残る言葉

「以前あなたが言っていた言葉でそういう絵を描いていきたいな、って思えたの」

私が以前、先輩に言われた言葉です。

この先輩が仰っている私が以前言ったこと、というのが

「絵にはうまい、下手以外に生きている、生きていないという観点があるのではないか。いくら上手くても生きていない絵はあまり好きになれない」

という様な言葉でした。

では、この言葉をどんなメディアで発信したかというと、

手紙でも会話でもない、ツイッターでした。

自分が気軽に発信できるメディアだからこそ、他人が発信する情報量も多く、

昨日見た誰々のツイートを思い出せといわれてもなかなかできることではありません。

そんな一度しか目にしなかったあろう情報を(お気に入り登録された記憶はなかったので)

今までずっと覚えていてくれた人がいたことをすごく嬉しく思いました。

会話、SNS、メール、手紙、電話などなど

どんな媒体で発信されたとしても言葉というものは、

媒体によって程度は違えど人の心に残る可能性を持っている物だと思いました。

それが、良い意味でも、悪い意味でも。

ちなみに私が覚えてる最近の言葉は、

「君の四年間の大学生活を見れたことが、なによりもの対価だよ」

「きっと男だったらもっと勉強ができて、もっとすごかっただろにね」

でした。

言葉は時々どこかに引っかかります。

良くも、悪くも。


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