忍殺TRPG キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー 初卓リプレイ


はじめに

こんばんは。お体にお気をつけくださいね。
noteの記事作成画面の初期状態にこんな文面が表示されるということすら知らなかった筆者だが、この度筆を執ることとなった。
ドーモ、立風スゥです。
ニンジャスレイヤーTRPG。存在自体は知っていて、体験セッションも数度遊んだことはあったものの実際にプレイしたことはなかったこのゲームを、この度ご縁があってニンジャスレイヤー公式/DHTLSサーバーにて遊ばせていただいた。
当記事はそのリプレイ……プレイリポート?となる。
勝手もわからず、拙い記事となりますが、楽しんでいただけると幸いだ。

こちら、ニンジャスレイヤーTRPGの公式記事となります。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

参加のきっかけ

すみません。久しぶりにTRPG遊びたく、どなたか21(金)夜もしくは、22(土)で卓を回してくださる方いらっしゃいませんか?

M2

きっかけは、公式サーバーで見かけたこの一文。
当時の自分は身内サーバーでの別ゲーにおいて自キャラのロールプレイに燻りというか、接続不良のようなものを感じ、なにか”起爆剤”を求めて参加から1年以上放t……ROMっていたニンジャスレイヤー公式サーバーを彷徨っていた。
今回の卓参加者のM2氏の発言にNMのほのぽっぽ氏が反応し、あれよあれよという間に卓が立つのを見ていた自分は「これだ!」と思い参加を申請。
もって忍殺TRPG初体験ということに。
セールで買った電子書籍版ルールブックを引っ張りだし、さっそくキャラクターを作成(忍殺TRPGはダイスを5つや6つくらい振るだけでキャラができるのだ。スゴイ)。
それから過去遊んだ体験セッションの内容等を元手にキャラ設定を練ったりしつつ、他プレイヤ―さんが集まるのを待ち……4忍のニンジャが出揃った。

キャラクター紹介

◆ ファング・狼牙 PL:M2
今回の卓の発端となったM2氏のニンジャにして、今卓一番の残虐者。DKKを稼ぎたい、ニンジャの力を思う存分振るわせたいというM2氏の方針もあり、モータルの血肉で数多のネギトロやオハギを量産していく。
実はセンタ試験に失敗し飛び降りたところにニンジャソウルが憑依したという、なかなかの経歴の持ち主。
カラテのステータスが高く、また三倍脚力の上にヒキャクを装備しているため脚力と回避能力に自信あり。

◆ファング・狼牙 (種別:ニンジャ) 
カラテ 5 体力 5 
ニューロン 4 精神力 4 
ワザマエ 4 脚力 5/N 
ジツ 0 万札 0 

攻撃/射撃/機先/電脳 5/4/4/4 
回避/精密/側転/発動 6/4/4/- 

◇装備や特記事項 
トロ粉末 ▶ヒキャクLV1 ◉常人の三倍の脚力 ◉知識:独立小組織

◆カノンヘッド PL:からすみ
すこし古風な喋り方から飛び出す何暴発言。けれど不用意には殺さず奥ゆかしい。
残虐上等のファング・狼牙や天真爛漫なシャインエイジ、いろんな意味で大暴れなオフィディアンアスペクトに対し、一歩引いたところから後方腕組ニンジャ顔でサポートをしてくれる。
出目が滑ることもあったが、キメるところはばっちりキメるのもまたかっこいい。
高カラテと頑強な肉体のスキルによる圧巻の初期作成体力8。ただしワザマエの低さから連続側転による機動戦は苦手な、重戦車めいた構成。

◆カノンヘッド (種別:ニンジャ) 
カラテ 6 体力 8 
ニューロン 4 精神力 4 
ワザマエ 1 脚力 3/N 
ジツ 0 万札 0 

攻撃/射撃/機先/電脳 6/1/4/4 
回避/精密/側転/発動 6/1/1/- 

◇装備や特記事項 
オーガニック・スシ ◉頑強な肉体

◆シャインエイジ PL:インサイト猫
天真爛漫な元ヒキャク・パルクールの未成年女ニンジャ。金髪碧眼。脳筋、に見えて鋭く役目をこなす仕事忍。
カルマ:善でこそないもののモータルへの残虐行為は得意ではなく、ファング・狼牙の残虐ファイトにドン引きする場面も。
また交渉事などの頭脳労働はあまり得意ではない様子。
当卓唯一の11点スクラッチ作成キャラ。ジツとニューロンを投げ捨てた割り切った構成からの巧みなスリケン投擲が光る、光る。

◆シャインエイジ (種別:ニンジャ) 
カラテ 5 体力 5
ニューロン 1 精神力 1 
ワザマエ 5 脚力 4/N 
ジツ 0 万札 0 

攻撃/射撃/機先/電脳 5/5/1/1 
回避/精密/側転/発動 5/5/5/- 

◇装備や特記事項 
生い立ち51〇元ヒキャク・パルクール ◉常人の三倍の脚力 ◉知識:ビークル

◆オフィディアンアスペクト PL:立風スゥ
筆者のニンジャ。小柄な元女子高生ニンジャで、当卓唯一のカルマ:善にしてフリーランス。一見物静かに見えてわりとガンガン話の前にでるクソ度胸系ガールで、また自らのカラテを高めることにも熱心。なおその胸は平坦であった(重要)。
ゼゲン・ジツ(◉魅了)による交渉役と思いきや、最後の最後にカラテでの大立ち回りも見せ……ちょっと暴れすぎでは?(猛省)。
性能的にはランダム作成キャラではかなり上澄みのステータス。近距離戦も遠距離戦もそつなくこなす。

◆オフィディアンアスペクト (種別:ニンジャ) 
カラテ 6 体力 6
ニューロン 4 精神力 4 
ワザマエ 6 脚力 3/N 
ジツ 0 万札 0 

攻撃/射撃/機先/電脳 6/6/4/4 
回避/精密/側転/発動 6/6/6/- 

◇装備や特記事項 
オーガニック・スシ ◉魅了 ◉知識:オカルト

◆NM:ほのぽっぽ
今回のニンジャマスター。
M2氏の発言から爆速で卓を立てた行動力の化身で、丁寧かつ親切なマスタリングでニュービーな自分を含んだセッションを円滑に進めてくれました。
また、だいぶ長い自分のRP(本当に長い)(申し訳ない)に真っ向から付き合ってくれた、卓越したRPカラテも必見。
そんなほのぽっぽ氏が今回4忍のニンジャたちに差し向けてきたシナリオは……
ANIGR氏作、『キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー』!!

(ほのぽっぽ氏曰く、今回のシナリオは初版向けな上記シナリオを現行のニンジャスレイヤーTRPG2版仕様に調整したものだとか)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー

ダンゴウ

血も涙もないソウカイ・シンジケートのニュービーニンジャ(あるいは、シンジケートからの仕事を受けたフリーランサーや企業ニンジャかもしれない)である君たちは、トコロザワ・ピラー内部に多数存在する会議室のひとつへと集められていた。 おそらく今日、君たちにはシンジケートから何らかのヤクザクエストが与えられるのだろう。 この場には、既に面識のある者もいれば、初対面の者もいる。アイサツの中でフレンドリーに振る舞う者もいれば、必要以上に馴れ合おうとしない者もいる。 明日のローン返済のためならばどんな事でもしようと考えるサンシタもいれば、いずれはラオモト・カンすら倒しネオサイタマの王として君臨しようという野心に溢れた命知らずもいるかもしれない。 何はともあれ、これから同じミッションを与えられるもの同士、まずはアイサツを済ませておくべきだろう。

シャインエイジ(インサイト猫):
「ドーモ、はじめまして!シャインエイジ、です!」快活に挨拶します!

