【魅羅緒】毒と知って僕は君に手をかけた
【毒と知って僕は君に手をかけた】
幻惑の仮面舞踏会 甘い罠 薔薇まいて
溺れ散る 一夜の恋に夢描き染まる頬
微笑みで牙隠し忍び寄る闇ひとつ
絹の肌 項を食らう堕天使
月を過り舞う美貌の狩人
~輝く~
貴婦人しか要らない美食家
~蒼い瞳~
僕の眼に留まる君に捧ごう
~わたしを~
最後にあげる御褒美の抱擁
~映して~
腕の中で朽ちて消える徴候
~あなたと~
僕の名を教えよう吸血鬼
~出逢う~
熱に触れて君を奪う瞬間
~刹那~背骨貫く衝動
淡い 淡い 君の瞳が
黒い 黒い