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ヴィクトリアマイル競馬予想

どうも複さんです。
このnoteはJRA重賞レースを以下の要素から分析予想し公開しています。
①血統分析
②調教診断
③展開予想
④推奨の5頭を◎○▲△△の印と合わせて公開

推奨は5頭のボックスですが、より自信がある馬は◎や○、▲で表しているのでそこをを厚めにする、絞るなどの使い方も有りです。
①〜④の項目ごと段階的に更新していくので週末を待たずに少しづつ読むことも可能です。

※馬券は自己責任でお願いします。


①好走血統(火曜まで更新)

▼過去10年好走血統

$$
\begin{array}{|l|l|} \hline
\text{父 大系統} & \text{着別度数} \\ \hline
\text{サンデーサイレンス系} & \text{7-7-8-92} \\ \hline
\text{ノーザンダンサー系} & \text{2-2-1-12} \\ \hline
\text{ミスプロ系} & \text{1-1-1-22} \\ \hline
\text{ロベルト系} & \text{0-0-0-7} \\ \hline
\text{ナスルーラ系} & \text{0-0-0-2} \\ \hline
\text{その他} & \text{0-0-0-1} \\ \hline
\text{ヘイロー系} & \text{0-0-0-0} \\ \hline
\end{array}
$$

$$
\begin{array}{|l|l|} \hline
\text{母父 大系統} & \text{着別度数} \\ \hline
\text{ミスプロ系} & \text{3-2-1-21} \\ \hline
\text{ノーザンダンサー系} & \text{2-3-5-56} \\ \hline
\text{ヘイロー系} & \text{2-0-1-2} \\ \hline
\text{ナスルーラ系} & \text{1-2-1-16} \\ \hline
\text{ロベルト系} & \text{1-2-1-9} \\ \hline
\text{サンデーサイレンス系} & \text{1-0-0-25} \\ \hline
\text{他} & \text{0-1-1-7} \\ \hline
\end{array}
$$

父系はサンデーサイレンス系が圧倒的に好成績を収めており、10年間で7勝2着7回、3着8回。約半分以上が父ディープインパクトの産駒。逆に不振なのは父ミスプロ系で1着はアーモンドアイの1勝のみ。母父に目を移すと1番好成績なのは母父ミスプロ系で、母父サンデー系はアーモンドアイの1着1回のみとなっている。アーモンドアイという突出した名馬を抜きにすれば父ミスプロ系も母父サンデー系も10年間で1着が無い。
今年の出走予定馬で母父サンデー系の馬
・ナミュール
・マスクトディーヴァ
・モリアーナ
・ドゥアイズ
・フィールシンパシー
過去データを参考にすると今年は大荒れの可能性がありそうだ。

▼好走血統に当てはまる注目馬

過去データから好走が期待できる血統は
父サンデー系
母父ミスプロ系
とくに父ディープインパクトの産駒が好成績。
父サンデー系×母父ミスプロ系の組み合わせも見逃せない。
今年の出走予定馬から注目する馬
・フィアスプライド(父ディープ、父サンデー系×母父ミスプロ系)
・ルージュリナージュ(父ディープ系、父サンデー系×母父ミスプロ系)
・キタウィング(父ディープ系、父サンデー系×母父ミスプロ系)
・コンクシェル(父ディープ系)
・ライラック(父サンデー系×母父ミスプロ系)

フィアスプライドは今年の出走予定馬で唯一のディープインパクト産駒であり、2走前にマイル重賞勝ち。去年の府中牝馬SではG1級の相手に最速上がりで0.1差の4着だった。2勝クラス以上ではマイルまでしか好走していない馬で前走中山芝1800での凡走で軽視されるようなら美味しい馬券になりそうだ。


②全馬調教診断(金曜まで更新)

