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ほぐほぐマムアンちゃん制作日記 vol.1 プロローグ

ご無沙汰しております、スタッフです。

新刊「ほぐほぐマムアンちゃん」を11月に発売することになりました。発売にあたり、担当編集さんに今回の絵本「ほぐほぐマムアンちゃん」についてお話をききました。何回かに分けてお届けします。

第1回 企画の背景

ー今回の企画は、どういう経緯でしたっけ?

(担当編集)少し前、自分がひょんなことから編集職に就いて、主には翻訳絵本を担当しているのですが、オリジナルでも企画を作れることになって、これはもう、マムアンちゃんしかないと思いました。

ーマムアンちゃんが好きだった?

(担当編集)はい。
2004年頃、吉本ばななさんをきっかけにマムアンちゃんのことを知って、2006年の12月上旬、って今でも覚えているのですが、「タムくんアニメ」のDVD発売記念のライブに行きました。
パフォーマンスにも、タムくんの人柄にもすごく感動して、大ファンになりました。
あのライブがきっかけで生命保険に入ったんですよ。

ー???(なぜ)

(担当編集)自分の命を大事にしようと思ったんです。帰り道スキップしましたもん。

ー.....。
どうして悩み相談の本になったんですか。

(担当編集)ちょうど最愛の飼い猫が死んで、悲しくてどうしようもないときでした。冬だったからか、周りにも落ち込んだ人が多かったんです。それで、以前すごく辛いことがあったとき、ほかには何もできないけど、本を読むことだけはかろうじてできたのを思い出しました。そのとき読んだのは小説だったけど、本であれば、手に持って、辛いことから一瞬でも逃げられるものになり得ると思いました。

ーマムアンちゃんは、眺めているだけでなぐさめてくれるようなところありますよね。

(担当編集)そうなんです!文章を読む気力がなくても、マムアンちゃんを見ているだけでもいいと思いました。

ー悩みは、どういうふうに選んだんですか。

(担当編集)岩崎書店が児童書の出版社なので、子どもにも読んでもらえるかもしれないと思い、自分自身子どものころに悩んでいたことで、大人になった今でもまだなんとなく悩んでいることを挙げてみました。

ー三つ子の魂百までといいますし。

担当編集:小さくても、毎日いろんなことがありますよね。

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次回からは、タムくんがどんな悩みに答えたのかご紹介しますのでお楽しみに〜!

2006年12月のイベントのちらし

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