「B」は唇を情熱的に!!
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ネイティブ並みの発音になれる「オトナの発音教室」。
前回にひきつづき、アルファベットの音読み・訓読みです。
では、準備運動を兼ねて前回のおさらいをしましょう。
「A」を音読みする時のトレーニングでは、口の形が変わると音が変わる、という体験をしてもらいました。唇のカタチを変えると、ふたつの音ができるのでしたね。
その要領でアルファベットのAを言う、つまりAを訓読みするときも、唇を横に引いた「エ」で「エイ・エイ・オ―」を言うと、「エ」が強くなってネイティブのような音が出せるんです。
あんまり強い「エ」になった気がしない人は、「イーッツ」と思い切り口を横に引っ張る練習をしてみて下さい。
長年、日本語だけを話してきたので、口まわりの筋肉が、日本語仕様で固まってるんですよ。だから、ストレッチでほぐしてあげましょう。(ほうれい線の予防にもなりますよ。)
さて、準備運動もできたところで、今回は「B」です。
子音なので、音読みから始めたいと思います。
では、さっそく「b」の音読み・・・・なんですが、練習は「p」から始めます。
実は、「b」と「p」は口の形や息の出し方が全く同じなんです。
違いは、声帯が震えるか震えないかだけ。
「b」が有声音(声帯が震える)で、「p」が無声音(震えない)。
震えない音は、単純に息を出すだけなので、息の使い方がよくわかって、練習するにはもってこいなのです。
では、紙をご用意下さい。広告とか、コピー用紙ぐらいの薄さ、大きさであれば手近にある紙ならなんでもいいですよ。ティッシュでもいいでしょう。
それを口から10センチくらい離して持ち、スイカの種が口の中にあるつもりで飛ばしてみましょう。
「プ」という「音」が出ちゃだめですよ。あくまで息だけ。
その時、紙が勢いよく動けば、息だけ強く出せてる証拠で、合格です!!!
じゃあ、それくらい強い勢いのつもりでのどを震わして音をつけて、子音の音読みbの音も出すんですよー。いきますよー。「ブッ」
あれっ?紙の勢いがさっきと違いますよね?
そうなんです。実は、bは声帯を震わして声を出すので、そこにエネルギーが消耗されて、pほど紙の勢いが出ません。
でも、訓読みでは、どちらも情熱的な唇でいきますよー。
BもPも、唇をしっかり閉じて、はじけさせるように「ビー」「ピー」
Pやbにアクセントがくると、とっても情熱的に、こんなふうに唇をはじけさせてみてくださいね。そしたらネイティブっぽいです。
アクセントがこなければ、やる気をなくしてもいいんですけどね。
????????どゆこと????
つづきは次回へ
最後までお読みいただきありがとうございました。発音のコツがスッキリしたら、投げ銭よろしくお願い致します。
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