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【エッセンシャルワーカー・雪】

2月10日は関東地方平野部でも10㎝程度の積雪の予報でした。
当法人でも作業所の開所についての対応をどうするのか、職員間で話し合いを行いました。
幸い、日中は雨で済みそうでしたので、14時まで開所することに致しました。

雪のほかにも、台風などの場合も、判断に迷うことは多いです。
当日の朝の天気や交通機関の状況から判断できれば良いのですが、一人暮らしをしている利用者さんなどにはそうした対応が難しいこともあるので、前日の帰りの時間(15時頃)までには判断しなければなりません。
もちろん利用者さん達の安全が最優先ですので、懸念がある場合には早めに休みにしてしまうのが良いとは思うのですが、保護者の方がお仕事をされている家庭も多いので、急な休みとなると負担となってしまいます。
当法人としては、利用者さんの居場所を確保することを大きな使命と考えておりますので、安全に配慮をしたうえで、できるだけ開所できるよう努めております。

コロナウィルスの感染拡大に伴い、社会機能を維持するために必要な事業に従事する者(いわゆる「エッセンシャルワーカー」)が話題となっています。
個人的には、エッセンシャルワーカーというと医療や警察、消防といった職業をイメージしていましたが、こうして開所について考えていると自分たちもエッセンシャルワーカーの一部なんだなと意識させられます。
実際に、2020年の最初の緊急事態宣言の際は、厚生労働省の方から「福祉作業所は原則開所」の通達がありました。
当法人の利用者さんにも家で一人で過ごすことが難しい方がおり、施設が休みとなってしまうと困ってしまうとおっしゃる保護者の方々も少なくありません。
今後も社会福祉法人としての責任を常に意識しながら、福祉施設を運営していきたいと考えております。

#エッセンシャルワーカー
#大雪

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