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う:歌の力

写真は内容と全く関係ありません!:秋田県のなまはげ。商業施設で年明けの瞬間になまはげ登場なんてイベントもやってました。それ以外何もなかったので、人はまばらでした。なまはげ館もツアーで行きました。確実になまはげに会えるのでオススメです。


歌が好きです。


1.歌の記憶

アニメも漫画もドラマも映画も、すっごく良かった!と思っても覚えていない。

けれど、歌だけは、一度聞いただけで忘れられなくなるものがある。

誰も、ほとんどの人が知らないもの。

例えば、地元の音楽祭のお手伝いしていた時に聞いた出場者の1曲。

たった2日の出来事なのに、覚えている。

誰に聞いても、知らないと言われてしまうもの。

例えば、本当にあった怖い話系で、流れていた曲。

♪1つ一人で一人道、2つ二人で地獄行き、3つ三日月みたんだよ、4つ死んでも一緒だよ、4つ死んでも一緒だよ

三途の川らしき川向こうで歌う声。

あんなに耳に残ったのに、誰に聞いても覚えていない。

怖い系ダメな私がたまたま見たシーンだったからかもだけど

人は嗅覚が一番残るというけれど、私は聴覚なのかもしれない。


2.歌の幅

よく、クラッシックを子どもに聞かせろと言う。

ロック、メタル、童謡、演歌、ポップ、オペラ、ボイパ、ビートボックス、ゴスペル、テクノ、ラップ、民族楽。

演歌以外は、全て関わったジャンル。

好みはある。

けれど、音質、音階、テンポと様々な音楽の中で

「声」という楽器は、特に特別だと思う。

好きな声と出会えることは、とても素敵なことだ。

それは、木洩れ日や雲間から漏れる光の筋のように

一筋の光が自分に射すような、素敵な瞬間。


3.合唱

声の感動は、合唱が一番だろう。

同じ時間、同じ空間で得られる体感は、絶対にその瞬間しかない。

Liveも、私にとっては、合唱と変わらない。

よく、疲弊した世界で歌姫が描かれている。

歌は、癒しに、力になる。


先日、ふと、思い出した。

私のいた中学は、昔荒れていたらしい。

それこそ、私の何年か前まで。

そこに合唱を取り入れ、そこから何年かで伝統にしてしまった。

私が入学した時は、不良校でなく、合唱が盛んな学校だった。

私の家には、3学年分の音楽祭の録音がある。

3年の時のは卒業CDでもらった。他のクラスのものも集めた記憶がある。

1年の時に聞いた、先輩の合唱と指揮者の感動は忘れられない。


4.歌の力

メディアで、震災後に合唱をやっている、というところだけ見た。

絶対泣くので、続きはみていない。

千の風になっても、多くかかっていたのもあるけれど、

言葉と声のコラボが強い記憶に結び付けてくれている。

悲しい時はしっかり悲しむ。しっかりと悲しむことで、切り替えられる

歌は、心を強くする力をくれる。


歌は、人をまとめ、癒し、心に力をくれる。

歌うのが苦手な人がいても、歌が嫌いな人は聞いたことがない。

歌が嫌いだと、すべての音がメロディなこの世の中で、生きるのが大変だろう。

何年か前、ミュージカルはいきなり歌いだすから嫌いと言っていた人がいた。

会話と音楽は違うという人。

その通り。けれど、それも、私にとっては

心地いい、自分の好きなテンポとメロディライン

に合うか合わないかだと思う。


話す速度も、人によって違う。

それが、リズム。そのリズム幅を楽しめる人が音楽好き。

なんて、変かな?


音楽には力がある。けれど、声には、もっと凄い力も秘めている。

と、思っている。

だから、好きな人の声は特別だ。

私に心許せる家族などいないが、

家族がいる人は、疲れた時に、意識して大切な人の声を聴いてみるといい。

生で声が聴こえるということは、そこに、自分の傍に、大切な人がいてくれている証拠。

声という音楽に、耳を澄ましてみてはいかがだろう?


大切な人が傍にいない私には、意識して感じてほしいと想う。


そして、少しだけ、声を合わせてみると

ふっと笑えるのではないだろうか。

歌が苦手な人も、同時にお互いに向けて「おはよう」「おつかれ」等、

何でもいい。言葉を合わせることはできると思う。

意識して合わせると、ふっと笑顔にならないだろうか?


それが、歌、合唱、合奏の根源じゃないかな、なんて想う。


伝わるかな、これ


惹かれたものと合うことができたら、幸せだと思う。



何か、当初書きたかった内容から遠ざかってしまった(笑)

音楽、音、声、合うものを意識して感じてみませんか?



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