見出し画像

【無料】アンタレスS/黙ってあの米国型の血を狙いますという話

★枠順別

アンタレスS枠順


★体重別成績

アンタレス体重別


★年齢別成績

アンタレス年齢別

ローテ別


★地方交流重賞(異なる競馬場)で
 2回以上連対経験のある馬

※勝利経験必須

2-5-2-1-1-8/19
勝率10.5% 単勝回収率23%
連対率36.8%
複勝率47.4% 複勝回収率94%

【該当馬】
・アナザートゥルース
20年
ダイオライト記念(船橋ダ2400m) 1着

19年
浦和記念(浦和ダ2000m) 2着


・グリム
19年
白山大賞典(金沢ダ2100m) 1着

19年
マーキュリーC(盛岡ダ2000m) 1着

18年
浦和記念(浦和ダ2000m) 2着


・レーヌブランシュ
20年
関東オークス(川崎ダ2100m) 1着

21年
TCK女王盃(大井ダ1800m) 2着


・ロードブレス
20年
浦和記念(浦和ダ2000m) 2着

20年
日本TV盃(船橋ダ1800m) 1着


近走、地方交流重賞経験がある馬の好走が目立つレース。

withkeibaは、地方競馬に疎く詳しくはないのですが。

JRAダートのグレートが高いレース番組が限られていて、地方重賞レースに、ダートの実力馬達が流れやすく。

加えて砂質が違いタフさが問われるコースが多い印象。

そういったタフな条件で結果を出す馬が恵まれやすいコースとレースの質なのかな?という推察です。


★前走OPクラス以上のレースの連対馬
6-6-4-3-3-15/37
勝率16.2% 単勝回収率54%
連対率32.4%
複勝率43.2% 複勝回収率82%

【該当馬】
・テーオーケインズ
前走
名古屋城S(中京ダ1800m) 1着


・ヒストリーメイカー
前走
マーチS(中山ダ1800m) 2着


・レピアーウィット
前走
マーチS(中山ダ1800m) 1着

近走の勢いがそのまま直結するレースで。

深い仮説はないです。

因みに、前走0.4秒差以上つけて勝利した馬の成績が。

5-2-1-1-1-2/12
勝率41.7% 単勝回収率104%
連対率58.3%
複勝率66.7% 複勝回収率109%

【該当馬】

・テーオーケインズ
前走
名古屋城S(中京ダ1800m)
1着 0.5秒差



血統傾向


★ヴァイスリージェント系の血を持つ馬
2-5-2-2-1-22/34
勝率5.9% 単勝回収率28%
連対率20.6%
複勝率26.5% 複勝回収率101%

【該当馬】
・アルドーレ
母父フレンチデピュティ

・テーオーケインズ
父の母父The Prime Minister

・メイショウカズサ
父の母父Deputy Minister

・レーヌブランシュ
父クロフネ


・レピアーウィット
母の母母父Deputy Minister



★サンデーサイレンス系とロベルト系の血を併せ持つ馬

1-4-2-8/15
勝率6.7% 単勝回収率81%
連対率33.3%
複勝率46.7% 複勝回収率224%

【該当馬】
・アナザートゥルース
父の母父Arch
母父フジキセキ


・ヒストリーメイカー
母父バブルガムフェロー
母の母母父リアルシャダイ


・ミヤジコクオウ
父ヴィクトワールピサ
母父ブライアンズタイム


・レーヌブランシュ
母父アグネスタキオン
父の母母母父Roberto


【複数データに該当した馬①】

・アナザートゥルース
父アイルハヴアナザー
母父フジキセキ

ダートの名牝に挙げても良いレベルの母キョウエイトルース。

半兄にサウンドトゥルー、ルールソヴァール、全弟ホウオウトゥルース

半兄達は道中の追走センスが高く、差し脚の能力も水準以上の能力を持っていましたが、アナザートゥルースや全弟は父がアイルハヴアナザーの特性を濃く受け継いでおり、差し構えすると若干、平凡な感じになる印象。

