最近のFF14に思うこと

こんにちは、どこかにいる奴です。
7.0を迎え様々な声があがっている掲題のMMORPGだが、自分も諸々と思うところがあった。
そのため自分の気持ちの整理も踏まえ書いていく。
ちなみにあまり前向きなことは書いてないし非常に長い。また、完全なる「お気持ち」そのものでしかない。


自分は以下のような感じのプレイヤーだ。
・開始時期は漆黒直前
・サブキャラ数名持ち、リテイナーの追加や課金アイテムも購入
・ライブなどのリアルイベント参加経験あり
・開始以後、直近まで継続課金を続けていた
・暁月まで極経験なし零式ももちろんなし、しかしエウレカやボズヤなどはかなりやり込んでいるタイプのライトプレイヤー
・7.0までは「信者」側の人間

上記のとおり、最近まではどちらかというと「ええんやで騎士団」だった。
公式の発表には全て肯定的に捉え、たまに不満をちょろっと抱いたとしても「吉Pならなんとかしてくれる」「吉Pがあえてこうしているのだから理由があるに違いない」と思っていた。
運営に対しての否定的な意見を見かけた時には、まるで我が身に起きたことのような怒りの感情を抱いたこともある。

そんな自分が、今では引退を視野に入れつつ、もう昔のように運営を信じられなくなっているし、熱を込めてこのゲームと向き合えなくなっている。
その理由は以下である。

1. 「中の人」の好みが見え隠れするのがキツい

1-1. 「中の人はこういうのが好きなんだな」という考えの芽生え

グ・ラハってこんなに女々しい奴だったっけ?
そう思ったのは5.3のあたりだった。
まあ、グ・ラハは漆黒およびクリスタルタワーの主要キャラであったし、ある程度のフィーチャーは仕方ないかと当時は考えていた。凄惨な未来から大きな希望を胸に次元と時間を超えた彼の功績は確かに計り知れない。
しかしながら、彼のなよなよした仕草や子供っぽい動作はその後も止まらなかった。時に場の空気を読まずに目を輝かせ、時に照れているのかもじもじし、事あるごとに耳を垂れ下げる。
その一挙手一投足を目の当たりにし続けるにつれ、ふとこんなことを思ったのだ。
「あ、中の人はこういうグ・ラハが好きなんだな」と。

もちろん当時の話題や、某SNSの盛り上がりようを見るに人気が高かったことは確かだ。二次創作をする類のユーザーにも好評だったと理解している。
何せ「漆黒三大沼」の一角であるのだから。

しかしながら、コロナ渦に公式がSNSに掲載した「フードを取った水晶公(グ・ラハ)が赤面しながらサンドイッチを作る」イラストを目にした時、思わず顔が引きつってしまった。
あの、英雄を救うという願いを果たすために、数々の惨状を目の当たりにしながら仲間の意思を全て抱えて未来から来た意思の強い人が、まるで恋する乙女のような顔をしながら料理しているのである。
このイラストに描かれているのは、5.0で強い心を見せてくれたあの人と同一人物なのかと本気で疑った。

自分が「これは中の人の好みなんだな」と、ストーリーを進めるごとに随所で感じてしまうようになったのはこれがきっかけである。

1-2. どんどん増えていくキャラごり押しと崩壊

そのように感じたキャラクターはグ・ラハだけではない。
なぜか一時、季節イベントの常連になっていた某貴族の次男と海賊の首領代行のコンビ。突然ショタコン化した厳粛な某戦士団の一員。ベタなツンデレが目立つにようになった双子の妹。
もしかしたら以前からあったのかもしれない。けれども自分がそれらを「露骨」だと感じるようになったのは、漆黒~暁月にかけてだった。

しかしながら、一部のユーザーからは疑問視する声もあれど、多くのユーザーがそれらを可愛いと賞賛し、面白いと絶賛し、まるでそれを燃料とするように多数のファンアートや二次創作が投稿された。
当時、まだ「信者」であった自分が界隈の様子に寒気を覚えたのはこの頃である。

特に某貴族の次男と海賊の首領代行のコンビは、6.0内で喧嘩友達のような間柄になっていたことは把握していたが、まさかあらゆる季節イベントで一緒になって出てくるとは思っていなかった。その上、一緒に無人島にバカンスまで楽しみに来たのである。
多分、中の人にこの二人の組み合わせ(あえて濁す)が好きな人がいるんだろう、と思った。
そこまで一緒にいるような関係だったっけ?口喧嘩をしながらも仲良くやっていた記憶はあれど、ここまでニコイチ感にまみれた関係になっていたとは知らなんだ。

