【村田製作所】【世界NO.1のセラミックコンデンサ企業】【5G&EVの両大潮流の大本命】【日本電産と並ぶ、、、和製エースストライカーの一角】
チームやまえつの、、いや日本のエースである泣く子も黙るエースが村田製作所である。セラミックコンデンサ界においては不動の世界ナンバーワン企業で、中国市場の急回復の恩恵を受けて受注は大きく跳ね上がり、これからの5G本格化でも、爆発的に需要は伸びて来るであろうエース村田製作所は、日本電産とならび、これから大きく飛躍を期待している銘柄である。まだまだ下書き状態なのでこれからどんどんニュースを記載していきたい。
■チームやまえつのスタメンメンバー達(ほとんど不動のレジェンド揃い)の中でも、特にFWとして最前列に配置しているのがこの村田製作所である。日本を代表する世界一の部品メーカーとして和製ツートップの一角を占めている。
1.村田製作所の概要
大手電子部品メーカー。ファンクショナルセラミックスをベースにコンデンサ(チップ積層セラミックコンデンサ)、圧電製品(フィルタ・センサ・発振子)、モジュール製品(通信・電源)の製造販売。チップ積層セラミックコンデンサ、表面波フィルタ、ノイズ対策部品・EMI除去フィルタ、コネクティビティモジュール、wi-fiモジュール、ショックセンサは世界1位。主要製品はチップ積層セラミックコンデンサ(スマートフォン・タブレットやカーエレクトロニクス等に使用)、圧電製品(表面波フィルタ/携帯電話向け、セラミック発振子/コンピュータ向け)など。米アップル社へはスマートフォン向けコンデンサーを供給。2013年東京電波を完全子会社化。20014年スマホ部品の米ペレグリン社を買収、横河電機<6941>とプラントのフィールド無線通信分野で提携。2016年指月電機製作所<6994>と資本業務提携、東光(東証1部)を完全子会社化。2017年ソニーから電池事業を譲受。2019年作業者安全モニタリングシステムを戸田建設<1860>と共同開発。
■海外売上比率 90%以上
63社の海外関連会社を持ち、常時650名以上の海外出向社員がいる。
■取扱商品一覧
・コンデンサ(積層セラミックコンデンサ、導電性高分子アルミ電解コンデンサ、シリコンコンデンサ、自動車用高耐熱フィルムコンデンサ )
・圧電製品(表面波フィルタ、超音波センサ、発振子、圧電センサ、セラミックフィルタ)
・コンポーネント(インダクタ、EMI除去フィルタ、コネクタ、MEMSセン サ、サーミスタ、リチウムイオン二次電池)
・通信モジュール(コネクティビティモジュール、メトロサーク、高周波モジュール)
・電源モジュール、その他コンポーネント(高周波コイル、メタルコイル、EMI除去フィルタ、MEMSセンサ)
■ザイオンラインでも村田製作所は特集記事
2.多くの製品分野で世界シェア№1である。
■チップ積層セラミックコンデンサ 世界シェア 40%
■表面波フィルタ 世界シェア 50%
■ノイズ対策部品 世界シェア 35%
■高周波インダクタ 世界シェア 30% などなど
3.市場規模
コンデンサ、センサ、ダイオード、トランジスタ半導体など電子部品市場規模は、世界全体で104兆円規模に及び今後さらに拡大していくと予想される
4.長期ビジョン
2025年のムラタのありたい姿
■CS/ESがドライブするイノベーション
世界中の従業員がつながることでイノベーションを起こし、新たな価値を創造する。
■グローバルNo.1部品メーカーであること
各事業のターゲット領域で、価値提供のカタチを部品からソリューションに広げながら、お客様から一番に選んでもらえるメーカーでありたい。
■基盤市場、挑戦し続ける市場、さらにその先を見据えて
コア・コンピタンスを強化し、獲得しながら以下を実現する。
自動車市場を通信市場に続く基盤市場と位置付け収益の柱に。
エネルギー、メディカル・ヘルスケアは長期的な視点で挑戦を続ける。
将来有望なNEXT NEWを探求する。
売上高 2020年度 1.5兆円 ⇒ 2022年度 2.0兆円
■研究開発費は常に右肩上がりで、技術に慢心せずつねに先行投資を行う社風が数字にも表れている。以前、日経ビジネスの特集で、技術力のあるメーカーである、京セラ、ロームなどと村田製作所を比較する特集が組まれていたが、研究開発などの数字で数ある優秀な会社の中でも飛び抜けていたのが村田製作所だったのを思い出した。
■特許件数も世界でもトップクラス 9136件の特許取得。
さすが、世界のムラタですね。
■5G向け好調の村田製作所が狙う、次の「収穫」次世代技術の開発にいち早く着手して種をまき、実際に必要とされる段階ではライバルがマネできない製品を投入することで高い収益をあげてきた。次に収穫を狙うのは、高速通信規格「5G」で利用される超高周波数帯の「ミリ波」対応の部品だ。
■容量は100倍。村田製作所の全固体電池が産業機械に採用。同社の全固体電池は一般的な酸化物全固体電池に比べ、100倍程度の容量を持つのが特徴。定格電圧がリチウムイオン二次電池(LIB)と同じ3・8ボルトで数十ミリアンペア時の高容量を実現している。野洲事業所(滋賀県野洲市)で月10万個体制で量産し、供給を始める。
■村田製作所は全固体電池も
■中國市場での売上比率非常に高い
村田製作所⇒50%以上
日本電産⇒20%以上
チームFCやまえつの和製ツートップは共に高い中國シフトですなぁ。特に村田製作所の50%超えは凄まじい中國シフト。
https://twitter.com/winningtickets2/status/1475568926465859584?s=20&t=d6HLibS8wGyyP0PSq79jiw
■三層経営
村田製作所:中島社長「部品売り」一辺倒からの脱却を訴え改革を進める村田製作所の中島規巨社長。誰もスマホを持たなくなると予想する未来と、そんな時代を勝ち抜く「3層経営」と呼ぶ会社の将来像とは。
https://twitter.com/nikkei/status/1499343864238333954?s=20&t=d6HLibS8wGyyP0PSq79jiw
村田製作所:稼ぐ力で挑む3層経営 部品単体から変革。主力の積層セラミックコンデンサMLCC。世界四割シェアで徹底した自前主義でブラックボックス。限界利益率は50%以上である。が、圧倒的に強いMLCC以外にも
利益源を多様化させていきたい。
https://twitter.com/winningtickets2/status/1481106991150145537?s=20&t=d6HLibS8wGyyP0PSq79jiw
5.結論
村田製作所は、世界一の精密セラミックコンデンサ企業であり、業績も右肩上がりである。部品メーカーとして、現在は世界シェア首位を多数擁しているが、中長期経営ビジョンとしても【部品メーカーとしてグローバルNo.1部品メーカーであること】を明確に示しており、右肩上がりの業績と、それを継続できるだけの先行投資、研究開発を怠らない社風からもやまえつが安心して長期で保有を継続する企業の一つである。決算発表で一喜一憂せずにここはロングタームで見て行きたい。
■NAKABAさんの母上も、村田製作所には投資されている。まさに慧眼。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?