サステイナブルな東海道行脚記録【静岡編】②<由比宿~藤枝宿>
こちらの記事の続きです。
東海道をじわじわ行脚するお散歩記録。
【静岡編(前半(つづき))】
由比宿~興津宿(10.0km)
・由比駅から再開!
・由比~興津宿間には有名な薩埵峠(さったとうげ)があるらしい。つまるところ峠越えです。気合入れてこう。
・写真だと分かりづらいけど、なかなか勘弁してほしい急坂が登場。
・きついけど常に左手に海岸線が見えていて、これは歩き甲斐がある。
・坂を一旦上りきったところで、開けた場所が。
・いや~~~~~~~~~綺麗。
・天気良い日に来て本当に良かった。歩いて上ってきたからこその感動でもあるかも。東海道歩きたい人以外にはマジで用のないスポットだと思うけど、この眺めはかなりおすすめです。
・そこからも峠道がしばらく続き……
・今度は山道に。下っていくぜ。
・足への負担は下りが一番やばいと、前回の三島下りで学んだ。慎重に、体重をかけすぎないよう意識しつつ(意味あるのか分からないけど)歩いていく。
・ちなみに峠道の周りはずーっとみかん畑だった。みかんが有名な地域なのかな。
・ぽかぽかした丁度いい陽気を楽しみつつ、一気に下っていき……
・海沿いの道まで到達。アップダウンの激しい国だ。
・ということで興津宿到着!
・適度な難易度で見晴らしもよく、よい峠越えだった。箱根とは大違いだぜ…。
興津宿~江尻宿(4.6km)
・引き続き次の宿へ。
・マンホールの柄がサッカーだった。どうやらJリーグのチームが清水区にあるらしい。いや、詳しくなくてすみません。
・やはりこの町、サッカー推しだ。というかチームのある町はこんなもんなんかな。
・しかし「とび出すゆうき」ってどういうことなんだ。その勇気は持っちゃダメだろ。
・ということで江尻宿到着!
・かなり短めの宿間だった。こんなんで疲れているわけにはいかない。次々!
江尻宿~府中宿(11.4km)
・府中宿へ。
・10キロ以上の道のりではあるけど、静岡の中心部に近いだけあってずっと街中だった。さっくり行きましょう。
・府中宿到着!
・というかまあ、当たり前だけど、都会だ。静岡駅前だからな。
・本家本元の「駿河屋」に寄って、帰宅。駿河屋は駿河にあった。
(おまけ)駿府城公園
・また別日。静岡駅からリスポーン!
・せっかくなのでちょっと寄り道し、駿府城に行くことにした。
・城の一帯が外濠ごとそのまま残っており、中は公園になっているらしい。すごい。
・中に日本庭園になってる一角もあって、めちゃくちゃ綺麗だった。これ、いいぞ……。
・天守台は復元されておらず、今なお発掘調査中らしい。へ~。
・!?
・発掘調査現場見学ゾーン!?
・す、すごい。こんなの無料で見られるんだ。
・いや、ただの調査現場なので、これ以上の何かがあるかというと無いんだけど。デカさもあって実際に見ると結構ビビります。
・正直、公園と庭園だけでかなり凄いな~と思ったけど、発掘調査現場まで見れるとは思わなかった。そして広い。家康さんの影響力が伺えるな~。
・東海道、中でも遠江の一帯は基本的に家康のホームなので、このおじさんゆかりの地がしょっちゅう出てきます。駿府城は織豊期に駿河の国の居城として家康が築いたお城で、江戸開幕後、秀忠に将軍職を譲った後のセカンドライフもここで送ったらしい。そりゃあデカいわけですわな。
府中宿~丸子宿(5.3km)
・さて、気を取り直して行脚へ。
・市街地を抜けると、程なくでかい川が出現。
・安部川です。
・雨が少ない時期に来たのか、川底がけっこう見えている。おかげで超でかい運動場みたいだ。
・これでようやく二つ目のデカ川越え終了。静岡全体としても半分くらいまで来たんじゃないだろうか。
・進むぜ。
・そんなこんなで……
・丸子宿到着!
・明治天皇の行幸を記念した碑、そこらじゅうに立ってるな。世相が伺えますね。
丸子宿~岡部宿(8.5km)
・怪しげなホテルを横目に見つつ、進むぜ。
・この辺、家という家が玄関先でみかんを売ってて面白い。やっぱりみかんが有名なんすね。
・一袋くらい買っていこうかとも思ったが、いたずらに荷重をプラスすることもないか……と思い直す。
・お昼に差し掛かる。飲食店とか全然ないな~…と思っていたら、
・「食事処 東海道」という定食屋があった。これは行くしかない。
・ごく普通の定食屋だった。お値段も味も普通にいい感じ。疲れた身体に味噌汁が沁みるぜ……。
・さて、またしても峠越えが始まります。東海道は峠ばっか。
・「宇津ノ谷峠」というらしい。がんばるぞ。
・ハァハァ……
・ハァハァ……
・Audibleを聴きながら無我夢中で歩き、なんとか踏破。
・峠、途中で通り越した気がするけど、特に眺めのいい場所もなかったので写真撮り忘れていた。薩埵峠を見習ってくれ!
・下っていきます。
・でかい旅籠。国の登録有形文化財らしい。
・ということで岡部宿到着!
岡部宿~藤枝宿(8.1km)
・この時点で6時間ぐらい歩いてるし、途中峠も挟んだけど、足はわりと平気そう。
・靴をしっかりしたウォーキング用の靴に変えたのもあるけど(吉原のときはドンキのやっすいスリッパみたいなスニーカーだった)、やはり長時間の歩行に慣れてきている気がする。成長している……戦いの中で……!
・あ!
・悪書追放白ポストだ!
・噂には聞いていたけど、まだ撤去されていないところがあるとは。調べてみると結構現役で使われてるっぽいな。この藤枝市のやつがまだ使われてるかは分からないが……。
・成田山ってこんなところだっけ? と一瞬分からなくなったけど、成田山新勝寺を大本山とする真言宗の一派が「成田山」の名を冠して全国に点在しているらしい。山号ってそんな感じなんだ。
・という訳で藤枝宿到着!
・静岡編、前半分がようやく終了。山あり山あり、足をぶっ壊したりと中々過酷だったけど、こういうのも「行脚」という感じがしていいですね。
・しかし静岡、長いな。新幹線駅がやたらとある訳だ。後半になればなるほど交通費もかさむけど、歩行モチベは上がるばかり。ぼちぼち歩いていきます。
>>静岡編(後半)へ続く……
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