ラジオNIKKEI賞
はじめに
このレースは毎年の様に荒れるから今年も荒れる。
基本的にそんな保証はどこにもなく、毎年の様に荒れる結果が多くなっているのは、近走で実績を残してきた馬や、大手牧場生産等の素質馬が苦戦しやすいレースや展開や馬場で凡走し、波乱を演出するケース。
メンバーの組み合わせも大きいですが。
ちょっと矛盾が入りますが、ここで取り上げる小ネタが下記の通り。
言いたい事から先に言うと。
ノーザンファーム生産の人気馬を必要以上に怖がらなくても良いと言う事です。
良く振り返ってください、単勝オッズ10倍未満のノーザンファーム生産馬の成績ですよ。
これを
前走 1~3着馬で今回単勝オッズ10倍未満のノーザンファーム生産馬といったいかにも見映えが良くなりそうな条件を付け合せても。
ほぼほぼ3番人気の馬なのに。
5着内率が50%の内、4~8着率が31.25%と〝後1つ〟足りないというか、華々しい実績を残してきた武器が〝何か1つ〟削がれている結果になっています。
今年のノーザンファーム生産馬は
今年は人気するノーザン馬は、どうやらいなさそうで扱いに困りそうですが、ここまで話題にしておいて〝何それ、当たり前じゃん〟って感じになると思いますが、ノーザン馬という色眼鏡で見ずに予想を進めますw
ローテ別傾向
調教傾向
★調教ランク判定【D/S】該当馬
3-0-1-0-1-6/11
勝率27.3% 単勝回収率286%
連対率27.3%
複勝率36.4% 複勝回収率113%
【該当馬】
⑬アイスグリーン
⑦シルトホルン
血統傾向
雑談的見解
逃げ馬買っておけ、というワードが溢れ返るレース。
そう言われる程、過去結果としても逃げ・先行馬の成績は優秀ですね。
データを中心に扱うブログなので、そこを重視しないといけないのは当然ですが、このブログ自体が〝なるべく世間とは違った角度からのデータを中心に届ける〟ってテーマでやっているので、そこまで先行馬を推さないと思いますw
今年のメンバー構成と過去のデータを照らし合わせて。
更に土曜日の馬場傾向とも照らし合わせてみた感想が、LC値(withkeiba独自のラップ理論)に重きを置いた方が良さそうと結論付けました。
全てをLC値頼みで予想する訳ではないですが、吉と出るか凶と出る・・・。
色々なデータに該当していたラファドゥラやドンデンガエシが出走せず、この結論に至ったというのが本音。
出走しないと分かりつつだったんですがw
⑭レーベンスティール
ここでは1枚も2枚も抜けている存在だとは思います。
ただ、withkeibaのLC値では全く合わない数値を示していまして。
ですので評価は大きく下げてますが、本日の福島芝クッション値8.8の数値に一番適性を示している馬場適性値は1位なので、普通に買っても良いかと思います。
⑧セオ
LC値一番手の馬。
抜けているレーベンスティールには一応勝ってます。
大きな展開利があったにせよ、勝ってますw
当レースに相性のよいダンシングブレーヴを保持している上に、そのリファール系の血を3本抱えていて、母系にOasis Dream×Irish Riverといった耐久性高い血流を揃えていて。
実績と強い相手ばかりと戦ってきた強力な同型の②グラニットがいますが、こっちも ちょっとやそっとじゃ潰れない先行スタイルを持っていると考えています。
個性豊かな馬たち
⑬アイスグリーンも面白そうな馬で、ゆくゆくは、
「よっ!福島巧者!!」
って呼ばれる日がくる様な配合馬だと思います。
調教も良かったですね。
④オメガリッチマン
スピードが問われる非根幹距離は向かず、今回の舞台の様な耐久性が高く問われる非根幹距離で台頭してくるタイプだと思います。
それこそ当たって砕ける確率は高まるとは思いますが、横山典さん必殺のポツン競馬をしても ひょっとしたら爆発するかもな存在。
その逆な感じで、時計が出やすい芝1600~1800mで一番生き生きしそうな⑥エルトンバローズは予想以上に人気を集めていますし、福島芝1800mは合わないと思っているので、切ってしまえ作戦発動です。
②グラニットはですね、今日のクッション値からすると一番走りやすい馬場になってると思うので、普通に評価した方が良いかと思います。
withkeibaとしては、⑧セオが絶えずプレッシャーを掛け続け、直線入口から飲み込む手応えで上がっていき、更にその外から⑭レーベンスティールがダメ押しの飲み込み上がりで②グラニットがガス欠に追いやられるといった脳内お花畑な妄想をしているので、切りましたw