個体別傾向
ローテ別傾向
検証していて個人的に感じるレース性質が、
〝長く、鈍く斬れて、気が付けばメンバー上位の末脚を使ってきた馬〟
って印象を強く受ける重賞。
という事で上記のデータで検証してみた所、戦える数字だったので、ご紹介しました。
調教傾向
(2023年以降 クラス問わず、京都芝2200m戦で抽出)
血統傾向
ちょっと番外編的な扱いのデータを・・・。
雑談的見解
⑨プレリュードシチー
ハービンジャー×Sadler's Wells(4+5)×エルコンドルパサー×ブライアンズタイム
字面だけ見ると重厚過ぎる程の構成ですが、本馬のレースを見ると素軽い走りも感じられる内容が多い印象を受けました。
ただ、〝バリっと斬れる〟脚はなさそうで、現状の先行→抜け出しのスタイルで押し通すしかなさそうですが、それがまた上手いと思います。
主張が強いエルコンドルパサーを母母父に内包している訳ですが、その主張を先行前受け耐久力に変換している印象で、
京都芝中距離戦のコーナー機動力も及第点以上に対応する血も補完していると考えています。
戦歴からも、新馬戦で完成度の違いとはいえ、重賞で好走しているメイショウタバルやウォーターリヒトに先着する2着。
未勝利勝ち後の京都2歳ステークスがハイレベル戦で、出走馬が次走で好走しているケースが多く、とにかく豪華なメンバーの中での2着は今回でも生きてくると考えています。
繰り返しにはなりますが、京都芝中距離戦では実績が示している通り、相性の良い機動力を完備している上、8~9番人気辺りで買えるのは美味しいなぁといった感想です。