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ナムジンの話をしよう


"ナムジンってカップルみたい"


よく聞く言葉。

解釈は人それぞれだから誰がどう思おうが私がどうこう言う筋合いはないしこの言葉に対して異論は無い。だってどう考えてもペアグッズが多すぎるし隙あらば一緒にいる。これは単なる比喩表現だから構わない。


う〜ん、なんだかなぁ…と思うのはその次だ。


"ジンを取られて嫉妬してるナム可愛い〜"
"2人の結婚式には私を呼んでね!"


こんな感じのツイートやリプを見ると、あーそういうタイプの推し方してる人かぁ、とちょっと思ってしまう。



話をそらしてしまうけれど、私のオタク論は"人には人の乳酸菌があるようにオタクにはオタクの推し方があるんよな〜〜"みたいな感じだから他の人の推し方に口を挟もうなんて気はさらさら無いし、そんなことをわざわざする奴はただの非常識な人でしかないと思っている。


私はナムジンの揺るぎない信頼と尊敬と"友情"が好きだ。



デビュー前の彼らの話をしよう。
グループのリーダーとして常に野心とプライドが表れていたナムジュンとみんなの後ろで控えめにニコニコしている姿が印象的だった最年長のソクジン。


人に迷惑をかけなければある程度自由に過ごしてもいいんじゃないか、と考えていたナムジュンと"いつもみんな一緒、みんな仲良く"がモットーのソクジン。

"どうしてこんなに価値観が違うんだろう。人生でこんなにも正反対な考えを持つ人間は見たことがない"とお互いが思うくらい性格が合わなくてぶつかることも少なくなかったらしい。



そんな最悪の相性だった2人が今はどうだ。2人きりでブイラの約束をしちゃうしグループ内でなぜか2人だけが爆笑してる画をよく見るし一緒にご飯を食べに行くことも多いしどうやら両親同士までマブダチらしい。



なんだこの展開は。何があったんだ。
どうなったらそうなる???????





そのときの話をしていたインタビューで「僕が防弾少年団に合流することが決まったときナムジュンが事務所近くのカフェに僕を呼び出して、チームに合流するにあたっての覚悟とか、チームで成し遂げたい夢はなんだとか聞いてきたんだよね。自分では真剣に考えてたつもりだったけどナムジュンの覚悟はそれ以上で気が引き締まる思いがした。その熱意に触れて僕もその時から意識が少しずつ変わってきた気がする。おかげで僕自身もずいぶん成長できたよ。ありがとう。」とナムに感謝している場面がある。



ものすごく素直な人なんだなと思った。だって自分より歳下の人に呼び出された上に凄い熱量で語られて"合流するからには死ぬ気で頑張ってほしい"なんて言われたらちょっとだけ苦手になっちゃわない?


それだけナムジュンの思いが伝わったっていうことだしそのことを感謝までしているキムソクジンの人としての器の大きさ、素直さには本当にびっくりする。



反対にソクジンがナムジュンをレッスン後の真夜中に呼び出して合宿所の玄関で3時間も話し合ったことがある。


"腹を割って話そう。"


常に人と楽しく過ごしたい平和主義者のソクジンがそこまで言うってことは多分相当本音を言い合えない気まずい関係だったことが想像ついてしまう。


でもちゃんと話し合おうとしたのはカフェで聞いた熱い思いに感激したからこそ、この先うまくやっていけるように分かりあいたいと感じたからだと思う。


レッスン後真夜中だったにも関わらず3時間も話し合った結果"お互いの考えを尊重しあって、仲良くやっていこう"という結論に至り、その日からわだかまりがなくなっていったらしい。


そのことについてナムジュンは「今、当時のことを話せるのもジンさんが"腹を割って話そう"と言ってくれたおかげだと思う」と話していた。


これだからナムジュンとソクジンの関係が好きだ。


自分の信念や思いをしっかりと相手に伝えた上でお互いに歩み寄るのは割と難しいし上手くいかないこともある。だって根本的に価値観が合わないから。


でもだからといってお互いを避け続けたり自分の思いを伝えなければいつまでも相手のことが分からないし自分のことも分かってもらえない。


デビュー前、20前後の1番とがってる時期にその自分と正反対な部分を認め合って打ち解けあったナムジュンとソクジンの友情の深め方はなかなかできることじゃないと思う。


喧嘩ではなく話し合いで解決ができてしまう大人な部分が似てるな、ってちょっと思った。


ナムジンはお互いがお互いを理解できるように歩み寄った結果、今ではふざけたことも真面目なこともなんでも話せる関係になった。でもそれはなるべくしてなったわけではなく、2人が努力した結果だ。



ダンスが苦手だった2人。重い責任に囚われていたリーダーとこのままで大丈夫だろうかと悩んだ最年長。


こうして同じときを過ごして変化していった関係性はカップルというよりも"親友"という言葉の方がしっくりくる。


でも、仲良くなったからといって言いたい放題の無法地帯にはならないところがまた好きだ。


あくまで歳下として接することができるナムジュンと歳上だからといっていばらないソクジンだからこそ良い関係が保てている気がしてそこのバランスの取り方もまた尊敬できる。


だから私は事あるごとにソクジンの顔を褒めるキムナムジュンが好きだ。ナムジュンの短所まで可愛いと言うキムソクジンが好きだ。お互いに無いものを認め合って笑いあえるナムジンの友情が好きだ。



……めちゃめちゃ長くなってしまった。まさか2000字超えちゃうとは思わんかった……ほぼ長文読解やんけ………話まとめんの苦手なんだよな……ノートって字数制限無さそうだからこんなことが起きてしまう。でもまだ話したい。まだナムジンの出会いしか話してない。


でもこのエピソードが全てだと思う。私はこの類の話を2回くらい長文ツイートしたし多分これからもする。許してほしい。だってこんなエモいエピソードを一回で語りきれるわけがないだろ………



今までここでした話は私の解釈だから決して一緒である必要もないし違っている人もたくさんいると思う。でも、それでも、あぁ分かるなぁ一緒だなぁと思ってくれる方がいるならものすごく喜びます。
全私が。



このえげつねぇ長文を読んでくださったあなた、本当にありがとうございます。
特に特典はありませんが、あなたに良いことが起こるようにお祈りしてます。幸あれ。

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