14. APFSの話

今回は、電子カルテWineStyleと直接関係はないのですが、MacOS High Sierraで採用されたAPFS(Apple File System)に関する話。

私にとって、一番ありがたいのは、コンテナの概念が追加された事、ディスクをコンテナとして設定して、その下にVolumeという概念があり、このVolumeが以前のHFS+の時のパーティションにほぼ一致、パーティションと違うところはパーティションは設定時に一つのディスクをして空き領域の管理をするがVolumeは空き領域はそのコンテナの中に存在するVolumeで共有できること。それに加え、Volumeは後で追加、削除が可能な事。

WineStyleの開発を続けていると、WWDCで新しいOSの発表があると、すぐに新しいバージョンに対する準備も始めなければならないし、また古いバージョンの環境も残しておかないと、見つかったバグの検証もままならない。なので、いつでも違うバージョンのOSを起動できるようにしておきたいのです。

今、使っているMacはiMac Proですが、外部ストレージにはゴミかごスタイル?のMac Proから使っているPromiseの4driveをRAIDにして使っています。RAIDからOSを起動できないというか、今のmacOSはAPFSのフォーマットディスクからしか起動できないし、HighSierraの時はSSDのみAPFS対応していたが、Mojaveでディスクにも対応したので、RAIDからの起動をもう一度試してみた

https://www.belightsoft.com/products/resources/apfs-bootable-clone-with-command-line

行けるかなと思ったが色々調べて見るとやはり外部のRAIDからの起動は困難。そこで, ディスク(SSDも)の中身を無駄なく使えるAPFSなので古いバージョン管理用の外部記憶としてLaCieのSSDを購入してみた。

今日届いたので、上のURLにしたがってもう一度外部から起動できるMojave環境を構築、今度は無事LaCieから起動できた。今後、このSSDの中に古いmacOSをテスト、開発できる環境を無駄なバックアップなど省いて管理して行こうと考えている。ちなみにこのLaCieはiPhone11 Proを購入した時に下取りに出したiPhone XSで手に入れたApple Gift Cardからの支払いにした。

おまけ

iPhone 11 Proのカメラにはとても満足している。

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私の以前購入した一眼デジカメより綺麗な写真が撮れる。今の一眼は進歩しているのだろうけど、カメラを購入したつもりの新しいiPhoneでも良いなと思える今日この頃です。

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