カノンヘッド(からすみ):
「ドーモ、シャインエイジ=サン。カノンヘッドです」

ファング・狼牙(M2):
「ドーモ、はじめましてみなさん。ファング・狼牙です。」

オフィディアンアスペクト(立風スゥ):
「……ドーモ」
部屋の隅、ひっそりと佇んでいた女子高生がつぶやくように返す。 トコロザワピラーの会議室、ニンジャの集まるその場所には不釣り合いな装いの彼女は、しかし平然と蛇めいた眼で部屋を見回していた。
彼女もまた、ニンジャなのだ。

……ロールプレイが長い!!アイサツ描写の時点で一人だけ常人の三倍の文章量である。弁明させていただくと、筆者が普段遊んでいる身内卓は、たった1つのシーンの描写で一日4時間ほどのセッションを2、3回消費するような長文ロールプレイヤ―の集まりなのだ(遊んでいるのはダブルクロスThe3rdEditionである)。
今回初めて身内卓を飛び出し、勝手もわからず普段通りの通常運転でRPをガン回しした結果、オフェディアンアスペクトの描写だけで相当な画面圧迫率となってしまっている。
反省はしているので、オフェディアンアスペクトのカワイイさに免じてお目こぼしいただきたい。

シャインエイジ:
「ヨロシクオネガイシマス!これから一時の仲間になるのかな?私は殴ることぐらいしかできません!」

カノンヘッド:
「ウム。何事も殴って解決すればよい!」

ファング・狼牙:
「早くて分かりやすい。良い」

オフィディアンアスペクト:
「……はぁ」 少女、オフィディアンアスペクトはため息を吐き、自身の細い掌を見、ゆっくりと握りこむ。
「ッ……」 ぴくりと、オフィディアンアスペクトは眉を動かし、部屋の扉へと視線を向ける。

NM(ほのぽっぽ):
……その時!ターン! 南のフスマが威圧的に開かれ、金糸のニンジャ装束を纏ったニンジャが君たちの元へと現れた。
「よう。集まってるな、サンシタども?」
「ドーモ、ソニックブームです」
現れたのは赤地に悪趣味な金糸装束の大柄なニンジャ、ソニックブーム。 強力なソニックカラテを武器とする、ソウカイヤ上位構成員「シックスゲイツ」の一人だ!

◆ソニックブーム (種別:ニンジャ) 
カラテ 12 体力 17 
ニューロン 6 精神力 12 
ワザマエ 10 脚力 6/N 
ジツ 5 万札 50 

攻撃/射撃/機先/電脳 12/10/6/6 
回避/精密/側転/発動 12/10/10/- 

◇装備や特記事項 
『●連続攻撃2』、『●連射2』、『◉忠誠心:ソウカイヤ』、『★◉◉ソニックカラテ衝撃波』 

『★◉◉ソニックカラテ衝撃波』: 手番攻撃フェイズ開始時に【体力】か【精神力】を1消費し、以下の戦闘スタイルを使用できる: 

 射撃用の『戦闘スタイル』として使用: 
・ソニックカラテ衝撃波(連発):連射5、ダメージ2 
・ソニックカラテ衝撃波(収束):連射2、ダメージ3、時間差 
・ソニックカラテ衝撃波(乱打):連射10、ダメージ1 

素手攻撃用の『戦闘スタイル』として使用: 
『近接攻撃』に『痛打+1』と『リーチ+2』を得る。ただし、隣接している敵に対しては攻撃不能。

NM:
威圧的にソニックブームのステータスも開示しておくぜ! PC達との力の差がわかるだろう?

実際、圧倒的ステータス格差である。一番低いニューロンの能力値で初期作成ニンジャの最高値と同等の6、それ以外は能力成長のソフトキャップである「成長の壁」を1つ超えた先の数値だ。スキル『★◉◉ソニックカラテ衝撃波』による各種特殊行動もあり、初期作成ニンジャたちでは束になっても敵わないだろう。

シャインエイジ:
「ソニックブーム=サン、ゴキゲンウルわシュー!」

カノンヘッド:
「ドーモ、ソニックブーム=サン」
頭を下げる

オフィディアンアスペクト:
「……ドーモ。オフィディアンアスペクトです」
威圧感。今の自身ではかなわない、圧倒的な存在格の差が、肌を泡立たせる。
が。
(……ダイジョウブ。ダイジョウブ。あの日ほどじゃ、ない)
少女は平然と手を合わせ、オジギした。

ファング・狼牙:
「ドーモ、ソニックブーム=サン」 平然としているが、圧倒的なカラテの差に足が震えている...

ソニックブーム(ほのぽっぽ):
「…フン」 ソニックブームは不機嫌そうに鼻を鳴らす。果たしてそれは誰のどの行動に向けて放たれたものだったのか…
「今日はテメェらにミッションを持ってきてやった。ありがたく思えよ、エエッ? ガキの使い程度のクソみてえに簡単な仕事だがなァ……」
ソニックブームは上座の席にどっかりと腰を降ろし、今回のヤクザミッションについての説明を始めた…
「うちの傘下のチンケなジアゲ・ファンド経営者が、テメエの力じゃ手に負えねえ物件があると泣きついてきやがった」
「『ヨタモノ』とかいう名前のライブハウスらしい。界隈じゃそれなりに有名な店らしいな……」

NM:
貴方達は「ヨタモノ」を知っていてもいいし、知らなくてもいい
知っているかどうかダイスを振って決めてもいい。 なお知っていても特にボーナスはない。フレーバー重点な

オフィディアンアスペクト:
「……聞いたことは、ある。その界隈の人たちの、聖地だとかなんとか」

シャインエイジ:
「ヨタモノ?正直知りません!」
正直に答える。正直こそ上司に対する一番の徳だと無意識的に知っているからだ

カノンヘッド:
「存じ上げませぬな」

ここで、M2氏がダイス判定。ファング・狼牙がヨタモノについて知っているかを、決断的に『知識判定』した。
知識判定はニューロンの値を参照して行う。

: 4d6>=4 = (2,6,4,3 :成功数:2) 合計値:2

立風スゥ:
6成功がある!

NM:
判定によっては出目6を出して成功すると、通常成功より良い結果になる可能性があったりします 今回はあくまでフレーバー判定なので、特にボーナスなどはありませんが

ファング・狼牙:
「ヨタモノ聞いたことがあるな..」

ソニックブーム:
「まあ、そんなことはテメエらにはどうだっていいことだ。ソウカイヤにとってもな」
「オーナーは屈強なヨージンボを何人か従えてるらしいが、所詮は非ニンジャのモータル。ニンジャの力の前にゃアカチャンみてえなもんだ」
「何人か「わからせて」やりゃ、オーナーも跪いて赦しを乞うだろうさ。ジアゲに必要なオーナーのハンコが押された契約書をなんとしても持って帰ってこい」

ソニックブーム:
「後はそうだな……後でウダウダ言われねぇように、客どもにもソウカイヤの恐ろしさを刻み込んでやれ。やり方は任せる」
「多少の殺しは問題にならねえようにしておいてやった。とはいえやり過ぎるなよ?やりすぎればもみ消すのも面倒事になるからなァ」
「脅す方法は何も殺すだけじゃねえ……殺した方が早いがな」

NM:
ソニックブームは含みのある言い方をした。 恐ろしさを刻むやり方は自分の頭で考えろと、そういうことらしい。

シャインエイジ:
「ヨージンボをわからせて、ハンコを押された契約書を持って帰る、比較的かんたんなビズですね」

ソニックブーム:
「あと、ここからは俺様の独り言なんだが……」
「目的の『ヨタモノ』がある土地はオムラの再開発計画予定地となっててな。将来的に地価の高騰が予想されてるんだ」
「地上げを依頼してきたタメジマって奴はチンケなヤクザだ。ハンコ付き契約書を手に入れればあの土地はあいつのものになるが……もしその後で奴が死ねば契約書は誰のものでもなくなる」
「例えばソウカイヤのニンジャであるテメエらが【偶然】持ち主のいなくなった契約書を手にすれば、土地はソウカイヤの物……別におかしな話じゃねぇよな?」

NM:
ナムアミダブツ!ソニックブームは君達に、ハンコ付き契約書を手にいれた後タメジマを殺し契約書を奪えと言外に言っているのだ!
しかしいかに相手がヤクザといえど、依頼中に依頼者を裏切りあまつさえ殺害するなど信義にもとる行動である!

