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クイックピックランカーのサンプルレシピ備忘録

偉そうなタイトルを付けてしまったが、メモ感覚で書いたものなので期待しないで欲しい。

もうすぐにじさんじコラボがおわる。新弾も出る。
クイックピックのカードプールが変わる前に、今期の上位デッキのサンプルレシピを残しておこうと思う。


火水闇墓地ソース

意外と準闇単で組めちゃう

単色デッキを使う人と全然マッチせず意外だった。
クイックピックで単色デッキは組めないと思い込んでる人が多いのかも。
単色で通用するデッキが組めるのはテーマ制のシーズンだけだが、今後もこのような発想は重要と思われる。

構築のポイント

  • 《龍覇ウルボロフ》2枚以上

  • cip・pig持ちのファンキーナイトメア、《魔狼月下》、《ツミトバツ》は優先的に

  • 闇24枚以上(8割)

《デスシラズ》龍解後、龍解時に破壊した《ウルボロフ》を蘇生する際、2枚目の《ゴートゥヘル》の有無で《ウルボロフ》のバリューが大きく変わるため、2枚は必須。

元来の闇の特徴であるトリガーの強さに加え、マナ武装下《魔狼月下》のパワーと《ポークビーフ》が非トリガー枠でピックできることによるトリガー枚数の多さで受けは環境最強。

その分ビマナ系統が苦手なためそこに刺すためのハンデスが肝だが、意外とハンデスをピック出来ないのが難点だった。《タイガマイト》等を使いまわすための4コス自壊カードの運用が重要。

染色の都合で脳死ピックになりがちな中で、いかに調整するかが面白い部分。


水光闇オラクル

光闇で組んだ場合のリスト

水は役割は薄いが邪魔もしない。
光闇2色で組めればベストだが、水入り3色でも普通に強い。
無理に染めて構築を歪めるくらいなら3色で組もう。

構築のポイント

  • 《ヨミ》1枚以上含むゴッド3枚以上

  • 《コットン》《スパイスクイーンズ》《インガルピア》はできるだけ多く

  • 《マントラゾロスター》《ファミリアキナコ》も優先的に

  • 光臨は2~4枚

  • その他できるだけオラクルで固める

種族シナジーが強力なため強く意識してピック。
中盤のリソース補充と小型展開の正当化のため《ヨミ》も複数枚欲しい。

光臨は非常に強力だが5ターン目以降に引いても腐ることが多い。ゴッドも同様で多過ぎても腐る。両者バランスよく採用しよう。

序盤のアンタップキラーが非常に重い。先行4ターン目《グリージーホーン》はよくある負けパターンなため、《ファミリアキナコ》等の回答を用意しておきたい。《カツドン》はあまりマッチしないため割り切っていた。

今回のリストはゴッド軸だが、《マントラストロガノフ》と光臨軸もかなり強かった。こちらは構築論が大きく異なる。
ある程度の枚数のピックが保証されるゴッドと異なり、《マントラストロガノフ》が全然ピック出来ないリスクがあったり、候補に出やすいゴッドサポートが腐りやすくなったりと安定せず自分では使わなかったが、対面すると嫌なリストだった。


火闇自然ビートダウン

適当に組んでも最強

SR枠への依存度が大きく、他の枠の重要度が比較的低い。カード間シナジーもそこまでないためカードパワー基準でのピックとなり、結果的にこのような雑多なリストが出来上がる。

構築のポイント

  • 《龍覇グレンモルト》《龍覇グレンリベット》1枚ずつ以上

  • 4コストドラグナーも複数枚欲しい

  • 《ヒビキ》《マグナム》《エンテイ》《鬼スナイパー》は優先的に

  • 高コストよりは低コストの質を優先

  • マナ加速はなくてもいい

モルト一族はあればあるだけいい。《ガイハート》《ガイアール》を4枚とか置いてるデッキと当たると絶望する。

1枚から2体のアタッカーを作れる4コストドラグナーも優先度高め。特に《グリージーホーン》は盾を殴らず《銀河大剣ガイハート》を龍解させられるため相性がいい。

モルト系以外の高コストクリーチャーはキープする余裕がなかったりオーバーキルだったりで活躍しづらいので低コストの方を優先したい。どれも強力なのでピックしたくなるが、結局使用率は低かった。

マナ加速は強力ではあるものの、ハンドがカツカツなのと盤面にクリーチャーを立てる方が重要なので優先度はそこまで高くない。

モルトが強すぎてハンデスやメタカードを多めに採用する余裕がある。デッキによっては致命的に刺さることも。
特に《マグナム》《エンテイ》は《ガイハート》龍解の安全度も高めてくれるため相性がいい。
その点だと《チューザ》も当てはまるが、こちらは安定性・汎用性の観点から扱いが難しい。

攻撃力の高さはもちろんだが、地味にハンデスを挟んでくるのも嫌なデッキ。自分は《グレンリベット》でハンデスされづらいためやりたい放題である。意識して採用するほどではないが、盤面と手札の両面から圧をかけるプレイが強力。


水闇自然超次元

隠れ強デッキ

《ガチンコ・ジョーカー》が強すぎる。フィニッシュは《ガロウズ》で安全に。あまり当たらなかったが間違いなく環境上位だった。

構築のポイント

  • 《ガチンコ・ジョーカー》《超次元ガロウズホール》《スペルサイクリカ》は必須

  • 《スペルブック》《ライフプラン》等ボトム確認できるカードも必須

  • 意外と盤面除去が薄くなりがちなため、意識してピック

速いデッキとマッドネスが環境に少ないため、《ガチンコ・ジョーカー》がOP。ブーストとサーチが厚いため5ターン目《ジョーカー》が安定する。
2コストブーストが出にくく246の動きはしづらい。運営の調整か。

打点になるクリーチャーに乏しいため、盾は《ガロウズ》で詰めていくことになる。というかホールが盾落ちすると誰も殴れずデッキアウトで負ける。

《ガロウズ》建設のため《ガロウズホール》と《サイクリカ》をグルグルと再利用し続ける必要があり、両採用が必須。盾落ち・ボトムケアのため、複数枚採用やサーチ・探索系の活用が望ましい。

序中盤は盤面に干渉しづらいため、自分の動きとハンデスを優先して盤面は盾で受けることになりがち。そのため除去トリガーを多めに採用したいところだが、あまりピック出来ないことが多くそこが弱点。

火闇自然ビートダウンが絶望的に不利。
《グレンリベット》でハンデスを牽制、《ヒビキ》で呪文を牽制、《マグナム》《エンテイ》でサイキックを牽制、仮に出せても《バトリベンジ》が飛んでくる。
オラクルも《ヨミ》によるハンデスが追い付かない速度でのリソース回復や、手札0でも盤面の光臨やゴッドリンクで復帰してくるため厳しい。
それ以外にはかなり戦える。


おわりに

今期は

・テーマ制の復活
・第22弾は単色プッシュのドラゴンサーガ弾

という2つの要素が噛み合い、クイックピックで単色デッキが強い異色のシーズンでした。
今までにないデッキ構築ができて新鮮でした。

次弾も単色プッシュのはずですが、テーマ制もおわりそうな雰囲気があるので不穏です。また新弾カードが腐りまくる環境にならないといいですが。

この記事は22弾環境の考察メモとして自分用に書いていたものでしたが、読んでくれた人がいたら嬉しいです。


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