iOS13でどれだけアプリサイズが小さくなったのか
6月に行われたWWDC2019では iOS13が発表されました
そこでは なんとアプリサイズが最大60%小さくなると発表されました
そしてついに 9月に入って正式にiOS13がリリースとなったわけです
僕はこのアプリサイズの話題についてかなり気になっていたので アップデート前と後でスクショを撮って比較することにしました
実際に調べてみると やはりApple純正のアプリのみが小さなサイズになっていることがわかりました
それもそのはずなんです どのように60%も小さくしているのかというと アプリを圧縮した状態にすることで 半分以下のサイズにしています これをサードパーティ製もアプリに適用すると高確率で不具合が発生してしまい 大きな改修が必要になるのでしょう
というわけで アプリを起動するたびに解凍して実行していることになるのです
それにも関わらず iOS13にアップデートした人なら感じているであろう アプリの起動の速さを実現しています
10年前ではこんなことはとても出来なかったでしょう 本当にこの10年で処理速度は本当に伸びましたし ソフトの重量化、高機能化も進みました 通信速度もそれ以上に上がっています
もしかすると これからは短期の保存であっても圧縮ファイルの使用が当たり前になるのかもしれません
さて 本題のアプリサイズについてです
まずは特に小さくなったアプリをランキング形式で発表します
表は ↑iOS12.1.4 ↓iOS13です
1MB(メガバイト)=1000KB(キロバイト)
例:1.7MBは1700KB
1位 メモ -7200KB
2位 TV -6100KB
3位 Apple Store -4500KB
4位 メール -4200KB
5位 コンパス -1827KB
6位 マップ -1700KB
7位 ホーム -1346KB
8位 Podcast -1300KB
9位 ヒント -1244KB
10位 カレンダー -1000KB
メモやメール、マップなどといったよく使うアプリがかなり小さくなっていることがわかります
メモは大幅に小さくなっていたのでメモを消してしまったのかと疑いましたが 文字や画像の集まりということもあって圧縮がしやすいのだと考えられます
マップアプリは強化されたにも関わらず小さくなっているのは素晴らしいと思います
その他小さくなったアプリ
こうした 人によってはなくてはならないアプリも 確実に小さくなっていました
サイズが大きくなってしまったアプリ
リマインダー +24000KB
ヘルスケア +6200KB
メッセージ +3600KB
連絡先 +1600KB
電話 +16KB
リマインダーやヘルスケアの強化はiOS13の目玉でもあるのでサイズアップは仕方ないかもしれません
メッセージや電話帳、電話はなぜサイズアップしてしまったのでしょうか
僕は 他アプリやApple Watchとの連携強化とセキュリティー強化の影響だと見ています
それにしても 2倍以上のサイズになってしまうというのはどうしたものでしょうか
ここで規格外に圧縮の効果が出ていたアプリを紹介します
ブック -2000000KB(2000MB)
きっと本が多いほど圧縮の効果が大きいのでしょう
素晴らしいです
まとめ
全体としてはかなりの容量削減ができていると思います
今後はサードパーティ製のアプリでも圧縮の適用を拡大していくと iPhoneに写真や書類をより多く入れて持ち歩くことができるようになるはずです
ぜひ期待したいと思います
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