見出し画像

【マスターデュエル】スネークアイ入りエヴォルについて

2024年4月11日にエヴォル新規が来る(幻覚)ということで、エヴォルの構築をずっと考えていたのですが、スネークアイギミックが意外とうまくハマりそうだったので、考えをまとめてみます。


はじめに

エヴォルにおけるスネークアイ運用方法は主に2種類あると考えています。
一つは、「原罪宝をメガキレラの出力に使う」やり方。
もう一つは、「スネークアイのメインギミックで誘発をケアした後に本命を通す」やり方です。
前者を「メガキレラ軸」、後者を「フォリス軸」として2パターンのデッキレシピを紹介します。

スネークアイで活かしやすいレベル1
スネークアイに不向きだけど使いたい

メガキレラ軸

コンセプト

メガキレラのコストにリオスを切ることでドルカ+特異点を立たせることを目的にしています。
自由枠が多いニビルケアルートがあるなど安定感が特徴です。また、展開例では2枚初動を紹介してますが、エクセル1枚初動でも、工夫次第では妨害を作れます。(以下、参考にアックイ様の実演ポストを勝手にお借りしています)

展開例

初動: エクセル(篝火、ディアベルスター、原罪宝)、リオス(化石調査、多様進化)

  1. エクセルns。①効果でポプルスサーチ。

  2. ポプルスの①効果発動。自身をssし、②効果で原罪宝スネークアイをサーチ

  3. ポプルスをコストに、原罪宝スネークアイを発動。メガキレラをリクルート。ポプルスの③効果で自身を魔法罠ゾーンへ。

  4. メガキレラの①効果発動。手札のリオスをコストにウルカノドンss。

  5. ウルカノドンの効果発動。墓地のリオスをss。

  6. フォリスの着地時①効果発動。デッキから特異点セット。

  7. リオスの②効果発動。デッキからリオスを墓地へ。

  8. ウルカノドンとフォリスを素材にドルカをx召喚(ここで5体目のss)。

  9. エクセルの②効果発動。魔法罠のポプルスと自身をコストに炎龍をリクルート。

  10. 炎龍の①効果発動。墓地のエクセルを魔法罠ゾーンへ。

  11. ターンエンド。次ターン特異点発動。墓地のメガキレラとリオスを素材にラーズをx召喚。

モンスター効果無効×2、場発動無効×2の計4妨害です。

ポイント

とにかくメガキレラを出せばいいので、目的は簡単です。
今回の展開例はニビルケアを意識していましたが、無視するなら展開3.の原罪宝使用前に、エクセルから炎龍を出すことでLモンスターも構えられます。
また、「リオスを引けない」/「ウルカノドンを素引きした」という状況下でも、エクセル一枚初動からドルカ特異点に繋げられます。

フォリス軸

コンセプト

スネークアイギミックで誘発を受けきるor3素材アポロウーサを出してから、本命(エルフ展開)を通すデッキです。
上限値が高い反面、素引きしたくないカードが多いのと、誘発枠がなく先行特化なのが特徴です。以下、本命ルートの参考動画です。

展開例

初動: 黒魔女(罪宝狩り)、リオス(化石調査、多様進化)、手札コストx1

  1. 手札1枚をコストに黒魔女をss。②効果で原罪宝をセット。

  2. 原罪宝を発動。黒魔女をコストにエクセルss。

  3. エクセルの①効果発動。ポプルスをサーチ。

  4. ポプルスの①効果発動。自身を手札からss。ss時②効果で蛇眼神殿をサーチ。

  5. 蛇眼神殿を発動。発動時処理でオークを魔法罠ゾーンへ。

  6. エクセルの②効果発動。オークと自身をコストに炎龍をss。

  7. 炎龍とポプルスを素材にI:PマスカレーナをL召喚。

  8. ポプルス③効果で炎龍を魔法罠ゾーンへ。炎龍③効果でオークとエクセルを墓地からss。

  9. オークの①効果発動。墓地からポプルスss。

  10. マスカレーナ、ポプルス、エクセルを素材にアポロウーサをL召喚。

  11. 手札からリオスをns。①効果で特異点をセット。

  12. リオスの②効果発動。デッキからフォリスを落とし、オークと自身のレベルを2にする。

  13. レベル2となったリオスとオークを素材にスプライトエルフをL召喚。

  14. エルフの②効果発動。墓地からフォリスss。

  15. フォリスの①効果発動。デッキから強制進化をセット。

  16. 強制進化発動。フォリスをコストにウルカノドンをリクルート。

  17. ウルカノドンの効果発動。墓地からリオスss。

  18. ウルカノドンとリオスを素材に深淵に潜む者(orラギア)をx召喚。

  19. ターンエンド。次ターン、深淵に潜む者の効果を使用した後、特異点を発動しラーズをx召喚。

モンスター効果無効×3、墓地無効(or神宣x1)、場発動無効x2の計6妨害です。
墓地にエヴォルダーが存在しないため、特異点の発動にはエクシーズ素材を切っておく必要があります。

ポイント

とにかく「リオスのためにns権を残す」ことが目標になります。例えばニビルを貰ってもns権さえ残っていればリオスnsからフォリスを落とし、上記のエルフルートに持っていけます。
ただ、ウルカノドンを素引きした場合は、スネークアイギミックだけで戦うことになります。これを長所ととるか短所ととるかは人それぞれですが…。

それぞれの長所・短所

共通

長所
・サーチカードが多く、初動札を揃えやすい。好みで枚数調整も可能。

短所
・ドロバ、アトラクターがキツい
・モンスターの打点が低い
・後攻まくり力が低い
・一枚初動がほぼない

メガキレラ軸

長所
・手札誘発でも妨害しやすい
・自由枠が多い

短所
・プレイングの択が少ない
・後続リソースが少なく、まくられると返せない

フォリス軸

長所
・妨害数が多い
・誘発受け、リソース量などスネークアイの恩恵を受けやすい
・プレイングの幅が広い

短所
・手札誘発がなく、後攻がキツい
・引きたくないカードが多く、事故りやすい

以上をふまえて

メガキレラ、フォリスそれぞれを特化したデッキ例を紹介しましたが、二つを合わせる選択肢もあります。そして色々考えた結果、以下のレシピになりました。

あくまで両方採用する場合

二つの型を合わせると40枚にどうしても収められなかったため、割り切った構築にしています。
ニューロンで試し引きした体感は意外と悪くなく、2軸どちらかの動きにアクセスしやすいです。万が一アクセスできなくても、スネークアイギミックがフルパワーなので問題なく戦えます。
手札誘発も増やしたことで欲しい手札誘発を引く確率は落ちていますが、平均して手札誘発x2 + 初動x2はほぼ確定で来ます。

60枚デッキといえば隣の芝刈りですが、隣の芝刈りを採用しない60枚構築に関する情報がネットにあまりなく、正直正しいかはわかりませんが、個人的には悪くない印象でした。

おわりに

スネークアイエヴォルについての考察は以上です。
「平たくするより尖らせた方が強い(超意訳)」と某遊戯王Youtuberの方が言っていたのを参考に、色んなパターンで尖らせてみました。

まだまだ研究の余地はあるはずなので、新しい視点や意見などがありましたら、遠慮なくコメントいただけると嬉しいです。

スネークアイエヴォルは弱いとか逆張りしていた前回の記事はゴミ同然となっていますが、「リオスに関する注意点」だけは読む価値があると思うので時間がありましたらぜひ。
それでは、よい遊戯王ライフを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?