NM:
(具体的にはタメジマを殺して契約書を奪うと、ミッション評価が一段階アップする代わりに殺害したPCはDKKが+d2されます)

DKK。正式名称ダークカラテカルマポイント。簡単にいうと、これはニンジャがどれだけ邪悪で控えめでないかを表すステータスだ。
シナリオ中に邪悪な行動……例えばそこら辺のモータル、つまり非ニンジャのクズを木人にしたりすると上昇していく。
このポイントを消費することでシナリオ後にカルマロンダリングという特殊な成長システムを利用できるのだが……これを溜めすぎたニンジャの前には何が訪れるのか、聡明な原作読者の皆様なら、おおむね検討がつくことだろう。

カノンヘッド:
「ハイ、ヨロコンデ」

ファング・狼牙:
「ハイ!ヨロコンデ! モータルにニンジャ力をソウカイヤに反抗することの恐ろしさ見せつけてやりますよ」

シャインエイジ:
「なるほど……」少し考えるふりをします、何も考えていません

かわいいね!

キャノンヘッド:
「つまりいつも通り、殴って殴って殴ればいいのだな」

からすみ:
コイツアホだな?PLは訝しんでいる

オフィディアンアスペクト:
「……死んでもハンコを押さなかったら?」
少女は蛇めいた眼でまっすぐにソニックブームを見すえ、聞いた。
「詳しくはない、けど……アンタイセイって、そういうことでしょ」

ソニックブーム:
「アア?」
ギロリ、と威圧的な瞳でオフィディアンアスペクトを見る。
「そりゃテメェ、やることはシンプルだ」
【ハンコを捺す気にさせてやる】か、【代わりにハンコを捺してやる】か…まさかやり方がわからないなんて言うつもりはねぇよな?エエッ?」

NM:
※今回必要なものは【オーナーのハンコが捺された権利書】です
【ハンコが間違いなくオーナーのものであれば、オーナーが自らハンコを捺す必要はない】ということは覚えておいてください 

ソニックブーム:
「他にここまでで何か質問はあるか?」

オフィディアンアスペクト:
「なるほど」
納得したというように、目を伏せる。

ファング・狼牙:
「ハンコが捺された権利書があれば、本人がいなくてもいい。大変分かりやすい。」

シャインエイジ:
「わかりやすいといえばわかりやすいですね!ハンコを押してもらうのが一番平和ですが!」
「キッポーをお待ち下さい!」

ソニックブーム:
「そうか、ならいい」
「ああ、そうだ。ひとつ気になることがあってな」

ここで、ソニックブームが不穏なことを語り出す。

ソニックブーム:
「ここ最近、『ヨタモノ』近辺にシマを持ってるうちのニンジャが何人か殺られた」
「取るに足らねぇサンシタどもだが、こうも立て続けに死なれるとうちのメンツにも関わる。もし首謀者を見つけたらブチ殺してこい」

キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー。ニンジャスレイヤー原作においては、暗黒の七日間といわれるタイミングのお話である。
……時系列が原作通りだとするならば、ある意味では一番ヤバいタイミングといえる。ソウル制御のできていない獣が、存分に暴れまわっているのだから。
赤黒の、獣が……!

ソニックブーム:
「だが、テメエらもそのサンシタどものようにやられちゃソウカイヤの恥だ……そこで俺様からありがたいプレゼントをくれてやる。感謝しろよ、エエッ?」

ソニックブームが合図すると、ソウカイ紋コンテナを担いだクローンヤクザが入室! コンテナの中には最新鋭のテック装備や、匠の技による伝統的ニンジャ装束などがぎっしりと詰まっている!
ここでPCはそれぞれ【万札:10】以下かつ現在の名声で購入可能なアイテムを自由に1つ選んで受け取り装備することができる。サイバネは不可。副次能力値を上昇させる防具を装備した場合は現在値と上限値も直ちに上昇する。

ファング・狼牙:
「えぇ...どこのニンジャかわかりませんが、ソウカイヤに楯突く連中はその首をはねてきましょう」

NM:
というわけで ソニキからのプレゼントだ
皆さんレギュレーション内のお好きなアイテムを一つ選んでね! 後で返したりはしなくていいのでごあんしんだ
非ソウカイニンジャのオフィディアンアスペクト=サンも遠慮せず受け取ってね!

立風スゥ:
万札10までのアイテム一つかぁ

ここでNMからのアイテム支給が入る。
各自相談の元、それぞれ最適と思われるアイテムを選択し、キャラクターに所持/装備させた。
ファング・狼牙は回避ダイスといざってときの即応ダイスが増える『伝統的なニンジャ装束』を。
カノンヘッドは精神力を高め、いざってときに一度だけ使える追加の回避ダイスをもらえる『パーソナルメンポ』を。
シャインエイジとオフィディアンアスペクトは、体力を4、精神力を2も回復する回復アイテム『オーガニック・トロ・スシ』を選択した。

立風スゥ:
一撃で4ダメ貰うことってあるかなぁ
あったらトロ喰っても無駄になるけど……

からすみ:
赤黒あたりが来たらワンチャン……?

立風スゥ:
いや、トロだな。トロにします。
一撃4ダメとか飛んで来たら装束あっても大してかわらん!

ここの発言を、読者の方々にはぜひ覚えておいていただきたい。

NM:
カラダニキヲツケテネ!

からすみ:
トロは忍殺世界では副作用のない麻薬なのだな……

M2:
ニンジャスレイヤーなど下っ端の言い訳実在するわけが...

からすみ:
むしろ赤黒が来てくれたら命乞いできるから楽しいのでは?(ガンギマリ)

こないで(こないで)

ソニックブーム:
「どうだ?アア?理解したんだろうな?なら、こんな所にボサッと突っ立ってマヌケ面並べてんじゃねえぞコラー……とっとと行って、ハンコを押させて来やがれ」
「ヘマしやがったら承知シネッゾコラー!」

ファング・狼牙:
「ハイ!!ヨロコンデ!!!」

シャインエイジ:
「ハイヨロコンデ!」

オフィディアンアスペクト:
「ハイ」
ポツリとつぶやくように返事を返し……去り際にソニックブームを見やる。
(……”あの人”とこの人、どっちが強いのかな)

意味深な物思いをするオフィディアンアスペクトと、ソウカイニンジャ3忍。
場面は彼らが『ヨタモノ』にたどり着いたところに切り替わる。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『ヨタモノ』

やがて君達は『ヨタモノ』に辿り着いた。
建物の前には依頼人である『タメジマ』と思しき眼鏡のヤクザが立っており、揉み手をしながら君達を出迎える。
その表情にはニンジャである君達への怯えが混じっている……

タメジマ(ほのぽっぽ):
「ドーモ、タメジマです。ソウカイヤのセンセイ方、お待ちしておりました。ここが、件のライブハウス『ヨタモノ』です」
「ここのオーナーがとにかく頑固で、ヨージンボも屈強……どうかセンセイ、オネガイシマス……!」

シャインエイジ:
「任せてください、タメジマ=サン!ソウカイヤの敵ではありませんよ!」

カノンヘッド:
「承知」

ファング・狼牙:
「ドーモ、タメジマ=サン。ファング・狼牙です。まぁそう熱くならないで、ビジネスのオハナシでもしましょう」

怯えた様子のタメジマと、淡々とビジネスの話に移るソウカイニンジャたち。
タメジマの反応も当然だ。
ニンジャスレイヤーの世界においてニンジャとは古代~平安時代を圧倒的暴力によって支配した半神的存在であり、そのニンジャに虐げられていた一般人の末裔である現代人にはその恐怖が遺伝子レベルで刷り込まれている
ニンジャを目にして「ニンジャナンデ!?」と叫び失禁し始めないだけ、タメジマは度胸がある方なのだ。
そんなタメジマの様子を見て、まだニンジャになって日が浅いオフィディアンアスペクトは、動いた。

立風スゥ:
NM、タメジマ=サンに魅了使える?

NM:
えっ、今ですか?
構いませんが…ちなみに魅了に成功したら何をする予定です?

からすみ:
コワイ!

立風スゥ:
モータルをたやすく魅了したり、NRSに陥れたりできるってことは……その逆もできるのではないかなと
今ニンジャへの怯えがあるっぽいので

NM:
つまりこちらを「信用」させるって感じですかね?
それでしたら構いません
発動判定をお願いします

インサイト猫:
おお!
がんばれー!

