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いつかくるその日まで


アイドルっていいな


私たちにたくさんの幸せをくれる


この幸せな時間が続くのはいつまでだろうか




この前、久しぶりに嵐のライブDVDを友達と観た。
活動休止前最後のライブをボロボロ泣きながら観た。嵐を全力で追いかけていた11年の思いが溢れてきてアイメイク全部取れるくらい泣いた。ひとつのグループの青春が終わった瞬間を見た気がして。


目に涙を浮かべながらも今この瞬間を楽しもうと全力で歌って踊って笑い合っている5人の姿を観ながら"あぁもうこの光景は見れないんだな"って思ったら彼らがキラキラと輝いていた日々があまりに懐かしくて愛おしくて泣いてしまった。


でもなんか上手く説明できないけど"寂しい"という感情はあっても"悲しい"は全くなかった。これからは自分たちのために幸せになってほしいと素直に思えた。


One Loveで松潤から"百年先も愛を誓うよ"と言われて泣き崩れた。「松潤そろそろ幸せになってよ〜〜〜〜〜みんなのためにコンサートの演出考えたりアイドルとしての役目以上のことしすぎなんだよ〜〜〜〜オタクが幸せすぎるよ〜〜〜〜〜はよ誰かと結婚して幸せになってくれ〜〜〜〜〜うわ〜〜〜〜〜ん!!!!」と言いながら泣いた。アイドルに向かって"もうそろそろ誰かと結婚してくれ"は今考えてもめちゃめちゃ情緒がおかしい。そもそも全然泣くような曲じゃない。なんだよ、愛を誓われて泣くって。しかも今まで何百回も聴いてんじゃん。


と思って、泣ける理由をよく考えてみた。



花男が大ヒットして人気が爆発的に増えたあの頃、クラスの女子の3分の2くらいが嵐ファンだったあの頃、運動会でかかる曲といえばHappiness、友達との「こないだの嵐にしやがれ観た?」の会話。


そうか。あのときは永遠にこの時間が続くと思っていたからだ。新曲がリリースされるのが当たり前でライブが毎年あって1週間経てばバラエティーの次回が観れると思ってたからだ。



いつかユンギが言ってた「死ぬまでBTSだと思う。BTSでいたい」という言葉を思い出した。それと同時に"私はあとどのくらい彼らの活動を見守ることができるんだろうか"とふと思った。



今ある幸せを。
推しが今日もアイドルでいてくれるという幸せを。
それを応援することができるという幸せを。
大切にしていきたい。


大切に推せば推すほど別れが辛くなってしまう。でも全力で推さなければ彼らがいなくなってしまった後"あぁもっとあの時間を大切にすれば良かった"と後悔してしまう。難しい。


彼らがBTSではなくなったとしても彼らの音楽は私たちのそばにいてくれる。彼らがマイクを手放したとしても彼らが存在していたという事実と残された音楽や言葉たちが彼らのいない世界を支えてくれる。


彼らからもらった愛をちゃんと返せるだろうか。
ありがとう!今までお疲れ様!と伝えられるだろうか。



寂しい、戻ってくる日までずっと待ってるね!ずっとファンでいていい?
なんて彼らの負担になりそうで言えない。本心だったとしても。



"百年先も愛を誓うよ 君は僕の全てさ"と言われて青春を過ごしてきた私は今、"百年先になっても次の一歩は君とがいい"と言ってくれる7人に救われている。



あぁ、オタクって幸せだな。

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