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燃やし続けた情熱~ある男の話し

ある男のお話。

男は試練に出会った。
30半ばでやっとの思いで立ち上げた事業が倒産。
男は情熱で再起した。
そして、また試練に出会った。
ビジネスパートナーである息子が急死。
男はそれでも情熱で再起した。
そして、試練がまたも襲った。
再起して始めたレストランが火事になる。
男は試練を受け入れた。絶対にあきらめないと。
男はレストランを再起させた。
そして、そこにまたも試練が。
レストランのそばにハイウェイが建設され、お客が激減。そして、倒産する。
男はそこからさらに試練に立ち向かう決意をした。
絶対にあきらめないと。
男は全てを失い、唯一残された自分の調理ノウハウを他人に売ることを始めた。
本当の試練が始まった。彼は情熱で立ち向かった。
毎日、毎日、お店を訪問し、すべて断られた。
100回、200回、300回と断られた。
男は決断していた。どんな試練に会おうとも情熱を失くさないと。
しかし、試練は襲い続けた。
400回、500回、600回と拒絶の日々が2年間も続いた。
ついにその試練は1000回を超えた。
ボロボロの中古車に寝泊まりしながら、説明用の食材で飢えをしのぎながら、
男は1010人目の相手を探し、ついに契約をもらいました。
その後、この調理法は世界80ヶ国に広まり、1万店舗のチェーン店となりました。
情熱の男の名はカーネル・サンダース。
ケンタッキー・フライド・チキンの創始者。
男が決断し、人生の試練に立ち向かった年齢は65才からだった。
人生にリミットはない。
情熱に定年はない。
男は人生の秘訣をシンプルに教えてくれた。
「成功するまであきらめないこと。」
人生は負けないように出来ているのだから。

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