見出し画像

サステイナブルな東海道行脚記録【静岡編】②<由比宿~藤枝宿>

こちらの記事の続きです。

東海道をじわじわ行脚するお散歩記録。




【静岡編(前半(つづき))】

由比宿~興津宿(10.0km)

・由比駅から再開!

一月ぶり、由比駅


・由比~興津宿間には有名な薩埵峠(さったとうげ)があるらしい。つまるところ峠越えです。気合入れてこう。


相変わらず良い建物がいっぱいある


既に風景がめちゃ良い!


登坂。

・写真だと分かりづらいけど、なかなか勘弁してほしい急坂が登場。


・きついけど常に左手に海岸線が見えていて、これは歩き甲斐がある。


お~


うお~


・坂を一旦上りきったところで、開けた場所が。

薩埵峠

・いや~~~~~~~~~綺麗。

・天気良い日に来て本当に良かった。歩いて上ってきたからこその感動でもあるかも。東海道歩きたい人以外にはマジで用のないスポットだと思うけど、この眺めはかなりおすすめです。


・そこからも峠道がしばらく続き……


・今度は山道に。下っていくぜ。

・足への負担は下りが一番やばいと、前回の三島下りで学んだ。慎重に、体重をかけすぎないよう意識しつつ(意味あるのか分からないけど)歩いていく。


茂りすぎアサガオ


・ちなみに峠道の周りはずーっとみかん畑だった。みかんが有名な地域なのかな。


・ぽかぽかした丁度いい陽気を楽しみつつ、一気に下っていき……

興津川河口

・海沿いの道まで到達。アップダウンの激しい国だ。


女体の森 宗像神社。女体の森!?


普通の神社だった。当たり前だ。


・ということで興津宿到着!

・適度な難易度で見晴らしもよく、よい峠越えだった。箱根とは大違いだぜ…。


興津宿~江尻宿(4.6km)

・引き続き次の宿へ。


・マンホールの柄がサッカーだった。どうやらJリーグのチームが清水区にあるらしい。いや、詳しくなくてすみません。



日本橋から国道1号で168km。歩いたね~


無縁碑。要するに身元不明や天涯孤独の人のための碑




おそらく清水エスパルスの関係者であろう

・やはりこの町、サッカー推しだ。というかチームのある町はこんなもんなんかな。

・しかし「とび出すゆうき」ってどういうことなんだ。その勇気は持っちゃダメだろ。


なんか微妙な写真しか残っていなかった。今更か。

・ということで江尻宿到着!

・かなり短めの宿間だった。こんなんで疲れているわけにはいかない。次々!



江尻宿~府中宿(11.4km)

・府中宿へ。

・10キロ以上の道のりではあるけど、静岡の中心部に近いだけあってずっと街中だった。さっくり行きましょう。

巴川


消失点まで続く線路。こういうの撮りたくなってしまう


草薙一里塚


でっっっっっっか


こわっ。「警笛鳴らせ」って初めて見た。


BANDAIの建物


・府中宿到着!


・というかまあ、当たり前だけど、都会だ。静岡駅前だからな。


・本家本元の「駿河屋」に寄って、帰宅。駿河屋は駿河にあった。


(おまけ)駿府城公園

・また別日。静岡駅からリスポーン!

・せっかくなのでちょっと寄り道し、駿府城に行くことにした。


駿府城外縁

・城の一帯が外濠ごとそのまま残っており、中は公園になっているらしい。すごい。


駿府城公園の中。広い!


広い!!


・中に日本庭園になってる一角もあって、めちゃくちゃ綺麗だった。これ、いいぞ……。


良い……


・天守台は復元されておらず、今なお発掘調査中らしい。へ~。


・!?

・発掘調査現場見学ゾーン!?

