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【ピーターリンチ】【優良企業に投資しているならば時間は味方になる】【株式市場にはいつでもウォール街が見過ごしている企業群がある。】【調査なしで投資することは、手札を見ないでポーカーをするのと同じ】


ピーターリンチ


優良企業に投資しているのなら、時間はあなたの味方になる。我慢できるからである。たとえ最初の5年間のウォルマートに投資できなくとも、次の5年間所有していれば満足のいく結果が得られた。

・十分な銘柄調査の結果出来上がったポートフォリオは、債権やその他の金融商品のポートフォリオよりも長期的には利回りは良い。長期であっても選別が不十分であれば、ベッドの下に現金を置いておくほうがましである。

・何をどんな理由で保有しているのか知る必要がある。「大丈夫、この株は上がる」という根拠のないアプローチは当てにならない。

・どの業界でもどの地域でも、観察力が鋭ければアマチュアであってもプロが見つける以前に高成長企業を見出すことは可能である。

企業の財務状態を十分理解しないうちに投資してはならない。財務体質の悪い企業への投資は大きな損失につながる。

調査なしで投資することは、手札を見ないでポーカーをするのと同じである。

・株を買うということは子供を養うのと同じで、世話を見ることができなくなるほど持ってはいけない。職業としない限りは、8~12社以上を十分に調査していくことは難しい。ポートフォリオには5銘柄を超えて保有してはいけない。

・投資したいという株が見つからない時は、見つかるまで資金は銀行に預けておくのがよい。

10社の調査を行えば見通しが明るくなっている企業は1社はあるものである。50社を調査すれば5社はそのような企業であろう。株式市場にはいつでもウォール街が見過ごしている企業群がある。




・心配の種はどこにでもある。週末の後ろ向きの考えや、ニュースキャスターの恐ろしい予言には耳を貸してはいけない。企業のファンダメンタルズが悪化しているのなら株を売ってもよいが、この世の終わりが来るという予言は株を売る理由にはならない。

・正確に金利、経済、株式市場を予測できる者はいない。そのような予測は忘れ去って、投資した企業に何が起こっているかに注意を払うべきである。

【ベビーブーマーが退職金を勉強せずに株式市場につぎ込む危険性を忠告した言葉】生涯、投資についてはなんら経験もなく、あるとき、突然のように退職金を受け取って、それを株式市場の注ぎ込むのです。配当と弁当の区別も付かないのに。


・株価の下落は、1月のコロラドに吹雪が吹き荒れるのと同じくらい頻繁に起こることである。株価の下落は慌てふためいて逃げ出した投資家が残して言った割安株を拾う絶好の機会である

数ヶ月間、または数年間の株価の動きと企業業績の動きには相関関係が見られないことがある。だが長期にわたっては、企業の成功と株価の上昇には密接な関係がある。両者の不均衡に着目することが、株で利益を上げる秘訣である。成功している企業を辛抱強く持ち続けることが、必ずよい結果に結びつく。


【売ってしまった銘柄が後悔するほど値上がりしたのを見て言った言葉】偉大な銘柄を捨てたことは「花を引き抜き、雑草に水をやる」をまさに地でいくようなものであった。

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