走り続ける7人の少年
目の前に広がる空席
画面越しに彼らを見る夜
彼らに届いているのか分からない声援
複雑な感情で光を探し続ける
「毎回アンコールの曲はどうしようかとメンバーと話をします。」
アンコールで歌ったYoung Forever、
なぜこれを今回のコンサートで歌ったのか、
彼が放った一言に関して少し考えてみた。
今日は失敗しなかったか
観客たちの表情はどんな風だったか
だけど幸せだ
誰かに声をあげさせることができて
お前声をあげろ、もっと遠くへ
永遠な観客はいなくても僕は歌うんだ
今日の僕で永遠になりたい
永遠に少年でありたい
歌詞を一部抜粋してみたが、なんだか今回のオンコンとすごくリンクしているような気がして涙が止まらなかった。まさに彼らの今の気持ちそのままではないか。
本当だったら目の前にいるはずのARMYの姿
録音された私たちの声援
2年もの会えない月日が経っていく
私たちは彼らを見ることができても、彼らは私たちを見ることはできない。私たちARMYがいくら声を上げたって彼らの耳には届かない。
不安・悲しみ・悔しさ等々、、これらの感情を抱いて最高のパフォーマンスをしようと、怪我を負いながらも練習に励んでくれる。
そして、いつも等身大の姿を見せてくれる7人。
このコンサートも練習した日々も既に昔話の一部になってしまったけれど、ARMYにとって防弾少年団は永遠なんだ。
「永遠な観客はいなくても僕は歌うんだ」
「永遠に少年でいたいよ」
この歌詞を聞いた時にハッとさせられた。
彼らにとって永遠とはなんだろうか。
確かにできることなら永遠に続いて欲しいけど、いつかは終わりが来る。「永遠はない」ということを知ると余計に永遠を求めてしまう。
永遠なんて続く訳ないのに、やっぱりどこかで縋ってしまう自分がいる。
あらゆる賞を受賞して、記録を塗り替えて、伝説をたくさん残し続けているけれど、いつかは彼らの存在が忘れられる日が訪れるかもしれない。
けれど、私たちと同じ時代を真っ直ぐに走り続けてくることに改めて感謝と敬意を伝えたい。
着陸がいつ来るのか。私たちは勿論、彼ら自身も分からない。それでも次の夢へと走り続ける彼らの背中を押してあげられることが、私たちの役目なのではないかと思う。
寒い冬が過ぎ去って、綺麗に咲いた桜の下で彼らに会える春が来ることを願いながら。
p.s.
私の1番大好きなYoung Forever歌ってくれてありがとう😭考えて抜いた結果この曲を選んでくれてありがとう😭
これだから花様年華は儚くて美しいんだよ、、、
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