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運動会における楽曲問題について



最近上半期の比ではないぐらいに仕事が忙しい。それもそのはず、この時期はどこの幼稚園も保育園も皆、運動会シーズンだからだ。



隠していたわけではないのだが(というか随所随所で漏れていた気もするが)、私は、なんと、今をときめく20代現役ピチピチ保育士なのである。


しかしまだ1〜2年目の新米保育士なわけで自分のクラスの運動会を担当したことはない。


そういうわけで今回は"自分が担当するなら絶対コレ!な運動会ソング"を提案してみたいな〜〜と思った次第である。


聞いてほしいのだ、特に小さなお子さんを抱えたお母さんたちに……
保育士もちゃんと人間でちゃんとオタクなんだぞ……隠してるだけで保育園の先生なんてみんな何かしらのオタクだ………(と決めつけている)。



尊い存在(アイドル)と尊い存在(子ども)が合わさったとき、それはそれはとんでもない破壊力のすげぇもんができあがるに違いない……!!!


そんなこんなではじめていこう。


① 「ココ⭐︎ナツ」ももいろクローバー

令和生まれのベイビーたちは確実にこの曲を知らないだろう。しかし、この曲意味分かんないくらい盛り上がる曲なのである!!!!夏全開の歌詞、6人時代のももクロちゃんたちの初々しい声、そして、


コココ コ〜コ コッコッコ〜〜!!!
コココ コ〜コ コッコッコ〜〜!!!
コココ コ〜コ コッコッ!!!
コッコッコッコッコッ!!!!
コ〜コ コ〜コ
⭐︎ナ〜ツ

コココ コ〜コ コッコッコ〜〜!!!!!
コココ コ〜コ コッコッコッコ〜〜!!!!!
コココ コ〜コ コッコッ!!!!
コッコッコッコッコッ!!!!
ココココココココ ココココココココ
ココ
⭐︎ナツ ココ⭐︎ナツ

コッコ⭐︎ナツ♪(急に低音ボイス)


だんだん違う国の言語に見えてくるほどの致死量の"コ"がサビで襲いかかってくるのだ。


このめちゃめちゃ雑な歌詞が良い。逆に。
"ここ夏"と"ココナッツ"をかけただけでこんなに曲を広げられるのだから本当にすごい。
これぐらい簡単な方がちっちゃい子にはウケる。


運動あそびや障害物競走など動く系の種目にピッタリだ!!



夏の終わりといっても運動会がある9月はまだまだ夏の暑さが残っている。
そんなときにこの曲を聴けばここは常夏や。
クワバタオハラがおったらそこは大阪なように、9月にこの曲を聴いたらここは常夏なんや………



とまあ自分の中の永野が出て来てしまうくらい(しょうもな)最高なサマーソングなのでココ⭐︎ナツはぜひオススメしたい。



②「Permission To Dance」BTS


園の行事で自分の好きなグループの曲を流すことが1番難しい。なぜなら知ってる曲が多い分選択肢が広くなってしまい、

"えっ?今世間ではどのBTSが流行っているの?"

と何が正解なのか分からなくなってしまうからである。


ちなみに私が高校生ぐらいのときにBWLが鬼流行ったため、私と同世代の若めのお母さんなら分かるだろうが少し上の世代になるともう通じにくいのである。


これが友だちに布教する場合なら
「まずはSpring Dayでしょ〜?そんでDNA、IDOL、mic drop、I'm Fine…………あ〜〜自分はheartbeatとSavage Loveって曲が好きなんだけどォ〜〜〜〜〜〜〜」
とオタク丸出しで行くのだが、運動会ではそうはいかない。なぜなら子どもが主役だからだ。
決してそこを履き違えてはいけない。

だがしかし、保護者の中にゴリゴリのARMYがいたらどうだろう。生ぬるい選曲では

「アラ…(笑)この新米の先生、BTSのにわかファンなんだわ。」

とナメられてしまうのではないか(怯えすぎ)


それで考えて考えた末にPermission To Danceなのである。Dynamite、Butterなどの全人類が知ってるであろう曲ではなくこの曲を選ぶことに意味がある。


