コンマ、コンマは( )でくくれ!

朝っぱらから、自分のコメントを書き替えてて、せっかくいただいたコメントもろとも消してしまい、落ち込みつつの更新です。。。。。やっぱりまだ頭が起きてないのかしらん。。。

ほんとにごめんなさい。せっかくの初の英文コメントだったのに。

気をとりなおしてコンマのつづき、いってみます。

コンマは校正記号で、後ろにあるべきものを前に出す時によくつかわれます。それが、文法用語でいうところの、「主節と従属節を分けるコンマ」なんですね。

でも、分けてるっていう表現がそもそもおかしいぞ、って私は感じてしまいます。その感覚は、順番を重視しない日本語的発想だからです。

なので、私の教室では、「ほんまはこっから始まりますのコンマ」として教えています。

さて、校正記号のコンマとして、もうひとつ重要なのがあります。
それが、( )カッコとして使われるコンマです。

日本語の( )は、その中に補足的な情報を詰め込むことができます。

実は、英文の中では、そういう意味でのカッコはほとんど使わないんですよ。カッコを使うのは、(1)(2)や、度量の換算だったり、英字新聞だったら情報元(AP)とかですかね。数式的な感覚が大きいように思います。

「うそやん!」と思った方、英字新聞をご覧くださいませ。たとえば、日本語でよくある、こんな文章、

27日、○山○太(38)が逮捕されました。

ありますよね、こんな記事。これが英文だと、

Maruta Maruyama,38,was arrested Monday.

という具合になって、カッコは使いません。(ついでに、日付ではなく曜日で伝えます)

これが、いわゆる同格のコンマですが、完全にカッコですもんね。

このカッコの中を長くして、見分けを付きにくくするのが受験英語ですが、最初はこういうことなんだってちゃんと教えたら、あとは応用なので誰でもできるようになるのです。

コンマは校正記号。ただそれだけのことなんです。

あとは付け足しのコンマ。これが分詞構文なんかになってきます。

次回は、分詞構文にアレルギーのある人のために、当院オリジナル処方のお薬として「4色分類法」を出しますので、忘れずに飲んで下さいね。

<英語のしっぽのつかみ方⑦> コンマコンマは( )でくくれ






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