※5点満点

$$
\begin{array}{|l|l|l|} \hline
\text{馬名} & \text{点} & \text{コメント} \\ \hline
\text{ウンブライル} & \text{5} & \text{状態最高} \\ \hline
\text{フィアスプライド} & \text{4} & \text{仕上万全} \\ \hline
\text{マスクトディーヴァ} & \text{4} & \text{仕上万全} \\ \hline
\text{ドゥアイズ} & \text{4} & \text{上り調子} \\ \hline
\text{コンクシェル} & \text{3} & \text{上り調子} \\ \hline
\text{ハーパー} & \text{3} & \text{上り調子} \\ \hline
\text{モリアーナ} & \text{3} & \text{力出せる} \\ \hline
\text{スタニングローズ} & \text{3} & \text{力出せる} \\ \hline
\text{テンハッピーローズ} & \text{3} & \text{状態並行} \\ \hline
\text{キタウイング} & \text{2} & \text{調子下降} \\ \hline
\text{サウンドビバーチェ} & \text{2} & \text{仕上不足} \\ \hline
\text{ライラック} & \text{2} & \text{仕上不足} \\ \hline
\text{ルージュリナージュ} & \text{2} & \text{調子下降} \\ \hline
\text{ナミュール} & \text{2} & \text{状態悪い} \\ \hline
\text{フィールシンパシー} & \text{2} & \text{状態悪い} \\ \hline
\end{array}
$$


▼特に状態が良い馬

ウンブライル
坂路とウッドチップ併用でしっかりと終いの脚を活かす調教ができており3歳春までと比べて格段に成長を見せている。乗り方一つだが高い能力は出せる状態にある。

フィアスプライド
ウッドチップでじっくりと調整されており、前走から調子は確実に上がっている。2週前に坂路で速いタイムを出しているのも重賞勝ちした2走前と同じ。ここに向けて仕上げられており万全に近い状態。

マスクトディーヴァ
1週前のウッドチップと当週の坂路調教ともに自身過去最高レベルの動き。
切れ味だけでは勝てないレースであることを考慮してか今までより持続力強化を意識して見えるのも好感。


③展開予想(前日まで更新)

▼今年逃げる馬、展開を予想

$$
\begin{array}{|l|l|} \hline
\text{馬名} & \text{並び} \\ \hline
\text{コンクシェル} & \text{1} \\ \hline
\text{サウンドビバーチェ} & \text{2} \\ \hline
\text{フィールシンパシー} & \text{3} \\ \hline
\text{フィアスプライド} & \text{4} \\ \hline
\text{スタニングローズ} & \text{5} \\ \hline
\text{マスクトディーヴァ} & \text{6} \\ \hline
\text{ライラック} & \text{7} \\ \hline
\text{ハーパー} & \text{8} \\ \hline
\text{ドゥアイズ} & \text{9} \\ \hline
\text{ウンブライル} & \text{10} \\ \hline
\text{モリアーナ} & \text{11} \\ \hline
\text{テンハッピーローズ} & \text{12} \\ \hline
\text{キタウイング} & \text{13} \\ \hline
\text{ルージュリナージュ} & \text{14} \\ \hline
\text{ナミュール} & \text{15} \\ \hline
\end{array}
$$

逃げるのはコンクシェル。サウンドビバーチェは控える可能性も示唆しているが普通に出れば2番手。フィールシンパシーは外枠になってしまったが陣営も前に行くことと行っており、番手につける競馬をするはず。内前の良いところをルメールのフィアスプライドが進む想定。全体の流れはミドルよりのスローからミドルペースまで。後ろからになった馬にとっては厳しい先行有利に流れになりそうだ。

④最後に選んだ5頭(当日10時まで更新)

◎マスクトディーヴァ
○フィアスプライド
▲テンハッピーローズ
△スタニングローズ
△コンクシェル
上位人気でいうとナミュールは臨戦がかなり厳しいし調教を見ても今回は能力を出せない。ウンブライルも前走で力差を見せつけられているのと血統的に合わない。
モリアーナは血統的に悪くないが、前走で力の差を感じたのと後ろからになる可能性が高い部分がどうか。
父ミスプロ系母父サンデー系という部分が気になるが能力が抜けているマスクトディーヴァが本命。血統、位置取りなどマッチするフィアスプライドが対抗で▲はウオッカやニシノブルームーンを出しているタニノギムレットが母父のテンハッピーローズを置く。近走も自分の走りはしており得意の左回りで一発を期待したい。

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