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CS Cabernet Sauvignon 2018

お正月を何をして過ごしたかあまり記憶にない。

コロナの影響で田舎に帰れず、年末からゴロゴロしていた気がする。要するに体重は増えた。

さて体重が増えるとクライミングで登れなくなるのか?

私のような永久5.9クライマーは関係ないと言うのが持論で、5.10までは練習でどうにかなると考えている。甘々なクライマーなのである。そしてクライマーに戻った私は、ネットや雑誌を読み漁り、情報過多、最新道具に執着する。

10年前と違い、Rock&Snowのバックナンバーがアマゾンで簡単に手に入る。2016年、2017年、2018年にクラックやトラッドの記事で気になった巻を購入した。

驚いたのは吉田和正さんが亡くなっていたことだ。吉田さんは先生から登るルートによって体格を変えると聞いていたので、興味津々で数回講習に行った。この年代の有名クライマーは登るのも上手いが口も上手い。5.9のクラックで何回も落ちる私を見て呆れることなく「綱を登るような運動をするとなんちゃら筋が鍛えられるから良いよ」とアドバイスを頂いた。駅に迎えに来てくれる吉田さんのデリカは石油タンクが積んであり油臭かったのが印象的だ。実はクライミングに印象がなく講習では全く尖ったところもなく失礼ながら5.14を登るクライマーには見えなかった。

さてここからが本題。同様に記事でワイドの女王Ms.Pamela Shanti PacKを知った。一目惚れだ。Pamelaはワイドクラックに強いらしく、特にOffwidthに3m間隔でBigBroを連打しているDream a littele biggerの写真は強烈だ。私も1本だけBigBroを持っているが、こいつは所謂つっかえ棒であり落ちたらキャメロットと違い噛まないのでスカッと抜けるはずだ。だから連打に意味があるのって感じなのだが、BigBroを決めてワイドを登る姿は強靭な精神を感じて独特の価値観を醸し出している。

https://pamelashantipack.com

さてCS Cabernet Sauvignon 2018, Washington State。ふらっと入ったワイン屋でおすすめだった。2500円クラスなので期待値は低かったのだけど、濃厚、タンニン抑えめ、フルーティ、果実感と存在感が強い。2000円台のNo.1だ(いまのところ)

Napaは価格が高値で安定、4000円出さないと唸れない。カリフォルニア近隣の州に期待。米国の首都がWashington, D.Cとの関係は知らない。

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