先行すれば非凡な粘りが増すのもアイルハヴアナザー産駒らしく、フジキセキとの掛け合わせも相性が良いですね。

一昨年1着、昨年2着と当レースに対しての適性も高く、フジキセキの血を持つ馬が当レースで良く走っていますし、前走ダイオライト記念組も走っていますので、今年も有力です。

7歳ですが、セン馬ですし今年の2走を見ても、能力落ちは感じられないので、出遅れや激しく競り掛けられて激流にならない限り、好走は見込めるかと
思います。


【複数データに該当した馬②】

・ヒストリーメーカー
父エンパイアメーカー
母父バブルガムフェロー

母チヨノドラゴンは、地方の上級条件馬、交流重賞でも走っていましたが、結果は残せず。

牝祖ブリリアントミストが良質な牝系でローズプリンスダム、アバルラータ、名古屋GP2着馬のクラシカルノヴァを輩出しています。

とにかくエンパイアメーカー産駒らしく揉まれ弱さを受け継いでいて。

多頭数の内枠からだと詰めの甘さが目立つ印象です。

前走のマーチSは外枠から少しずつポジションを上げ、長く良い脚を使いましたが惜しくも2着に。

好位差しが一番の武器ですので外枠が欲しい所ですね。

調教ランク判定Dなら最高ですね。

前走は初のSランクで好走、この辺りもポイントです。


【複数データに該当した馬③】

・レピアーウィット
父ヘニーヒューズ
母父Running Stag

全兄に朝日杯FS勝ち、15年の当レース、アンタレスS2着のアジアエクスプレスがいます。

ヘニーヒューズの成功確率が高いCozzeneの血を内包しており、比較的、早熟傾向が強いタイプが多いのですが、その血が成長曲線の下降を遅らせている印象もあります。

その証明なんでしょうか、前走は+18Kg、デビューから最高体重の564Kgで、テンからスピードに乗り、最後まで持続力の高さを見せ付けての勝利。

2走目ポカが多いタイプですのでその辺りの不安もあり、調教に要注目の1頭ですね。

調教ランク判定Eなら、割引。

DやCなら評価を上げるといった感じです。


【複数データに該当した馬③】

・テーオーケインズ
父シニスターミニスター
母父マンハッタンカフェ

近親に地方交流重賞レディスプレリュード(大井ダ1800m)勝ちのタマノブリュネットがいて、
牝系のピンクタートルからは、オークス馬レディパステルを輩出。

シニスターミニスターの代表産駒になると思っている程、能力は相当高いと思っていまして、前走名古屋城Sは不良馬場の恩恵を受けながら、骨っぽい相手に0.5秒差をつけての圧勝。

当コースでも結果を出している様にパワーも兼備。

スピード持続力適性のレベルは重賞クラスですし、今週末も雨の予報が出ている点もあり、どちらに転んでもチャンスは大きいかと思います。


【現段階での注目馬】

・レーヌブランシュ
父クロフネ
母父アグネスタキオン

地方で、ダート界の一線級の牝馬達と実績を積み上げてきている馬。

母の母キュンティアは今の阪神JFにあたる阪神3歳牝馬S(G1)2着馬。

クロフネ×アグネスタキオンは函館スプリントSをレコード勝ちしたジューヌエコールがいて。

クロフネ産駒全体で捉えると、ダート戦で活きるパワー寄りのタイプが多いのですが、
芝1600m以下のスピード持続力を武器とする産駒も目立ちます。

レーヌブランシュに話を戻して、母系は芝寄りの配合で、クロフネのパワーと母系から好位差しの瞬発力を上手く取り入れている印象です。

加えて母系にDarshaanを内包する牝馬は瞬発力を増幅するタイプが多く。

母系から斬れを濃く受け継いでいる印象も強いので、一応新馬戦を勝利しているので、問題はないかと思いますが、一線級を相手にして急坂のあるコースがどうか、という点が気掛かりではありますが。

調教にも要注目して最終判断を下していきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?