オフィディアンアスペクトのスキル『◉魅了』は、原作ではレッサー・ゼゲン・ジツやゼゲン・ジツのようなモータルに対する催眠効果を持つジツを表現するスキルだ。
これを今回は、ニンジャに対する恐怖感軽減のために用いようというわけだ。
◉魅了の発動は、ニューロンとジツの値の合計値分ダイスを振り、4以上の出目が1つでも出れば成功する。

: 4d6>=4 = (6,3,2,5 :成功数:2) 合計値:2

立風スゥ:
6成功がある。やったぜ

NM:
成功!
では、オフィディアンアスペクト=サンはタメジマを魅了することに成功しました
やり方等はお任せします

オフィディアンアスペクト:
「……はぁ」
ため息を吐いた少女が、ちろりと唇を舐めてからタメジマにすり寄る。するりと這い寄る蛇のように。
脳髄を溶かすようなアシッドな香りがタメジマの鼻孔を擽る。どこから?少女の、肌から。
「息をすって、タメジマ=さん。私たちは仕事できました。ワカル?怖がる必要なんてないんです」

タメジマ:
「あっ」
タメジマの第六感が危機を発した時には、既に彼はオフェディアンアスペクトから目を離せなくなっていた。
なんと魅力的な女性だ…ニンジャ?それがどうしたというのだ! ニンジャであろうと…いやあるいはニンジャだからこそか…魅力的な女性に魅力を感じるのは生物の本能!
タメジマの迷いが消えた!
君達の事をすっかり信頼してくれたようだ!

思っていたより効きが強い

シャインエイジ:
準備体操ストレッチをしている

オフィディアンアスペクト:
パン! 少女がタメジマの眼前で柏手を打つ。 アシッドな香りが消え失せた。
「落ち着きました?」

タメジマ:
「ハイ!」
タメジマはどこか興奮しているようだ

思っていたより効きが強い!

NM:
このように、少々脇道に逸れるような行動を取りたい場合も
NMに提案してみてくださいね
思わぬルートが開けるかも…?
その代わり無理ですって言ったらゴネたりしないでね!

立風スゥ:
はーい

インサイト猫:
はーい

からすみ:
ハイ

M2:
ハイ

実際この後もオフィディアンアスペクトは脇道行動をちょくちょく取ることとなる。

タメジマに促され、君達は「ヨタモノ」内部へと侵入する。
《……アンタイセーイ!》狭い階段を下るにつれ、奥からライブの音が煙草やアルコールの臭いと入り混じりながら漂ってくる。
《スシを……食べ過ぎるな……!》

タメジマ:
「オーナーがいる事務所は右手に……」

NM:
……その時! 廊下にたむろしていた6人のチンピラが君達の姿に気づいたようだ。
「ナンダテメッコラー……」 「ア、テメェ地上げ野郎か!?」 「ヨタモノ地上げするつもりかコラ?」 「ひょろついたヨージンボ引き連れやがって、俺らがボコしてやる!」
「「「「アンタイセーイ!」」」」
地上げ屋として悪名高いタメジマ、そしてそのヨージンボである君達の姿を見咎めたチンピラ達は、拳を振り上げて君達に襲いかかってくる!
――その姿は、ニンジャである君達にとってはまるでスローモーションのようだ。

NM:
ではここで軽い判定です
ヨタモノ達はめいめい貴方達に殴りかかってきました
この攻撃を回避してください(回避判定ノーマル)
全力回避で問題ありません
避けた場合は、自由に反撃などして頂いて構いません
こいつらはヨタモノですし殺してもDKKはたまりません
お好きにドーゾ
(なお殺したくない場合は、気絶などにとどめても構いません)
ちなみに、回避に失敗するとダメージ1です

ここで判定!シャインエイジ、カノンヘッド、ファング・狼牙、オフィディアンアスペクトの順で回避していく。
回避は一番数値の高い基本能力値に、何かしらのボーナスを加算した数のダイスを振って行うのだ。

5d6>=4 = (3,3,4,5,1 :成功数:2) 合計値:2

6d6>=4 = (4,3,5,5,2,1 :成功数:3) 合計値:3

7d6>=4 = (4,4,1,5,2,2,4 :成功数:4) 合計値:4

6d6>=4 = (5,3,3,3,5,6 :成功数:3) 合計値:3

全員危なげなく回避成功!問題は反撃だが……

インサイト猫:
気絶にとどめます

ファング・狼牙:
「挨拶もできないのか、ここのモータルは...」
反撃で蹴りを入れお腹から向こう側を見れるようにします
「ドーモ、ファング・狼牙です。」

ヨタモノA(ほのぽっぽ):
「アバーッ!」
風通しが良くなったヨタモノ死亡!

無惨!!対してカルマ:善、すなわちじゃあくではないニンジャであるところのオフィディアンアスペクトは……

オフィディアンアスペクト:
「……まだやりますか?」
パンチをすり抜けるように躱し、攻撃者をまっすぐ見据え、つぶやくように。
少女の発する雰囲気は、はっきりいって異質だ。

ヨタモノB(ほのぽっぽ):
「あっ♥」
ヨタモノカウンター魅了!

この通りである。元女子高生ニンジャの魅了に、観客席に蚊柱が立つ(忍殺公式サーバーには、実際にRPや判定をする用のチャンネルとは別に、稼働中のセッションを実況する用のチャンネルが存在しているのだ!)。

NM:
あ、魅了で良かったでしょうか
NRS起こす感じでしたか?

立風スゥ:
どちらでもですね
そもそもカラテする価値すらないとみてる感じです
なので、ファング=サンに向かって……

オフィディアンアスペクト:
「……この程度の相手に。カラテが濁りますよ」

シャインエイジ:
「カラテが濁る?きっちりシメて置かないと思わぬ反撃を喰らいますよ?」

ヨタモノC(ほのぽっぽ):
「ムン」
その傍らではシャインエイジにカウンターを食らったヨタモノが気絶!

NM:
カノンヘッド=サンはどうしますか?
殺します?気絶させます?

からすみ:
気絶で

というわけで、2人気絶の1人無惨1人魅了でヨタモノを撃退した一行。

ヨタモノ(ほのぽっぽ):
「ムン」
ヨタモノ更に気絶!
「「アイエエエエ!!ニンジャ!ニンジャナンデ!?」」
残った二名のチンピラは、目の前に広がる惨劇に君達がニンジャであることを理解した…理解してしまった! たちまちNRSを発症し、その場でドゲザ!

NM:
残りのヨタモノも戦意を喪失したようです
君達はこいつらを無視して先に進んでもいいし、なんかムカつくので殺してから進んでもいい
ただし! 既に戦意を喪失している相手への追い討ちになるので 彼等に危害を加えたPCにはやり方に応じてDKKを進呈します

ファング・狼牙:
とりあえず目の前で寝っ転がってるの邪魔なので蹴り飛ばしておきます。

NM:
ええと今しがた殺した死体に、で合ってますね?
追い討ちですがまぁこの程度ならDKKにはならないてしょう

インサイト猫:
反撃の可能性が全くないことを確認したいです

ヨタモノ:
「アイエエエエエ!!歯向かってゴメンナサイ!殺さないで!!」 どうやら本当にこれ以上何かするような気概はなさそうです 放っておいても問題ないでしょう

立風スゥ:
ふむ。危害じゃないならDKKは貰わないんですね

NM:
「危害」の定義にもよりますが 場合によっては、直接加害行為を行わなくてもDKK行為認定される可能性もあることには留意しておいてください
その場合は必ず確認を取ります

立風スゥ:
では2体魅了を目指して、片方のほうに魅了を。
NRS緩和目的な

魅了は6の出目が2つ出て成功すると、もう1人に効果を波及させられるのだ!

: 4d6>=4 = (2,3,1,5 :成功数:1) 合計値:1

立風スゥ:
片方だけか

オフィディアンアスペクト:
「まったく、面倒くさい」
そういって少女はマフラーの首元を緩める。
アシッドな香りが漂う。邪視が、ヨタモノの片割れの眼に吸い込まれる。
その脳髄に向けて。

ヨタモノ:
ではヨタモノ一人魅了!
「グワーッ♥」

オフィディアンアスペクト:
ゼゲン・ジツ。
対象の自我を溶かし、魅了し、支配する恐るべきジツ。
だが、溶けた自我はニンジャの衝撃を、恐怖をたやすく受け止めるだろう。
そう、まさしく安らぎのフートンが如く……!

