歯を抜くことになった人へ。

抜歯までもう時間がない人へのまとめ
腹は満たしておけ
1番痛いのは麻酔
麻酔が切れるタイミングは枕にタオルを敷いて寝てやり過ごせ
抜歯後は雑炊などゆるいものを食え

はじめに
みなさんは歯を歯医者さんで抜いてもらう、すなわち抜歯をやったことがあるだろうか。私はそれなりにあるので、TwitterのTLで「親知らず抜くことになった……」などと不安げにつぶやいている人に、おせっかいにも駆け寄り背中を撫でてアドバイスをするようなリプを送りつけている。歯を抜くことになっただけでおせっかいなリプが飛んでくるというのもどうかと思ったので、ここに少しまとめておこうと思ったのがこのnoteの発端である。

私の抜歯歴について
中学生のときに矯正歯科に通い始め、その影響で親知らず4本全てとその辺の永久歯3本、なぜか生え変わってくれなかった乳歯1本の計8本を抜いている。その辺の永久歯というのは犬歯の奥かそのまた奥か、その辺である。幸い全て比較的真っ直ぐ生えており、大きな切開も歯を砕くこともなく難産ではなかったが、8本というのはまあ多い方だと思う。

自分語りをお送りしたが、以下個人的に抜歯のとき心がけると良いと思うことである。

腹は満たしておけ
抜歯をする前、基本的にあらかじめ痛み止めの頓服薬(カロナール、アセトアミノフェンのことが多い)や化膿止めの薬を飲まされる。それらの薬は空腹時に飲むと胃が荒れる可能性があるため、あらかじめ何か食べてお腹を満たしておいた方が良い。また、抜歯後の痛みや傷の具合によっては食欲がなくなったり、充分に咀嚼できなくなったりすることがあるため、先にしっかり食事を摂っておくと安心である。

1番痛いのは麻酔
正直これは人によるかもしれないが、基本的に抜歯中1番痛いのは最初の麻酔の注射である。抜歯するにあたり口の中でいろいろなことをされると思うが、痛くないのでリラックスを心がけた方が疲れない。また、怖い場合は感覚がないのに任せ、何をされているか無理に考えない方がいい。もしも痛くなったらちゃんとうめいて歯医者の先生に痛いと伝え、追加の麻酔をもらうこと。

麻酔が切れるタイミングは枕にタオルを敷いて寝てやり過ごせ
個人的No.1Tipsである。帰り道くらいは麻酔が効いていて痛くないと思うが、麻酔が切れてくると流石に傷が痛む。そのタイミングでお昼寝をすると痛みを寝てやり過ごすことができる。コツは麻酔が切れる前に寝落ちることである。また、麻酔が効いているうちは唇の感覚がなく、自分の口が空いているかもわからないのでよだれを垂らしてしまうことがある。そのため、寝るときは枕に汚れても良いタオルを敷き、よだれが垂れても大丈夫なようにしておくと良い。傷が塞がっていないうちは血が混じることもあるので、枕カバーなどにシミを作らないためにも汚れても良いタオルを敷こう。

抜歯後は雑炊などゆるいものを食え
食欲があって食べられそうなときはゆるいものがおすすめである。傷の具合や縫合の糸の張りによっては、口が開きにくいことや咀嚼が充分にできないことが起こり得る。また、傷口に何か物が挟まることも避けたい。そのため、スプーンで少量ずつ口の中の任意の場所に運ぶことができ、軽い咀嚼でも飲み込めるような雑炊やお粥が良い。

以上個人的に抜歯のとき心がけると良いと思うことである。どうかこのnoteが抜歯をすることになったあなたの背中を撫で、励ましとなることを願う。

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