楽天への出店を検討した結果、やめたのでその経緯を書きます

はじめに

下記の記事を見させていただき、すごく面白く共感させていただくことが多いながらも楽天市場という市場において、私達も感じたことがありましたので書かせていただきます。

楽天市場への出店を検討した経緯

ワインと鍋は現在、店内売上比率が100%になります。
店内営業でお客様に来てもらえなければ売上を作ることができない + 1日あたり売上の上限も低いということもあり、店内売上以外で売上を作ることができないかを考え、ECでの販売を検討しはじめました。

ECは自社販売(BaseやShopifyで構築)とモール型(Amazon、楽天、Yahooショッピングなど)が考えられます。
自社でしっかりマーケティングできるのであれば、自社専用のECサイトを作り販売するのが良いのですがそこまでマーケティングコストをかけられるわけではないのでモール型での出店をまずは検討することに決め、食品での販売金額が一番大きい楽天市場の調査を開始しました。


進め方

まずは楽天市場の出店に必要な営業許可の取得と楽天市場の市場調査を進めました。

営業許可の取得
営業許可の取得においては飲食店営業以外に下記4つの営業許可の取得ができています。

  1. そうざい製造業

  2. 食肉製品製造業

  3. 魚介類販売業

  4. 菓子製造業

一応、この4つの営業許可があれば販売したいものに対してだいたいは網羅できるような許可となっています。

楽天市場の市場調査

楽天市場への登録及び楽天市場に出店している方へヒアリングを行うことにしました。
調査及びヒアリングの結論としては
楽天市場の食品カテゴリ(調理済の食品)において、「ギフト(お歳暮、お中元、母の日など)に出せるような商品を楽天スーパーセールやお買い物マラソンで一気に販売することが重要」ということです。
この時期に対して一気に広告をかけて販売していくのが定石とのことです。
逆にこの時期に売れなければ安定的に売れることはないみたいです。

調査した結果

楽天に出店することは現状の運営コストでは行えないという結論に至りました。
弊店で楽天市場に出店し、利益を作っていくためには楽天市場専用の商材を作る必要があり、その商材はギフトに出せるような商品かつ薄利多売なものになってしまうので弊店の店内設備では調理しきれないので調理を食品工場に依頼しなくてはいけません。
そういったオペレーションを組むのは飲食店営業と一緒に行うのは非常に難しいと感じ、現状だと断念することとなりました。

最後に

飲食店営業以外の売上を作るほうが良いと考えているので再度、ECでの販売やお持ち帰りができる商品の開発を今後やれればいいかなと思っています。


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