知らない人が多い可能性もあるが作ったのがエドシーランだからどうにか盛り上げてくれるだろうという楽観的で暴力的な理由で選んでいる。
閉会式の退場などにどうだろうか。




③「ブラザービート」SnowMan VS
「 Good Luck!」SixTONES


選びきれなかったのである。

このふたつをいっぺんに入れてしまうとあまりにもジャニオタがバレる。自分は"オタクだけど常識の範囲内での曲のセレクトができるオタク"でありたいのだ。だからどちらかでいいのだが、正直ほんッッとうにどちらも捨てがたい。


ブラザービートはSnowManという青年たちでワンクッション置くことよっておそ松さん×幼稚園児という絶対にタブーな組み合わせを可能にしてくれるし、Good Luck!は"がむしゃらになって 泣いて 転んだって 笑われたって"、"カッコ悪くてもいいんじゃない?"ともう運動会のためにあるような歌詞じゃないか!!!!!!あとどんなにシッチャカメッチャカになっても「あーSixTONESってこんな感じだもんな」で全てがうまくいく気がする(気がするだけ)。

これは自分の思い通りに行かないことが気にくわず大人をチラチラ見ながら駄々こねるポーズ
トイレいきた"く"な"い"ーーー!!!!のポーズ


育児って本当に難しい、CANMAKE TOKYO!!




④「Fighting(feat.Lee Young Ji)」BSS (SEVENTEEN)

割と最近の曲で、「ファイティン!」という子どもでも分かるようなフレーズが何回も出てくるため、入場やかけっこ、綱引き、運動あそびなどなんでもイケるのでは。アジュナイスと迷ったのだがあれは流石にフェスがすぎるのでやめた。踊り狂ってしまう。大人が。

かけっこでも障害物競走でも入場でも退場でもいつでも流せられる有能な楽曲だ。運動会なんていつだってFightingな瞬間ばかりだから。

ただ問題は韓国語だと言うことだ。園長の判断次第では「できるだけ日本語の曲にしてほしい」と言われるかもしれない。園長がcaratなら話が早いが…………




⑤「Happiness」嵐

運動会のかけっこといえばHappiness!!!!!令和になろうとも運動会での嵐文化は廃れさすものか!!!!!いいかみんな、あの疾走感溢れるイントロがなったら素早くスタートの位置につけ!!!!!そして!!!!!
全力で走れぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!
走りだせぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!
明日を迎えにゆけぇぇぇ!!!!!!!!!!!



これだけは就職する前から決めている。初めての運動会でのかけっこは絶対に嵐のHappinessだ。


古いとは言わせない。これほどの名曲はない。




そもそも今のお母さんたちが高校生の頃がちょうど嵐が爆発的に売れたときだからドドド世代なはずだ。なんなら保護者席で、

「思い出〜の後「ウォイ!!」先を〜考え「ウォイ!!」えたら〜寂しす「ウォイ!!」ぎる〜ね〜」

とコールが始まってもいいぐらいだ。


嵐は5人でドーム5万人を幸せにするけど、子どもはひとりでお母さんやお父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そして保育士など自分の周りの人を幸せにします。えらいね。ちっちゃい体でさ………泣



ほかにも関ジャニの「がむしゃら行進曲」やTWICEの「The Feels」、Hey!Say!JUMPの「DEAR MY LOVER」、IVEの「After Like」、PSYの「That That」など運動会で流したい曲が山ほどあって本当に絞りきれない。この中で子どもたち運動会のコンセプトに合わせられるものをさらに選考し、どの曲が1番会場を盛り上げるか、子どもがどうしたら普段通りのパフォーマンスができるか、など考えてるときはまるでアイドル育成に関わるプロデューサーの気分だ。



てなわけで運動会のめちゃめちゃ忙しいこの時期、ツイート(今名前違うんだっけ?ポストだっけ?)もままなっていないのにnoteを書いてしまった。



ほかにもアイドルではなくても「この曲いいんじゃない?」「子の運動会でこれが流れてて良かったよ〜」などがあればぜひ教えてほしい。





よ〜し、仕事するかぁ〜…………

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