突然ショタコン化した厳粛な某戦士団の一員も、当時所属していたコミュニティの人間は「面白い!」と手を叩いて笑っていたが、自分はちっとも笑えなかった。
あの厳格で逞しい戦士の様相はどこへやら。
人形に入り市井を見守っていた太守に対して頼れる兄のような言葉を投げ、家族だと言い、体を張って戦いに赴き剣を振っていたのは、ただ「小さな可愛い弟きゅん」をよしよししたいがためだったのだ。
純粋にただ気持ち悪いと思った。
キャラ崩壊とはこのことを言うのだな、と冷めた気持ちで見つめていた。

それでも、やはりSNSでは好評だった。

1-3. 「もしかしてユーザー媚び?」という新たな不信感

徐々に自分は「中の人の好み」の反映もあるだろうが、その根底はユーザー媚びにあるのだろうかと邪推するようになった。
ようするに「ほら、こういうグ・ラハ可愛いでしょ!」「この二人が好きでしょ!」「真面目だったお兄さんのギャップが見られるの嬉しいでしょ!」という感じである。
無論、先述のとおりこれはただの邪推だ。
しかしながら結果として、それらの描写は一部の層には嬉しいだろうがそうでない人間からしてみたら興ざめもいいところである。
実際に、少なくとも自分は中の人の好みかユーザー媚びか、という邪念がつきまとうようになってゲームのシナリオに集中できなくなってしまった。

黄金でも意味不明なキャラごり押しシーンがあった。リビング・メモリーでのグ・ラハとの謎ゴンドラデートである。
プレイ中は「わざわざカットシーンにするくらいなのだから意味のあるシーンなのだろう」と思っていたが、内容としてはヴェーネスの言葉をそのまま借りた問いかけをするだけの非常に薄っぺらいものだった。
しかもそれが結末に大きな意味を成すこともなく、かつ時間がないと言われている中で呑気なことをしている場合かと考えていたこともあって、今思い返しても「あのシーンは何のために存在したのだろう」という疑問を禁じ得ない。

ファンサービスと言われればそれまでかもしれないが、しかしファンサービスとは「そのファンにしか刺さらない」ので、そうでない人からすればnot for meの意味のないものになる。
それがわざわざメインストーリーの佳境に差し込まれるというド級の優遇っぷりだ。

やっぱり中の人がグ・ラハが好きなんだろうな。
今やシニアストーリーデザイナーである石川氏がグ・ラハ推しを公言しているという事実も、この考えを補強してしまっている(※運営側が気に入っているキャラを口にすべきでない、という主張をしているわけではない)。

2. ゲームに何の還元もなかった「新生10周年」

2-1. 運営との温度差を感じた「10周年記念イベント」の数々

昨年はFF14にとって大切な記念の年だった。そのため、特設サイトまで設けられ、記念すべき新生10周年にFF14がどのような取り組みを行いアニバーサリーイヤーを盛り上げていくかを日々更新していた。

内容は以下だ。

・読み物の公開(秘話、インタビュー)
・SSを公募したモザイクアート公開
・エオルゼア体操なる動画を公開
・ポテチや輪島塗の皿などのコラボ商品
・某料理サイトとのコラボ
・某デパート、KFCとのコラボ
・関東、関西での花火大会
・日本でも行ったオケコンの海外公演
・ファンアート、髪型コンテストの開催
・記念グッズの販売
・グルポで使える記念フレームの実装
・記念モグコレの開催

このうち、ゲーム内に実装され(応募しなければ景品を得られないコンテスト系を除く)かつ全ユーザーに影響するのは「記念フレームの実装」と「記念モグコレの開催」のみである。

え?これだけ?

しかも、モグコレに関しては景品を確認したところちょっとゲームをやればすぐに手に入るものばかりで、このために用意された特別景品はポートレート教材だけだった。

正気か?