ヨタモノ:
いきなり隣の仲間の態度が変わったことに、もう一人のヨタモノは恐るべきニンジャのニンポを連想してしまった!

オフィディアンアスペクト:
「……これ、イヤなんですよ。向けられる視線が」
マフラーの首元を戻しながら、オフィディアンアスペクトはぼやく。
「ほら、相方を連れて逃げるといいです。そこの人みたくなりたくなければ」
魅了したヨタモノに向けて、うんざりしながら言葉をかける。

ヨタモノ:
「おい、大丈夫だぞ」 「この人は、いやこの方はあんしんだ」
据わった目つきで相方を諭す魅了ヨタモノ! それがまた怖い!
「ハイヨロコンデー!」 未だに喚いている相方を連れ、魅了ヨタモノ退出!

NM:
では、他には大丈夫かな?
大丈夫でしたらシーンを移動します

タメジマ:
「ハハハ!ザマアミロだ! センセイ達に逆らうからこうなるんだよ! 流石ですセンセイ達!」
タメジマは壁に叩きつけられたヨタモノ死体を威圧的に踏みにじり、満足げに嘲笑!

シャインエイジ:
「タメジマ・サン……一寸先は闇ですよ」

死んだヨタモノの死体を踏みにじるタメジマ。それを見て、筆者の脳裏に電流が走る。

立風スゥ:
あ、死んだヨタモノってサイバネしてたりします?
具体的には生体LAN端子とか

NM:
剥ぎ取りですか?
うーんそこまで考えてなかったのでここは判定しますね

偶数で生身奇数でサイバネ者: 1d6 = (3) 合計値:3

NM:
どうやらサイバネ者だったようです

シャインエイジ:
周辺を警戒しておきます

立風スゥ:
あ、剥ぎ取りはしません

NM:
では何をされたいので?

立風スゥ:
では……

オフィディアンアスペクト:
「タメジマ=サン、すこし失礼」
少女は踏みつけられていた死体のそばにかがみ込み、後頭部を漁る。
そして生体LAN端子を見つけると、そこにポケットから何かしらの端末を取り出し、端子に接続した。
パンッパンッ!小さくなにかが爆ぜる音と、肉が焼けたような匂い。死体が煙を吐きながら白目をむく。
「……死人に口なし。やすらかに」

シャインエイジ:
オフィディアンアスペクト=サンの行動を見て怪訝な顔をします

NM:
「せ、センセイ…?」
オフィディアンアスペクトの行為の意味を理解できていないようだ

カノンヘッド:
「……」
後方腕組みニンジャ面(?)

オフィディアンアスペクト:
「……あぁ、電脳を焼いたんですよ。サイバネ者同士の作法だとかで。私は生身ですけど」
死体の目を閉じ、端子から機器を外し、ポケットにしまいながら立ち上がる。

これはニンジャスレイヤー外伝小説『スズメバチの黄色』にて描写された概念である。
サイバネ者同士が戦闘した場合、電子イレイサー・デバイスで相手の電脳を焼き、戦闘ログなどを消去するのがごく一般的な作法なのだという。
スズメバチの黄色は、いいぞ!

シャインエイジ:
「ほへー……」ただただ感心しています、未知の事柄には敬意を払います

タメジマ:
「は、はぁ…」
ばつの悪さを感じ死体から足をどける

オフィディアンアスペクト:
「さて、お待たせしました。行きましょうか」

NM:
それでは、そろそろ進めていきますね

各員:
ハイ

『ヨタモノ』事務所

ここはライブハウス『ヨタモノ』の事務所だ。
部屋の中央にはオーナー用の大きな事務机があり、その手前に応接用の安っぽいバイオバッファロー革張りのソファがある。
部屋の奥には楽屋、左側奥にはライブハウス、右側奥には外への非常階段へのドア。 禿頭にサングラスをかけたオーナーはしかめ面をして事務机に座り、その左右にはシシマル・パンクスのヨージンボが4人。ヨージンボ達は皆屈強で、なんらかの格闘技の経験者であることは間違いない。
タメジマは君達に後ろで立っているように目配せをすると、ヘラヘラと笑いながら応接用のソファに座る。

タメジマ:
「ヘヘ、ではこの土地の明け渡しの件、ハンコをもらいましょうか?」

オーナー(ほのぽっぽ):
「オマエは馬鹿か?繰り返し『ノー』突きつけられるためにまた来たのか? オマエのドンくさいバウンサーの代わりにまたシコタマ殴られる役を連れてきたってか?」
オーナーは常人なら震え上がるような眼光でタメジマと君達を睨みつけると、右手でキツネ・サインを作って威嚇した。
これは日本に古来から存在する明確な敵意表現だ!
「オトトイ・キヤッガレ!」

タメジマ:
「ヘヘ……いやね、考え直しちゃくれませんかね?……もうね、アンタも私も、後戻りできないんです」

オーナー:
「お前……?」

NM:
タメジマのただならぬ様子に、オーナーは目を見開く!
タメジマは振り返り、目で君達に前に出るように促した。
ヨージンボ達が慌ててオーナーを守るように前に出てカラテを構える。

シャインエイジ:
「ドーモ、シャインエイジ=デス!今度は今までのようにいきませんよ?」

カノンヘッド:
「ドーモ、オーナー=サン。カノンヘッド=デス。貴様を殴る。ハンコを押す気になるまでな」

ファング・狼牙:
「ドーモ、オーナー=サン。ファング・狼牙です。 ハンコを捺した権利書を早く渡した方が、お互いに楽だろう? タイムイズマネーお互いに良いビジネスをしましょう。」

オフィディアンアスペクト:
「……ドーモ」
少女は首をコキコキと鳴らし、マフラーで口元を覆う。 そしてタメジマの前に出ると、厳かにその両手を合わせ、オジギした。
「蛇の相(オフィディアンアスペクト)です。最後のノーは、それでいいですか?」

オーナー:
「こいつらタダもんじゃねえ!おい、お前ら気をつけろ!」

ヨージンボ(ほのぽっぽ):
「「「「ザッケンナコラー!」」」」
ヨージンボ達は君達のただならぬアトモスフィアに気圧されながらも、果敢に挑みかかってきた!

NM:
それではここで戦闘に入ります ここはまだ本題ではないので、ヘルシー重点ということでルルブにあります
【グリッドマップを使わない戦闘】の形式で行いたいと思います
マップ無し戦闘が初めての方もおられると思うので、軽く説明をしますね

立風スゥ:
マップ無し戦闘
そういうのもあるのか

インサイト猫:
マップなし戦闘は初めてです

・マップ無し戦闘のやり方ですが、これはとてもシンプル
PC達ができるのは「移動(敵から離れる、近付く)」及び「攻撃」のみ
離れていればスリケンなどの射撃が、近付いていればカラテなどの近接攻撃ができます
・初期状態ではPC達とヨージンボの位置は「離れている」扱いです
カラテしたい場合は移動して攻撃しましょう
・ジツの場合は、基本的に適切な距離を取れているものとして扱います
また、範囲攻撃の場合は基本的に全員を巻き込めます
・移動せず攻撃する場合は「集中状態」として
攻撃判定の難易度を一段階下げることができます(つまりノーマルからイージーだ)
・攻撃の際はどのヨージンボを殴るか宣言をお願いします
ヨージンボA,Bのようにドラクエ式だ

・PC達はイニシアチブ順に行動し、ヨージンボ達を攻撃できます
・ヨージンボのイニシアチブ値は1なので、全員が行動した後にようやく動けます
(ちなみに敵と味方でイニシアチブ値が同値の場合、原則的に味方の方が先に動けます)
・オーナーとタメジマは行動しません
・オーナーを攻撃することもできますが、体力1なのですぐ死にます
また、まだ彼からハンコを貰っていません。少なくとも今は手出ししてはいけないでしょう
・ヨージンボも体力を0にする際、宣言すれば殺さないことができます(そうでない場合は死にます)

・ヨージンボを殺害してもDKKは貯まりません
なお、ヨージンボの攻撃は「まとめて回避」が可能です
仮に四人全員に狙われたとしても回避は一回で全員分かわせるものとします

NM:
ヨージンボのステータスはこちらです
このエネミーが4体います

◆ヨージンボ (種別:モータル)     
カラテ    3  体力   3
ニューロン  1  精神力  1 
ワザマエ   3  脚力   2 
ジツ     -  万札   3
攻撃/射撃/機先/電脳  3/3/1/1
『◉突撃』「チャカ・ガン」

からすみ:
今回は殺すかな……

立風スゥ:
なるほど、大体わかった

NM:
オフィティアンアスペクト(4)→カノンヘッド(4)→ファング・狼牙(4)→シャインエイジ(1)→ヨージンボ(1)
行動順はこちらです PCとNPCでイニシアチブが同じ場合、原則PCから先に動けます
それでは

◆戦闘開始◆

NM:
オフィディアンアスペクト=サンから行動をドーゾ!

