見出し画像

ウィナーズ★キング能力指数表【「※前○走 ○ヶ月前」の記載について】

【「※前○走 ○ヶ月前」の記載について】

実質調整値の投稿に続いて、この投稿も御一読願います。

能力指数表の調整値は、
今回レースが芝戦の場合は、直近過去の芝戦出走時のスピード指数(緑数字)から、
今回レースがダート戦の場合は、直近過去のダート戦出走時のスピード指数(茶数字)から、
下記の計算式にて編集されています(※不利や出遅れなどあれば遡って最も良いスピード指数値を使用)。

調整値=スピード指数-(55kg-斤量)×2

そこで、今回休明けとか関係なく、直近過去のスピード指数が、単純に3ヶ月以上前に出走した値である場合、
若い馬なら成長している可能性があるという観点から、
能力指数表の前10走~前8走欄辺りに下記のような記載を行っています(今年の春ぐらいから)。

「※前○走 ○ヶ月前」

これは、調整値に編集したスピード指数が3ヶ月以上前の場合で、2~4歳馬が対象です。

例えば、今回がダート戦で、
最近、芝レースや地方競馬や海外競馬に出走していて、
調整値に編集した直近過去のダート戦のスピード指数が3ヶ月以上前のものであれば、
成長している可能性があるので、このようにコメントとして記載しています。

具体例として、
8/4 レパードステークス(GⅢ)の能力指数表をご覧ください。

2着:⑭サトノフェニックスは、5ヶ月の休明けでした。

成長分を加味した実質調整値は機械的に計算していますので、
3点×5ヶ月=15点を、調整値54点に加算して「実質調整値69点」と編集しています。

しかしながら、⑭サトノフェニックスは休養前に海外遠征や地方競馬へ出走しており、
直近のJRA出走は4走前となっています。

そこで、前10走欄に『※前4走10ヶ月前』とコメント記載しており、
これは、前4走のダートのスピード指数が、実際には10ヶ月前に出されたのものであるという事です。

従って、厳密に成長分の加算を行うとすれば、
3点×10ヶ月=30点を調整値54点に加算することとなり、今回「84点」を出せるとも考えられます。

「84点」であれば、この中では調整値1位となりますし、
実際のレースでも、単勝11番人気とは思えない能力のある走り方で2着となりました。

日本ダービーの⑤ダノンデサイルと同様、⑭サトノフェニックスも能力順位は最下位でしたが、
「※前○走 ○ヶ月前」の記載がある馬については、
念のために、このような計算もしておいた方が良いでしょう。

実質調整値と同じで、
2歳馬・3歳馬は1ヶ月当たり3点加算、
4歳馬は1ヶ月当たり2点加算、としてください。

但し、成長分を加算した値で必ずしも好走するとは限りませんので、
通常の実質調整値1位馬と同様、相手候補に加えるか検討して頂ければと思います。

以上

8/4 レパードステークス(GⅢ) 能力指数表

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?