2-2. 数年歴のプレイヤーには意味がないゲーム内の「10周年イベント」

記念フレームの実装はまだいい。FCのメンバーやフレンドと一緒に遊ぶ時などに、記念フレームを使用してSSを撮る人もいる。
その時の楽しさを盛り上げるのにちょうどいいだろう、それはわかる。

だがモグコレは理解ができなかった。
高レートの景品であった「ヘアカタログ:サイドテール」「演技教本:警備する」はボズヤをやればいつか手に入るし、「サムライ・バード」「演技教本:寒がる」もエウレカのロックボックスから確率で入手できる。
「ファットキャットパラソル」や「演技教本:ホウキで掃く」に至っては戦闘コンテンツですらなく、蒼天街でギャザクラをやるだけで入手可能だ。
とはいえ、上記景品の入手元は紅蓮や漆黒時代に実装されたコンテンツだから、今となっては全盛期に比べれば過疎気味であることは確かだ。
つまるところ「過去コンテンツとなり過疎気味になっているからマケボ価格が高騰している」アイテムなのである(とはいえ蒼天街はそもそも自分1人で進めるコンテンツなのだから、時間さえかければ誰でも手に入れられる)。
ということはこの景品ラインナップは新規勢向けなのだと考え至るのは非常に容易かった。

残る景品交換としてはそこそこ人気がある家具や、オーケストリオン譜ばかり。
FF14を数年遊んでいるユーザーならばどこかで入手している可能性があるものばかりだ。前述したコンテンツを遊んで既に報酬を手に入れている人にとっては何のうまみもない。
なんだったら通常開催されているモグコレと景品の雰囲気は何も変わらない。

自分もその一人だった。
そのため自分の新生10周年記念イベントは記念フレームでSSを撮ってポートレート教材を貰うだけで全て終わった。
そのうえこの時のモグコレはMGP引換券がなかったので、以降に獲得したトークンは不用品として全て捨てた。

その一方で、10周年記念と称したコラボ商品やリアルイベントなどを大々的に宣伝しているFF14の公式アカウント。
さすがに10周年記念を冠したゲーム内コンテンツとしてはあまりにも薄いという声もちらほら見かけた。

これが買いきりゲームならわかる。リリース後に開発期間を終えれば、長く愛してくれるユーザーに返せるものはリアルイベントやグッズなどによる盛り上がりだ、という判断になるだろう。
開発期間が終わってしまったゲームに追加要素を実装することは不可能に近い。

しかしこのゲームは現在進行形でアップデートを続けているMMORPGである。そんなゲームで実装された10周年記念のアイテムが、まさかの使いどころが限られるSS撮影用のフレームとポートレートだけ?
ふざけるな、と思った。
特別なおしゃれ装備とか、マウントとか、新生祭の季節イベント報酬に幻想薬を1個追加するとかあっただろう。繰り返すようだが数年このゲームを遊んだ人には何のうまみも喜びもない。盛り上がろうにも全く盛り上がらない。
リアルイベントも現地まで行ける人やチケットが当たった人しか参加できない。中には身体的な理由で混雑が予想されるイベントには行けないという人もいるだろう。オンライン中継という手段を用いたところで、現地で味わえる熱と、映像上で感じる温度感は雲泥の差だ。

にもかかわらず、このゲームの運営は「現在進行形でアップデートしているゲームに還元する」のではなく「限られた人しか参加できないリアルイベントでの還元」を選択したのだ。
コラボ商品も販売開始時刻からほんの数分でめぼしいものは完売してしまった。
その他にはネット上の読み物とエオルゼア体操という謎の動画だけ。
さすがにこの辺りで運営のやり方を卑しく感じるようになった。

10周年って、それだけ長く遊んでいるユーザーがいるからこそ迎えられる記念年だと思うのだが?
まさか長くゲームを遊んでいる人ほど恩恵がなく、最近始めた人にしか還元されない景品とは恐れ入った。

2-3. 目を見張った開発擁護の声

先述のとおり「10周年記念を冠したゲーム内コンテンツとしてはあまりにも薄い」という意見はあった。
だが「黄金の開発が佳境である中でこんなに企画してくれてるのに文句を言うとかありえない」「運営のやり方が嫌ならゲームやめればいいのに」「リアイベに行けない層が嫉妬してるだけ」という投稿があったことも事実だ。
部分的には一理あると納得する理路整然とした意見もあったが、多くの場合は運営ファーストの擁護で驚いたことを覚えている。