オフィディアンアスペクト:
じゃあまずヨージンボ一体に近づきます
で……そうだな、仮称ヨージンボAに対して素手で攻撃します。

決断的にカラテだ!近接攻撃は、基本的にはカラテの値+テッコなどのボーナスの数分ダイスを回して判定する(一部のアイテムを装備したり、スキルを習得すると、ワザマエでの精密近接攻撃などができる場合もある)。
また、出目で6が2つ出ると『サツバツ!』、3つ出ると『ナムアミダブツ!』となり特殊な追加効果(ダメージや部位破壊、即死など)が発生することもある!

: 6d6>=4 = (4,5,1,4,4,5 :成功数:5) 合計値:5

NM:
成功!ダメージ1!
ヨージンボAの残り体力は2です
続いてカノンヘッド=サンドーゾ!

カノンヘッド:
接近して
ヨージンボAにカラテ

6d6>=4 = (1,3,3,2,3,4 :成功数:1) 合計値:1

からすみ:
畜生この出目芸人目
ヴォルタの呪いか……

NM:
だが成功だ!ヨージンボA残り体力1!

オフィディアンアスペクト:
「本当は、こんな相手に使うカラテではないのですが」
少女の姿が、不意に掻き消える。 ……消えた?否、トグロをまいた蛇めいてその身を屈めたのだ!
「……フシャー!」
その態勢から、伸びあがるように飛び上がり、ヨージンボ―に向けて体重を乗せた跳び膝蹴りを繰り出す!着弾!

ヨージンボ:
「グワーッ!?」
屈強なヨージンボが!目の前の華奢な少女に反応すらできず一方的に打ちのめされる!
なんたる外見と必ずしも一致しない、ニンジャと非ニンジャの残酷なまでの力の差か!
更にカノンヘッドのカラテ!
ヨージンボAは最早グロッキー状態だ!

NM:
ファング・狼牙=サン!

ファング・狼牙:
ファング・狼牙は接近してヨージンボAにカラテ

5d6>=4 = (4,3,2,4,2 :成功数:2) 合計値:2

NM:
成功!ヨージンボA撃破!
殺しますか?気絶に留めてあげますか?

M2:
相手の顔がおはぎめいてドロドロになるくらいには残酷に殺します。

ファング・狼牙:
ファング・狼牙が距離を一瞬にして距離を詰め、ヨージンボの顔に向かい大砲めいた速度の拳を突き立て、一瞬でヨージンボの顔をおはぎに変えた!!!
残酷!!

からすみ:
ヒュ

インサイト猫:
残酷すぎる

オフィディアンアスペクト:
「……またそうやって……」ぼやきます

NM:
コワイ!

この残虐ファイトである。邪悪ニンジャらしさ重点な遊び方も大変楽しそうだ

ヨージンボ:
「アバババーーーッ!!」
ヨージンボA惨死!
「エイブラムスーっ!」「畜生エイブラムスがやられた!」「こいつら…ツヨイだぞ!」「ネリモノブッダ」
ヨージンボ達に動揺が走る!

NM:
シャインエイジ=サンドーゾ!

シャインエイジ:
集中 スリケン攻撃 ヨージンボーBに

: 5d6>=3 = (3,2,2,1,3 :成功数:2) 合計値:2

NM:
成功!ダメージ1!

シャインエイジ:
「……」内心かなり引きながらファングサンに何も言わずスリケンを投擲しています。

ファング・狼牙:
「言って分からないオーナー=サン。にわかりやすくレッスンしただけだ」

オーナー:
「テメエ…!」
挑発行為に怒りをたぎらせるも、努めて平静を装う!

NM:
ては、ヨージンボ達の行動です ランダムに選んだ誰かに攻撃します

イニシアチブ順な: 3d4 = (2+4+1) 合計値:7

NM:
ファング・狼牙=サン以外に一体ずつ攻撃!
それぞれ近付いて近接攻撃をしますね

: 3d6>=4 = (1,1,5 :成功数:1)
+3d6>=4 = (6,3,1 :成功数:1)
+3d6>=4 = (3,3,3 :成功数:0)
合計値:2

NM:
オフィディアンアスペクト=サンへの攻撃は失敗!
他のお二人は回避をドーゾ 回避難易度ノーマル、当たるとダメージ1です

敵の攻撃に対し、シャインエイジ、カノンヘッドの順で回避判定を行った。

: 5d6>=4 = (6,1,6,5,2 :成功数:3) 合計値:3

: 6d6>=4 = (3,6,4,4,1,1 :成功数:3) 合計値:3

NM:
回避成功!
更に回避判定成功数が相手の攻撃成功数を上回っているのでカウンター発生だ!
ヨージンボB,Cに1ダメージ!
敵の近接攻撃を回避した際 敵の判定成功数よりこちらの回避判定成功数が上回ると 自動的に【ダメージ1、回避難易度N】の攻撃が発生します
そして非ニンジャは攻撃を回避できない!

これがカウンターカラテのルール。このため自分の攻撃ダイスより相手の回避ダイスが多いとき、不用意に攻撃するとアブナイだ!

シャインエイジ:
「止まって見えます!本当にそんなのでヨージンボーが務まるのですか?」

ヨージンボ:
「「グワーッ!!」」
鋭いカウンター・カラテ!

NM:
体力の整理です
B1
C2
D3
それでは全員が行動したので、次のターンです
オフィディアンアスペクト=サン!

オフィディアンアスペクト:
シャインエイジ=サンに接近したのってBCD誰です?
あ、Dではないか

NM:
Cですね

オフィディアンアスペクト:
Cか。
じゃあ移動放棄して集中状態へ
そのままCに向けてアフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケンを投擲します

ほのぽっぽ:
アフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケン!
アフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケンじゃないか!

突如興奮するNM。何を隠そうアフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケンはヘビ・ニンジャクランやコブラ・ニンジャクランのニンジャが使う、原作でも印象深い武器。
もはや隠すこともあるまい、オフィディアンアスペクトの憑依ソウルはコブラ・ニンジャクラン系列のそれなのだ!
ちなみに射撃攻撃はワザマエで判定を行うぞ!

: 6d6>=3 = (4,4,1,3,4,4 :成功数:5) 合計値:5

NM:
成功!C残り1!

オフィディアンアスペクト:
「おっと、1人通してしまいましたか」
すっと、どこからともなくアフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケンを取り出し、シャインエイジに近づいたヨージンボーにむけて投擲!

ヨージンボ:
「グワーッ!」
アフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケンが突き刺さる!

シャインエイジ:
「ありがとうございます!あとはこちらでやれます!」

NM:
カノンヘッド=サン!

カノンヘッド:
Cに接近してカラテします

: 6d6>=4 = (3,4,2,3,1,3 :成功数:1) 合計値:1

からすみ:
(頭を抱える)

NM:
なあに成功数1個も立派な成功よ
相手はニンジャじゃないからカウンターもないしな!
C撃破だ!
殺しますか?

からすみ:
殺しますかぁ……

カノンヘッド:
ヨウジンボーCの顔面にカラテパンチが突き刺されば、一拍置いてその頭蓋がはじけ飛ぶ! これぞ古代ローマから伝わる古式パイルバンカラテである!(そんなものはないしただの描写である)

ヨージンボ:
「アバーッ!?」 古代ローマカラテ文明の生み出した魔技、パンクラチオン・ドーの奥義めいた顔面パンチ!
狩猟の女神の名を冠するというその奥義を受けた者は、モータルニンジャに関係なく良くて顔面陥没、最悪の場合は頭蓋が破裂したという!
カノンヘッドのそれはあくまで偶然類似したに過ぎないが… あるいは長じればかの魔技の再現となるのかもしれない!

