそうなレース臭が漂ってますが。

観戦レースですね、個人的には。


中京芝2000mを〝うんちく〟

年齢問わず、中京芝2000m重賞戦で穴をあけるパターンとして無視出来ないのが、逃げ馬。

ほぼほぼスローで、先行決着が大半の新馬戦を除いて、2歳~3歳6月までの逃げた馬の成績が、

27-10-13-53/103
勝率26.2% 単勝回収率270%
連対率35.9%
複勝率48.5% 複勝回収率158%

これに、

前走、3角2番手以内で先行し、今回、逃げた馬の成績を調べると

13-3-4-3-1-15/39
勝率33.3% 単勝回収率403%
連対率41%
複勝率51.3% 複勝回収率133%

ちなみに、

昨年の8番人気3着馬のメイショウゲキリンが
前走 3角1番手→きさらぎ賞 3角1番手

2021年 9番人気4着
前走 3角1番手→きさらぎ賞 3角1番手

今回、前走3角2番手以内で先行した馬は

④レミージュ 1頭のみで、

今回も逃げるのは確実な馬なので、要注意です。

★坂路調教52秒台 減速ラップ

8-8-6-8-3-24/57
勝率14% 単勝回収率98%
連対率28.1%
複勝率38.6% 複勝回収率109%

【該当馬】
⑧ノーブルライジング
当週 栗東坂路 52.9秒
2ハロン 24.9秒
2ハロンラップ 12.4-12.5

★1週前 坂路調教 53秒台加速ラップ

4-1-2-3/10
勝率14.3% 単勝回収率82%
連対率35.7%
複勝率42.9% 複勝回収率121%

【該当馬】
⑧ノーブルライジング
1週前 栗東坂路 53.0秒
2ハロン 25.0秒
2ハロンラップ 12.6-12.4

2つの調教好走パターンに両方該当した

⑧ノーブルライジング


週中の検証で、個人的に8割程、興味が湧かなかった馬ですが。

調教パターンというテーマでここまで該当してきたら、一気に興味が湧いてきましたが、4番人気想定。

単勝馬券を買う程の強調材料にも欠けてますし、3連単で少点数で買っても信頼率と回収率のバランスの悪さが解消出来ず。

どちらに転んでも、個人的な予想力と理論からは、馬券を買うレースでは全くないという結論は揺るぎませんでした。


②フリームファクシは、このメンバーなら圧倒的な優位性を保てる能力を有していて、同世代の重賞勝ち馬ともそこまで差のない素質馬だと思っています。

昨年9月の入厩したての時点の調教でラスト11秒台前半は当たり前、2歳暮れで終い10.6秒と、驚愕の脚力は実証済み。

長らく調教に注目している自分でも、ビックリしました、2歳馬が叩き出したなんて。。。

古馬重賞馬でも中々見れない終いのラップです。


⑦オープンファイア
現段階での成長力では、あまり強さを感じない馬。

脚力は確かなものを持ってますが、とにかくエンジンの掛かりが遅いタイプで、こういったタイプに合わないルメールから豪腕ムルザバエフへの乗り替わりは驚異的ですが、それでもその弱点は改善されていない調教内容。

ここ2戦も低レベルなレースの中での、見た目豪脚の内容。

とはいっても、今回も少頭数の低レベルなメンバー構成(フリームファクシ除いて)なので、馬券内確率は相当高いとは思います。

ただ、ムルザバエフ騎手が中京芝2000m戦では、別人と思える程の結果と騎乗内容で(6戦馬券内無し)


くどい様ですが、観戦するレースだと思います。

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