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初心者が計画を立てるのはやめた方がいい

計画通りに物事はうまくいかず、計画を練っていると「うまくいかない理由」が次々に出てきて結局実行できなくなり計画は白紙になるでしょう。

子どもたちは計画を立てません。やりたいことを素直にやり始める。そもそも計画の立て方も知らない。とりあえずやってみて失敗して泣いて覚える。

大人は考え出す。そしてうまくできない100の理由を並べて結局やらない。現実は何も変わらない。賢くなるほどリスクが分かってくる。

例えば目の前にショートケーキがあるとする。子どもたちは素直に食べる。大人は、探せば近くにチーズケーキもあるしシュークリームもあるんじゃない? と思ってしまう。最善を選びたいと考えてしまう
子どもたちは違う。ショートケーキを食べながら他に見つけたケーキも食べる。思うがまま。腹がいっぱいになったらどうしようとは考えない。

どっちが面白い人生か? 結局何も食べずに人生をやり過ごすのは最悪だと思う。

私は過去に長編小説を書いたことがある。完成に2年掛かった。あらすじもシナリオもない。行き当たりばったりで書いた。書いたらすぐにネットに投稿した。次にどういう展開にするのかを全く考えなかった。全部アドリブだった。翌日続きを書くときは一度軽く読み返して矛盾がないようにだけ考えて書いた。読者も私も続きがどうなるか分からなかった。結局完結に近づく頃には1000人ほどの読者がいて掲示板で感想をくれたりもした。「続きがどうなるかわからないから面白い」とコメントがきた。そりゃそうだ。書いている私も分からないw
今小説を書くとするとざっくりとしたことはさすがに考える。
だらだらと2年も書いていられない。おそらくアニメみたいに12話ぐらいに区切る。これは2年間だらだら書いてしまって、これはあまり良くない書き方なんだろうなと分かっているから。でも当時は初心者だったから何もわからなかった。でも初心者の頃に小説の書き方みたいな本を読んでから書いたとしたら絶対書けなかったような気がする。「基本なんかしったこっちゃねえ」好きなようにやらせろと思っていたぐらいだ。

一度やってみて終わらせて次にやるときは計画を作ればいい。最初から計画を練る人は実行できなくなるのでやめた方がいい。


やりたいことリストを書くのは構わないけれど、「効率的にこなしていくにはどうするか」みたいなことを考えたら何もできなくなるんじゃないかなと思う。効率とか計画とかなしに素直に今できることからやったらええやんけと思うんだよね。