からすみ:
古代パイルバンカラテって何……?

立風スゥ:
重ショじゃないんだ()

インサイト猫:
パイルバンカラテとは
(パンクラチオンとディアナって関係ありましたっけ)

からすみ:
(さぁ……)

NM:
(少なくとも某作品ではあるのだ)
狼牙=サンドーゾ!

ファング・狼牙:
あと残っているのはB、Dですかね?

NM:
はい
Bは残り1,Dはまだ無傷です

ファング・狼牙:
ではBに接近しカラテを放ちます

: 5d6>=4 = (2,4,4,1,5 :成功数:3) 合計値:3

NM:
成功!B撃破!
殺しますか?

ファング・狼牙:
「早くハンコを捺した権利書を持ってこないと次はお前がネギトロになる番だぜ、オーナー=サン」
Bを無慈悲にネギトロにかえ殺します

ヨージンボ:
「アバーッ!」
ヨージンボBことブラッドも、ヨージンボCことクリストファーの後を追う!

シャインエイジ:
「みんな残酷ですね、仕方ないですが」

オフィディアンアスペクト:
「……モータル相手にこんなことをして、イサオシになんかなりはしないというのに」
ぽつりと、つぶやく

オーナー:
「ぐ、ぐぐぐ…」

NM:
シャインエイジ=サンドーゾ!

シャインエイジ:
静止 集中 ヨージンボDにスリケン投擲

: 5d6>=3 = (5,3,3,2,5 :成功数:4) 合計値:4

NM:
成功!D残り2!

シャインエイジ:
極めてあっさりと、ダーツゲームでもするように残り1人のヨージンボにスリケンを投擲し、命中させる!

ヨージンボ:
「グワーッ!」
屈強なヨージンボがまるでアカチャンだ!

NM:
ではヨージンボ

立風スゥ:
来い!

: 1d4 = (4) 合計値:4

インサイト猫:
あらー

NM:
シャインエイジ=サンに攻撃!
ヤバレカバレの突撃だ!

: 3d6>=4 = (5,6,5 :成功数:3) 合計値:3

NM:
成功、ダメージが増えて2となります
回避難易度はノーマルです

◉突撃の効果でダメージが増えている!!だが!

: 5d6>=4 = (6,1,2,5,5 :成功数:3) 合計値:3

NM:
回避!カウンターはなし!

ヨージンボ:
「ザッケンナ……ザッケンナコラー!!!」
散っていった仲間達の無念が籠もったかのような、執念のカラテ!

シャインエイジ:
少しばかり冷や汗をかきながら回避専念!回避充填!

NM:
次のターンだ
オフィディアンアスペクト=サン!

オフィディアンアスペクト:
では移動して接近してから……魅了するかぁ。集中は無くてもいけるだろう(慢心)

このターン、オフィディアンアスペクトは攻撃ではなく◉魅了の使用を宣言!ヨージンボはモータルなので、決まれば1撃で無力化できるが……

: 4d6>=4 = (1,4,3,3 :成功数:1) 合計値:1

立風スゥ:
あっぶえ

NM:
成功だ! RPドーゾ!

オフィディアンアスペクト:
「……まったく」
ファング・狼牙を一瞥し、肩をすくめたのち、オフィディアンアスペクトは最後のヨージンボーに向け背後から飛び掛かる!
そのまま平坦な胸を逸らし、くるりと地面に投げ倒した! ヨージンボーと馬乗りになった少女の眼が合う!蛇のような眼が光る!

からすみ:
平坦

インサイト猫:
そこ平坦に反応すな!

立風スゥ:
平坦です

M2:
これは極めて平坦

これには実況チャンネルでも蚊柱が乱立!フィーヒヒヒ!オフィディアンアスペクトはニンジャ化前は女子高生だったのだ。小柄で細み、平坦!
また、これは本筋にはあまり関係ないのだが、1つ開示させていただきたい。
仕事だからガンガン男相手にゼゲンを乱発しているが、オフィディアンアスペクトの本命は女だ(実況チャンネルに蚊柱が立つ音)

ヨージンボ:
「アバッ」
バックドロップめいて地面に激突する瞬間 ヨージンボDことダンは女神の姿を垣間見た。
そして脳天をしたたかに打ち付け気絶!

立風スゥ:
この程度の相手を殺してもイサオシにならないので殺しません!
ニンジャなら殺ってた

NM:
はーい
ではヨージンボは一人だけ生き残りました
性癖…破壊されちゃったね…

◆戦闘終了◆

交渉開始

シャインエイジ:
「さて、どうします?」無傷のまま微笑んでオーナー=サンに視線を向ける

オーナー:
「オ、オオ……」

タメジマ:
「わかったでしょう?大人しくハンコを出して下さい」

オーナー:
「こ、断る! このライブサイトに客がくる限り、地上げには屈しない!」
オーナーは一瞬事務机の一番上の引き出しに目をやったが、要求をはねつけた

タメジマ:「頑固ですねえ……じゃあ……客が来ないようにしてやりましょうか」
タメジマは部屋の左側にあるライブハウスへ続く扉に目をやった。

オーナー:
「まさか、客に手を出すつもりじゃ……!」

タメジマ:
「なあに、ちょっと怖がってもらうだけですよ。センセイ方、こっちです」

シャインエイジ:
一番上の引き出しを見つめています

NM:
さて、タメジマは君達にホールの客を痛め付けさせオーナーの心を折ろうとしているようです
オーナーは気丈にも抵抗していますが、いずれ屈服することでしょう
しかし君達のニンジャ動体視力は見逃さなかった…オーナーの視線を!
恐らくそこに彼のハンコが隠されているに違いない!
というわけで、タメジマに素直についていってホールに向かってもいいですが ここでオーナーに何らかの働きかけを行うことで、彼を屈服させることができるかもしれません
なおオーナーは体力1のひ弱なモータルであることをお忘れなく!

シャインエイジ:
オーナーとタメジマが何か変なことしないか見張っています

からすみ:
よし
オフィディアンさん出番だ

立風スゥ:
オーナーが女性だったらなぁ

からすみ:
ナニをつぶせば女性扱いにならんか……

!?!?

からすみ:
無理か

インサイト猫:
>カノンヘッド なりません多分

NM:
ちょっとやめないか! その場合ナニが無いだけの男なのでは?ほのぽっぽは訝しんだ
何かやりたいことがある方は言ってみてください NMがそれを元に展開を考えます

ファング・狼牙:
「客がいなくなってこの場所が全員お彼岸に行くのが先か、オーナー=サンが快くハンコをくれるのが先かどちらが早いかな」
そういって上の客を殺しに行きたいです。

シャインエイジ:
「交渉とかできないから、みんなに任せます!とりあえず見張りぐらいはしておきますね!」

立風スゥ:
でもこれ最上級クリアの条件はタメジマさんからも契約書奪わないとなんだよな

インサイト猫:
あ、タメジマさんがいなくてオーナーのハンコもらった契約書があればいいのでは?>最上級クリア DKKもらいますけど 

NM:
えー、ここで助け舟です 基本の流れはそうなのですが、タメジマは既にオフィディアンアスペクト=サンに魅了されていますね?

立風スゥ:
タメジマ=サンにはすでに魅了ぶち込んでるから全部打ち明けてもうまいこと行かないかなって
チンケなジアゲ屋じゃなくてソウカイヤがトりにきてるって圧なら屈するとかありますかねオーナー

NM:
そうですね
まずソウカイヤってのが何か知らないんじゃないかと思います
あるいは噂程度には知っているか

立風スゥ:
あー、ソウカイヤを知らないってのはあるのか

NM:
なんにせよ、オーナーだけでなく客にも恐怖を刻み込まないといけないので
ここで彼をどうにかしてももう一働きする必要がありますね
加えてもう一度言いますが、タメジマにはオフィディアンアスペクト=サンのゼゲンが聞いているので
恐らく頼み込めば大抵のことは聞いてくれるかと思います

これは実際重要な。
ニンジャへの恐怖感低減程度のノリでぶち込んだゼゲンが、思ったより強く作用している。
ただ、その催眠状態に任せて全てをただ取り上げるというのは、オフィディアンアスペクトの行動としては無い。当時の筆者はそんなことを漠然と考えていた。
ただ、なぜそうなのかという理由までは今だキャラクターの内面から組みだしきれていなかった。この時はまだ。

立風スゥ:
タメジマ=サンはソウカイヤ知ってるんだよな

NM:
ゼゲンの効き具合って個人差があると思いますが
NMの解釈ではもう割と薄い本めいて使用者のいいなり状態ってイメージです

薄い本て。

からすみ:
魅了!魅了解除!魅了!魅了解除!