黄金の開発期間中であったからリソースがなかった、というのは理由としてありえるだろう。
しかし「黄金の開発が佳境だろうから、このくらいの景品になるのはしょうがない」とユーザーが開発のことを慮る状況そのものが異常である
2023年が新生10周年の年になるなんてその時にならないとわからないことではないし、何なら漆黒の時点で視野に入れていただろう。それならば合間に少しずつ準備を進めることもできたのではないだろうか。
確かに運営は人間だが、向こうは企業でありこちらは顧客だ。つまりビジネスで成り立っている関係であるという大前提を忘れている擁護派の意見は、また自分に不信感を抱かせるには充分だった。
こちらが費やした金による利益を、限られた人にしか還元しないのは勘弁願いたい。繰り返すがこれは買いきりゲームではなくMMOPRGなのだから。

3. 黄金のレガシーリリース前後で増した不信感

待ちに待った新パッチ。
海外や日本で開催されたファンフェス(このファンフェスも海外と日本で格差がありすぎて疑問を抱いているものの割愛する。…このゲーム、本当に日本産のMMORPGだよな?)にてさんざんユーザーの期待を煽ってリリースされた最新拡張パッチで、自分は「いよいよこの運営はもうダメかもな」と考えるようになった。

7.0前後で自分が運営への不信感を増した原因は主に2つだ。
「このストーリーでリリースしていいと判断したという事実」「あまりにも適当なチェック体制」である。

3-1. このストーリーでリリースしていいと判断したという事実

ストーリーに関する不満点は、多くの人がフォーラムやnoteにて書きこんでいる不満点と概ね合致している。キャラクターの深堀りが全くないストーリー、ウクラマトへの主人公交代、設定の荒さにご都合主義、話の都合でIQを下げられた暁の面々。
あれはヒカセンによる物語ではなくウクラマトによる物語だ。ヒカセンはそれを後ろから眺めてウクラマト全肯定マンの「役割」を果たしていただけ。

せっかく双子の兄の迷言として長年イジられ続けてきた「エンタープライズ発信!」が綺麗に昇華されたのに、また新たな迷言として残ってしまった「シャイア…イディルシャイアと名前が似ているね」。
おそらくゴブリン族とホブリン族は姿形が似ているから、共通したルーツがあるのかもしれないということを言いたかったのだろうが、あまりにもバカバカしいセリフだった。

ストーリー面での詳細な批判はあまりにも長くなるので割愛するが、どうしてもここで文章として残したいのは「戴冠式の際に公開された絵石板」だ。
ウクラマトとコーナの、2人の王による新たな時代の幕開けを意味する石板。そこに元連王グルージャジャの実子であるゾラージャの姿はなく、また戴冠式そのものもゾラージャの存在を忘れたかのように誰も気にすることなくお祝いムードを演出していた。

さすがに寒気が走った。あまりにも露骨すぎる。
人を知りたい、民と家族が大好きで皆を笑顔にする王になりたいと何度も何度も口にしていたウクラマトがとった行動は「兄ゾラージャの存在を歴史から抹消する」ことだった。
少なくとも自分はそう受け取った。
自分の理想に反するものはどこまでも排斥する独裁王がここに生まれたのだと、今までFF14で見せてくれた「どんな人とでも対話し、わかり合おうとする姿勢」は黄金のレガシーという物語でなかったことにされたのだ。

マムークの人々だって、長年の信仰をあっさりと捨て去ったことでウクラマトと和解したが、あのままの姿勢を貫いていれば彼女は間違いなく武力行使に出ていたと思う。
「ウクラマトはそんな人じゃない」という意見もあるだろう。理解している。なのでこれはあくまでもこちらの「感想」であり受けた「印象」だ。あの時点で、自分は彼女にそういう「印象」を抱いていたのだ。

このようなストーリーにOKを出した開発の姿勢が信じられない。
中には「MMOにストーリーを求めるなよ」という声もあるが、FF14はストーリーも売りのひとつにしているのだからその理屈は通用しない。

先日のTGSでは声を受け取って今後のパッチに反映していく、とのことだったが今はその言葉を信用することができない。
11月中旬に待ち受ける7.1、その内容を戦々恐々と待ちたいと思う。

