配信のライブに価値は存在するのか
ふとSNSをいじっていたら、
ある女性アーティストが歌を歌ってました。
その女性アーティストは、
当たり前ですが、
ステージに立てば、
チケット代を出さないと、
その歌声を聞くことができないのですが、
僕はその時、SNSで、
無料で歌声をききました。
そういうものだ、
と思ってしまえば、
それで終わる話ですが、
…
何がいいたいかというと、
芸術としての価値のある音楽と
この「無料」というものは、
なぜこんなにも近くなってしまったのか、
ということです。
YouTubeの影響で、
ミュージックビデオは無料が普通になり、
ストリーミングの影響で、
音楽は無料に近いものになり、
SNSや配信サイトの影響で、
ライブも無料で見れるようになりました。
もちろん、
YouTubeは、広告によって収益をあげられたり、
ストリーミングは再生回数によって、
著作権使用料が発生、それが収益になります。
配信サイトは投げ銭があったり、
SNSはそれそのものが広告としての価値を持っていたり、
いろいろ全く得られない訳ではないのですが、
これらは共通して、お客様ではなく、
お客様と作品の間をつなぐ人が、
お金のやりとりをしています。
そうなると、お客様は金銭的価値を感じていないように、
こちらは感じてしまうんです。
それは、ライブにおいても同じです。
ライブでやると
2000円のチケット代+1drinkくらいのイベントを、
そのまま配信でやるとすると、
無料じゃないの?という反応をされることがあります。
チケットは売りつつ配信、
という形を取っている所もありますが、
それはコロナのせいか、
収益をどうにかあげなくてはいけないから、
という印象を受ける人もいると聞きました。
そもそも、ライブハウスやスタジオをお借りして、
本当にできる準備をできるだけやりきって、
本当に価値のあるアーティストが歌う、
そうやって作り上げたイベントが、
会場だとチケット2000円という金銭価値を生むのなら、
配信だと、無料じゃないの?というのは、
違いませんか?
もちろんライブで重要な「ライブ感」というようなものが、
伝わりにくいという条件を踏まえれば、
チケットと同価格というのは、ないと思いますが、
それでも配信を見るのであれば、
お金は必要だと思います。
価値は存在するはずです。
ただ、それを決めるのは、やはりお客様であって、
僕たちはどんな状況であれ、
感動を届けることを続けていくしかないようです。
世の中がどういう価値判断を下そうと、
僕たちWind Produceは、本当に価値のある、
感動を届けるエンターテイメント、芸術を、
発信し続けます!
頑張っていこう。
Wind Produceも積極的に配信ができるよう、
コロナが引いても、全国に感動を届けるという意味で、
配信をできるように準備をしています。
新しいイベントの形を考えています。
見てくださったら幸いです。
ここで直近のイベントを1つお届けします。
Hoteyes×Wind Produce特別企画
Wind Music Party特別編
「Wind Music&Talk Party!」
出演者:西下友朗、梶直哉
スペシャルゲスト:吉田一馬、さとうゆうき
6/12(金) 19:00配信開始
チケット代:1000円
チケットは、 https://hoteyes.stores.jp/ より前日までに必ずご購入ください。
西下友朗のステージが30分あります。
Hoteyesの吉田店長とスタッフのさとうさんと西下と僕で、トークタイムもあります。
いつもとは少し違ったWind Produceをお楽しみください。
よろしくお願いいたします!
梶
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