・す、すごい。こんなの無料で見られるんだ。


・いや、ただの調査現場なので、これ以上の何かがあるかというと無いんだけど。デカさもあって実際に見ると結構ビビります。


・正直、公園と庭園だけでかなり凄いな~と思ったけど、発掘調査現場まで見れるとは思わなかった。そして広い。家康さんの影響力が伺えるな~。

・東海道、中でも遠江の一帯は基本的に家康のホームなので、このおじさんゆかりの地がしょっちゅう出てきます。駿府城は織豊期に駿河の国の居城として家康が築いたお城で、江戸開幕後、秀忠に将軍職を譲った後のセカンドライフもここで送ったらしい。そりゃあデカいわけですわな。


府中宿~丸子宿(5.3km)

・さて、気を取り直して行脚へ。


東海道にしては洋風の出で立ち


かわいい


・市街地を抜けると、程なくでかい川が出現。

静岡の橋、全部こんな感じかも


でけ~

・安部川です。

・雨が少ない時期に来たのか、川底がけっこう見えている。おかげで超でかい運動場みたいだ。


・これでようやく二つ目のデカ川越え終了。静岡全体としても半分くらいまで来たんじゃないだろうか。

・進むぜ。

臨済宗 髙林寺


つくしつくしつくし


どっかに縦読みがありそう


・そんなこんなで……

丸子宿って書いてある。マジの宿?


・丸子宿到着!

・明治天皇の行幸を記念した碑、そこらじゅうに立ってるな。世相が伺えますね。


丸子宿~岡部宿(8.5km)


・怪しげなホテルを横目に見つつ、進むぜ。


・この辺、家という家が玄関先でみかんを売ってて面白い。やっぱりみかんが有名なんすね。

・一袋くらい買っていこうかとも思ったが、いたずらに荷重をプラスすることもないか……と思い直す。


・お昼に差し掛かる。飲食店とか全然ないな~…と思っていたら、

・「食事処 東海道」という定食屋があった。これは行くしかない。


・ごく普通の定食屋だった。お値段も味も普通にいい感じ。疲れた身体に味噌汁が沁みるぜ……。



良い消火栓シリーズ



良い路地すぎる。こういう景色ばかり見たい。


・さて、またしても峠越えが始まります。東海道は峠ばっか。

足元不安定な上り坂が始まるぜ!

・「宇津ノ谷峠」というらしい。がんばるぞ。


谷合に集落が見える。近世を感じるなー。


・ハァハァ……

ずっとこんな道です


・ハァハァ……

なんかかっこいい文字の碑。


わりと滑落の危機を感じる道もある


・Audibleを聴きながら無我夢中で歩き、なんとか踏破。

・峠、途中で通り越した気がするけど、特に眺めのいい場所もなかったので写真撮り忘れていた。薩埵峠を見習ってくれ!


・下っていきます。

岡部川


柏屋

・でかい旅籠。国の登録有形文化財らしい。


・ということで岡部宿到着!



岡部宿~藤枝宿(8.1km)

・この時点で6時間ぐらい歩いてるし、途中峠も挟んだけど、足はわりと平気そう。

・靴をしっかりしたウォーキング用の靴に変えたのもあるけど(吉原のときはドンキのやっすいスリッパみたいなスニーカーだった)、やはり長時間の歩行に慣れてきている気がする。成長している……戦いの中で……!


松並木。これも東海道あるあるですね


・あ!

・悪書追放白ポストだ!

・噂には聞いていたけど、まだ撤去されていないところがあるとは。調べてみると結構現役で使われてるっぽいな。この藤枝市のやつがまだ使われてるかは分からないが……。


葉梨川


サギ?


成 田 山

・成田山ってこんなところだっけ? と一瞬分からなくなったけど、成田山新勝寺を大本山とする真言宗の一派が「成田山」の名を冠して全国に点在しているらしい。山号ってそんな感じなんだ。



・という訳で藤枝宿到着!


・静岡編、前半分がようやく終了。山あり山あり、足をぶっ壊したりと中々過酷だったけど、こういうのも「行脚」という感じがしていいですね。

・しかし静岡、長いな。新幹線駅がやたらとある訳だ。後半になればなるほど交通費もかさむけど、歩行モチベは上がるばかり。ぼちぼち歩いていきます。


>>静岡編(後半)へ続く……


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?