3-2. あまりにも適当なチェック体制

浮草おじさん、と呼ばれているユーザーをご存じだろうか。
黄金のレガシーで追加されたフィールドマップにて、地面から浮いている草や岩、電飾などを発見し都度フォーラムの不具合報告に投稿しているユーザーである。
ネット上では「ゲームにログインしてやることが浮草を探すこととかwww」とバカにされつつあるが、自分はこの報告、わりと洒落にならないくらいに開発にとって深刻なものであると感じている。

これは言ってしまえばグラフィック破綻だ。
自分はグラフィック方面の知識に明るくはないので具体的になぜこの現象が発生しているのか想像すらできないが、少なくともユーザーに金を払わせて買わせた商品のグラフィックが至るところで崩壊しているということである。
しかも7.0ではグラフィックアップデートにより高品質なグラフィック表現が可能になったと大々的に宣伝してからのこの体たらくである。
中には岩に貼りつけるテクスチャが不自然であるというものもあった。該当の画像を見たところ、確かにそもそも種類が違うテクスチャが貼られていて不自然なパッチワークのようになっていた。

これを、リリースしてからユーザーに報告されるまでスタッフの誰も気づかなかったというのは大問題であると感じる。
ひとつやふたつならば仕方がないと思うが、あまりにも量が多すぎるのだ。

直近では上記ユーザーが報告した内容の他に、最近になって穴場だと話題にあがったコザマル・カのとあるスポットで、岩が割れているという報告もあった。

今までの拡張でこのような報告があっただろうか?自分の記憶の中ではなかったように思う。先のとおりひとつやふたつならばあったかもしれないが、少なくともここまで大量のグラフィック破綻報告は見たことがない。
装備の貫通などならまだしも、バックグラウンドからこれほどの数の報告があがった記憶は皆無だ。

では今までの拡張と今回の拡張で何が変わったのかを考える。
一番に考えられるのは、やはりグラフィックアップデートだろう。
であれば、グラフィックアップデートによりここまでの影響が出ていると考えるのは自然である。
フォーラムを見てみれば黄金エリアだけではなく、既存エリアでもアップデートの影響により景観破壊などの不具合報告が発生していた。

本当にグラフィックアップデートが原因で起きた不具合なのであれば、逆に何のために行ったグラフィックアップデートなのだろう。
外観が綺麗になるどころか道端の草や岩が浮いてそもそもの見た目に支障をきたすならば、アップデートをする意味はあったのだろうか。
(というかグラフィックアップデートをするならせめて黄金の主要キャラクターの服くらいは対応してやれ)

少なくとも上記の不具合はチェックで見つけられないままリリースされたということなのだから、パッケージ代を払って、月額課金をしているユーザーがデバッグをしているようなものだ。
人間がやることなのだから多少のバグは見逃されたままリリースされても仕方がないと感じているが、今回は今までの拡張パッチからは比にならない量の不具合報告が上がっている。
このことについて開発や運営はどう捉えているのだろう。

黄金のレガシーはストーリーにおいても、グラフィック面においても、およそ今までのFF14とは思えないほどの体たらくを晒している。
そのチェック体制の杜撰さに肩を落とすばかりだ。

4.まとめ

最近のFF14からはユーザーファーストの姿勢が感じられない。
グラフィックアップデートにおける声明文も、特定ジョブに起きているバグについての声明文も、その後のやり方についても、あまりにも一方的であると感じる瞬間が増えた。

おそらくは今まで運営のやることに対して何でもかんでも褒めちぎり、賞賛し、擁護してきたユーザーにも責任があると思う。
最近の界隈を見ているとあまりにも同調圧力と言論統制が酷すぎるのだ。
今なお懸命にグラフィックアップデートに声を上げている人に対して「まだ言ってるの?」「いい加減にしつこい」「カスハラが過ぎる」と心無い言葉を使う人はたくさんいる。
(win版以外のプレイヤーは7.0リリースまでキャラグラを確認する手段がなかった、という事実をお忘れなのだろうか)

現状、自分は今所属しているコミュニティに恵まれ、7.25で実装される予定の大規模コンテンツという楽しみがあるためにかろうじて課金を続けている。しかしそれがなければ7.0を終えた時点で引退していたと思う。
だが、今後のストーリーや運営の姿勢によっては、それらがあったとしても、場合によってはいつでも課金を切る覚悟だ。

もう少し理路整然に記載するつもりが全くできなかった。申し訳ない。

2024.10.1 誤字修正と追記

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