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「Further progress」 〜さらなる進化〜

こんにちは!廣金亮太(ひろかねりょうた)です!!
今月のテーマは、今年の春から新社会人になっていく私達20卒にとってかなり重要かつ身近なテーマではないでしょうか。

見てくださっている方もご一緒に考えていければ幸いです。

1、Advance

本題に入っていく前に、一体「AI(人工知能)」とは何なのでしょうか。AIに関して、ニュースや新聞でも多く取り上げられる件数は多くなってきていると思います。

その前に、こちらの画像をみてください。

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「佐藤天彦名人、人工知能に敗北決定」

と、大々的に取り上げられたニュースを皆さんは覚えているでしょうか。これは、2017年4月と5月に行われた将棋の第二期電王戦二番勝負において、将棋の名人と人工知能が戦いました。多くのメディアが注目するこの試合では、なんとAIが名人に勝利したのです。その試合を終えて、佐藤名人はこう言っています。

「対局中、当初は違和感を覚えたポナンザ(AI)の不可解な一手も、自分が攻め込まれてはじめてそれは深い読みに裏打ちされた理想の一手であることに気づかされました。」

数々の戦いを制している名人であっても、AIの差す一手は読み解くことが出来ないのでしょうか。人間とAIとの力の差は存在しているのは事実だと考えられます。

では、AIとは一体何なのでしょうか。AIは、「Artificial Intelligence」の略称で日本語訳すると人工知能と言い換えられるでしょう。さらに、AIの定義は学者間で様々されていますが、総じて言えることは、人工的に作られた人間のような知能、またその技術のことを言えると思います。ここでは、そのように定義しておきたいと思います。

2、Characteristics

次に、AIについて深く迫っていきますが、ここで、下記の話を紹介したいと思います。


「近い将来に現在ある仕事の90%は機械(AI)に置き換えられる。」
                      オックスフォード大学
「この先15年で今ある仕事の49%がなくなる」
                       野村総合研究所

と、AIの脅威を予測している機関があります。AIに置き換えられてしまう仕事の特徴としては、二点挙げることが出来ます。

1、人よりもAIの方が正確にできる、作業効率が上がる

2、AIが人の代わりに全てをこなせる

つまり、データや数字を扱う単純作業の仕事は、AIが得意分野としており、人間よりも正確に多くの量が出来るというわけです。人間であれば、長時間同じ作業を続けていればミスが起きてしまうが、AIであれば、何時間働き続けていてもミスは起きません。 

上記が成り立つとすれば、AIに置き換えられずらい仕事は、人間味が出せるようなクリエイティブな仕事であるといえます。つまり、教員、医者、デザイナー、クリエイター、カメラマン、などに共通されるように創造性が必要とされ、様々な観点や経験、知見が要求される仕事だと言えます。

3、Function

AIの特性を認識したところで、次に、日本とアメリカの職場におけるAIの導入状況についてのグラフを見ていきます。

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 上のグラフから分かるように、アメリカと日本では導入状況に大きな差があることが分かります。アメリカであれば、約半数が未導入だが、計画中の職場は16,5%にも登っています。反対に、日本は約半数以上の6割が未導入でであり、今後計画中の職場はアメリカの3分の1程度にしか満たない状況であることも読み取れます。つまり、アメリカとの間に、埋めることのできないような大きな差は無いが、将来に向けて準備しているという面では、日本は遅れを取っていると認識することが大事になってきます。

さらに、下のグラフは「人工知能が果たす役割・機能」について調査したものです。

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グラフを見るとアメリカでは、AIは業務効率・生産性を高め、新たな価値創出をする値が高いが、日本では、労働力を補完する、反対に労働力をコストカットするなど、現在の日本社会において役立つものだと認識されています。ここの認識の違いがAIと共に発展していく社会に変化していく中で、大きな分かれ道となってくるのではないでしょうか。

4、Coexistence

これまでAIや取り巻く現状について見てきましたが、ここで本題のテーマを考察していきたいと思います。

「AI時代で人である自分が活躍するために」

人間である自分が活躍していくためには、AIと人間との役割分担が必要になってくると思います。AIであれば、人間が長時間継続不可能な仕事を受け持つこと。人間であれば、経験や知見から基づくような、人間にしか出来ない仕事を全うすること。といった役割分担が大事になります。

今現在、実用化されているAIは、事前に情報を落とし込むことによって機能するタイプのAIが出回っていますが、将来的には、映画やアニメなどで見られるような自分で学習し、人間が情報を落とし込まなくても自ら進化するようなAIが登場してくるはずです。

「現在ある仕事の90%がAIに取って代わる」と述べましたが、人間が人間としての役割を放置し、発展させなければ人間の知能にAIは追い付き、実際にほとんどの仕事がAIに変わっていくでしょう。

お互いの価値や強みを引き出すことはもちろん、人間が活躍していく上で、
最も重要なことは「人間として成長し続けること」です。

5、Success

第4章に続き、テーマの考察ですが、AI時代において人間は成長し続けることが重要であると述べましたが、テーマでもある自分自身はどう成長していく必要があるのでしょうか。

AIの時代の中で、私が活躍していくには「人間力を高める」ことが必要だと感じます。人間力という言葉は皆さん一度は聞いたことがあると思いますが、一体なんなのでしょうか。具体的な要素としては、

1、コミュニケーション能力

2、リーダーシップ能力          この二つが挙げられます。

私自身、この能力が最も必要だと考えており、AIが進出してくる中で、人間の成長が問われていますが、結論から言うと、人間がAIを統率し、共存していくことが大きな鍵なのです。今の技術では、追いつけないような人間の持つコミュニュケーションスキル、周りを巻き込むようなリーダーシップ能力、をネオキャリアで身につけていきたいと考えています。

 HR Techなどの最先端テクノロジーを使い、日本の顧客の満足度だけでなく、アジア各国にもその勢いを広げているネオキャリアだからこそ、更に、人間力が求められる感じております。最先端の技術を学べるからこそ、他と差をつけられる人材になっていけるのではないでしょうか。


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