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【超絶バリュー銘柄・1381アクシーズ】【金の卵】【時価総額182億 営業利益33億で激安放置のバリュー】
1.概要
■企業概要:
鶏肉会社、鹿児島市本社。ニワトリの飼育・鶏肉供給と鶏肉加工食品の製造販売(飼育から鶏肉加工食品製造販売まで一貫生産)、Antibiotic-Freeチキン(無薬飼育鶏肉)に特色。主力製品はブランド鶏肉「薩摩ハーブ悠然どり」。飼料製造・種鶏飼育・雛生産・ブロイラー飼育・鶏肉加工・鶏肉加工食品製造・外食までグループ内でインテグレーション(一貫生産)、トレーサビリティ(履歴情報)を確立。日本ケンタッキー・フライド・チキンのシェアは約40%。その他、「ゼオライト原石」を原料としたゼオライト製品、「シラス土壌」を原料としたシラスバルーンの製造販売、外食店舗向けの無化学肥料減農薬野菜の販売を営む。外食事業はケンタッキー・フライド・チキン、ピザハットのフランチャイズ店舗を経営。2018年日本ハム<2282>と資本業務提携。主要取引先はフードリンク、ニチレイフレッシュ。
■取扱商品:
・インテグレーション(種鶏農場、孵卵場、肥育農場、加工工場、食品工場、パッキング工場、研究開発、飼料工場ーレンダリング工場)
・種鶏(調達)、鶏肉、ブランド「薩摩ハーブ悠然どり」(飼育、供給)
・加工食品(唐揚、鶏レバー煮込み、ソフトチキン、チキンナゲット、ジャンボカツ、チキン竜田揚)
・ケンタッキーフライドチキン店舗、ピザハット店舗運営
・ゼオライト製品、シラスバルーン、外食店舗向け無化学肥料減農薬野菜
http://www.axyz-grp.co.jp/ir/zaimu
2.四季報21/6/18記事より
★特色:鶏肉国内大手。ケンタッキー(KFC)と食肉卸向け柱。飼料製造から加工まで一貫。外食FCも
★順調:主力の鶏肉生産は相場が高水準で進捗。肥育施設の新設が効き生産量向上。外食も巣ごもり需要旺盛続く。22年6月期は鶏肉生産量好伸で販売数量増。外食FCもドライブスルーなど伸びる。減価償却費や飼料価格の高騰こなし営業微増益。
★外食:KFCは来期中に新規出店や既存店のリニューアル10程度。時短営業でも割引キャンペーンなど展開で集客狙う。
3.業績
売上高・利益額ともに右肩上がりである。
直近、四半期も勢いは衰えていない。売上高は昨対6%、営業利益も2%の上昇。
営業キャッシュフローマージンも安定的に高い。
セグメントは、食品82%と外食15%とこの2つでほとんどを占めている。利益率は食品が15%、外食が13%である。
4.社長あいさつ
5.結論
時価総額:182億円 売上高:211.6億
営業利益額:33.7億 営業CF:29.3億
営業利益率:15.9% 営業CFマージン:13.8% と非常に高い
過去5年間の営業利益率、営業CFマージンの推移は、営業利益率は13~15%、営業CFマージンも12~13%で安定している。
売上:2017年~188、193、195、197、211、204、
営業利益:29.6、29.9、24.3、27.3、33.7、28.5
15.7% 15.4% 12.4% 13.8% 15.9% 13.9%
営業CF:25.8、23.3、23.9、27.5、29.3、-
13.7% 12.0% 12.2% 13.9% 13.8% -
株価水準は、PERが予想PERで8.9倍と、平均9.2倍よりも割安、
PBRが実績PBRで1.05倍と、平均1.33倍よりも割安となっている。
グレアムのミックス係数も、8.9×1.05=9.3倍と非常に割安で配当利回りも2.9%と平均2.2%よりも割安水準。ただ、経営計画で今後の展望がアピールが弱く、材料があまりないため、堅実ではあるが時価総額の大きな伸びは期待できないと感じる。
2018年6240円の最高値、そして2020年3月のコロナショックで一時1,666円という最安値をつけた。今は、3240円と上昇基調であるが、外食需要は厳しい見込みで期待はそこまでできない。
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