受容

私は、うちの息子達は世間で言う「ASD&AD/HD」と「学習障害」に含まれるんだろうなぁと思いながら暮らしています。

だからと言って、しっかり彼らを受け入れて上手に育てているか、と言えば

そうでもありません。


長男は、割と早い段階で「おや?」と感じながら関わっていたので、3歳児健診の時に保健師さんに「お母さん、子育て大変でしたね。」と労われ、心理士さんから「専門家へ繋ぎましょう。」言われた時、「やっぱりそうなんだ」と帰り道の自転車をこぐ足取りが軽くなったのを覚えています。

けれど、次男の時は違いました。検査の結果に涙が頬をつたいました。

私は、長男と違い、よく泣くけれど喋るし表情が豊かな次男に、「こどもってこんなもの〜♪」何の疑いもしていませんでした。出産のため里帰り先で通ったこども園の先生から「お母さん、次男君に加配(公立幼稚園や認可保育園で気になるお子さんの支援のために補助の先生を増やす仕組み)を付けたいので、検査を考えませんか?」と相談されても「何を大袈裟な」と能天気に笑っていました。

けれど、検査を受ける次男の姿に「あれ?」と不安を感じ、数日後に検査結果を先生方へ報告する席で、「まさかこの子まで、、、」と思わず涙がこぼしてしまうのでした。

ただ、検査の結果にショックを受けていたのは私だけで、生まれてこの方次男を見守って来た私の妹や父はその話を聞いて「やっぱりな。」と納得したそうです。そして、「次男君は、長男君より大変だよ。あの子は、話を聞かない。」と本気で心配されました。〔私と妹の息子は同い年で、生まれた日も数週間しか違わないので、父や妹は里帰り中に一緒に過ごす2人の発達の違いを冷静に観察していたようです。〕

ASD強めなAD/HDな兄

AD/HD強めなASDな弟

そして共に書字障害

上の2人の息子達との関わりを持ってして、今のところ凸凹の少ない長女と関わっていると、「なんて楽なの。今までの私の子育てってハード過ぎたんだなぁ。」としみじみしてしまうのでした。

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