ヒドイ。
と、ここであることを思い出す。

立風スゥ:
……いや、でもDKK稼ぎたいんでしたっけ
ってなると客の首の4~9個は飛ばさないとなぁ

M2:
僕は、欲しいですね

そう、NMによる事前ヒアリングで、M2氏はDKKを稼げるようなシナリオを遊びたいとおっしゃっていたのだ。
となれば、やることは一つだ。

シャインエイジ:
「どっちみち客に恐怖与える必要なあるから、そっちを先にしておくべきかなと」
「罪なき首を飛ばすのはイヤですね!」
「でもオーナー=サンに恐怖の証を刻みつけるなら、客の居るところに行く必要はある?」

シャインエイジ=サン、天真爛漫カワイイ系でありながらこういうところできっちり”やるべきこと”が見えているのがカッキェーのだ。

NM:
必ずしも殺す必要はない、とはソニックブーム=サンの言葉ですが
DKK欲しいならやはり殺戮が手っ取り早いですね
ちょっとここで状況を整理しますね

・オーナーを屈服させハンコを捺させるにはもう一押し必要そうだ (なお、ハンコのおおよその場所は見当がついたので無理やり強奪しても良い)

・タメジマは現在魅了状態だ オフィディアンアスペクト=サンが頼めば、恐らくなんでも聞いてくれる事だろう

・最高評価の為には、ホール内の客に何らかの方法で恐怖を刻み込まなければならない やり方は色々あるだろうが、DKKが手っ取り早く欲しければ殺戮が一番だ (なお、直接害した人を中心にDKKを進呈します。傍観はノーカンです)

立風スゥ:
問題は殺戮トリガーでギンイチくんがpopして殺忍通報アラームにならないかってことくらいかな

ギンイチくんは、原作キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカーにおいて登場するモータル。
ニンジャの暴威に包まれたヨタモノから彼が逃げ出した結果、某赤黒がヨタモノにエントリーするのだ。
これがコワイ。

インサイト猫:
ハンコ強奪して押印、タメジマ=サンをソウカイヤの手下にして連れて帰って最高評価目指すとか

立風スゥ:
とりあえずタメジマ=サン周りはなんとでもできそう、というかします
というわけでDKK欲しい組ですね問題は

インサイト猫:
他お二方の意見は

からすみ:
私はあんまりDKK欲しくないからなぁ……(残酷なRPすると中身がつかれるので)

ファング・狼牙:
ニンジャの恐怖を植え付けたいので、ホール内の人間手っ取り早く虐殺したいです。
「客とダンスを踊っている間にどうするのが一番良い方法か考えておくんだな。 オーナー=サン」
そう言い放ちホールに向かいます。 

シャインエイジ:
あっ
ファングさんの後を追わないで、オーナーさんをやわらかく束縛します

オフィディアンアスペクト:
「はぁ……」
やれやれといった様子で後を追います。
去り際にタメジマ=サンを一瞥してから

NM:
ええと、ではファング・狼牙=サンはDKKが欲しいので虐殺したい
他の方はそこまででもないので虐殺には不参加
これでいいでしょうか?
もう一度言いますが、「残虐行為を止めなかったので同罪」という事にはなりません

M2:
大丈夫です!!

インサイト猫:
私は不参加です

からすみ:
同じく

立風スゥ:
まぁファング=サンを止めにいくわけではないです
気まぐれに琴線に触れた客を逃がしに行く感じです

NM:
では他の方はオーナーからハンコを捺してもらうのと
タメジマから権利書を頂く係でいいでしょうか

インサイト猫:
はい

立風スゥ:
権利書に関しては戻ってきたときオフィディアンアスペクトが説得すればなんとかなるかなーって感じかと思うんですけど、どうでしょ

インサイト猫:
ハンコだけは確保しておきたい 印肉って要りましたっけ
朱肉

立風スゥ:
最悪血判でいけるいける
むしろオーナーの血判の方が効力高そう

NM:
朱肉に関しては気にしなくていいことにします
きっとそのへん探せばあると思いますし
あまり細々したアイテムで時間を取らせたくないぜ

インサイト猫:
あ、でも
このまま強奪したらDKKもらうことになるから
ファングさんの帰りを待ちますか

NM:
では、行動を開始していいでしょうか?

M2:
オネガイシマス

立風スゥ:
こちらはいけます

からすみ:
お願いします

NM:
では、ホール組の方から描写始めますね

立風スゥ:
はーい

インサイト猫:
オネガイシマス!

オーナー:
「ま…待て!やめろ!」
ファング・狼牙とオフィディアンアスペクトは、オーナーの静止する声に耳を貸さずホールへ向かう!


公開されたホールのマップ。Aは一般客。Bはギンイチ、Cはイチジクというモータルだ

NM:
えー、明らかに目立つ位置になんか固有名詞持ってるモータルがいますね?
彼らを害しようとすると【強制的にDKKが+3された上でwasshoi!判定】となります

wasshoi!判定。成功すると、が来る。

NM:
その他のモブモータルは、殺した数などに応じて変動するものとします

立風スゥ:
いるんだぁ殺忍者アラーム君

NM:
まずは描写入れますね

君達がライブハウスに入ると、目玉であるアベ一休のライブはもう終わった後のようだった。
しかし興奮の余韻が会場全体を包んでおり、DJが鳴らす音楽に合わせ大量のライブ客がダンスを楽しんでいる。

「アンタイセイ!」「アンタイセーイ!」

誰かがアベ一休を象徴するチャントを叫ぶと、他の客も口々にそれに続いた。
客の大半はパンクスであるが、ニボシめいた優等生や、小奇麗な女子高生も紛れていたり、多様性に富んでいる。
流石ライブの聖地と呼ばれるだけのことはある……確かにこれは少し客にトラウマを刻んでやらねば地上げ後の反対運動がうるさそうだ。

パンクス(ほのぽっぽ):
「アン? なんだァテメェ……」
パンクスの一人が場違いな客である君達の存在を咎める。

NM:
キミ達はこのネオサイタマの狩人だ。この無邪気にアンタイセイを叫ぶヒツジ共に、ネオサイタマの闇の秩序を刻み込んでやることができる。
何故なら君達はニンジャで、彼等はニンジャではないからだ。

立風スゥ:
ファング=サン
固有名詞モブはカルマ善的にどうにかするので、残りは……
きるぜむおーる

ファング・狼牙:
近くの客をつかみ、駒めいて投げ始めた
「あぁ....この感じだ思う存分に力を振るう...最高だぜニンジャってやつは、皆さんドーモ、ファング・狼牙です。今日は楽しみましょう

客(ほのぽっぽ):
「アイエエエアバーッ!!」
放り投げられた客が別の客に激突!倒れたその客に更に他の客が巻き込まれ…
ショーギ倒しめいてたちまちパニックが発生!
客達は我先にと出口から逃げ出そうとする!

M2:
適当に近くにいるモータル殺す場合は判定はどうなりますか?

NM:
では、先にお聞きしますね
DKK…どれくらい欲しい?
半殺し、全殺し
どれくらい殺せたか判定してみる
選択肢としてはこんな感じかな? 他に何か提案ありましたらドーゾ

M2:
全殺しだとビビるモータルいなくなるので半殺しと行きましょう

奥ゆかしい(当社比)

立風スゥ:
NM、さりげなーく固有名詞モブに近寄りたいです。どうすれば

NM:
特に判定などは必要ありませんね
B.C共に寄り添うようにその場から動けていません

立風スゥ:
ではB、Cの近くでぼんやりと物思いにふけりながら虐殺を見ていることにします

NM:
OK!
では、ホール内のモブモータルは合計21人
端数切り上げで…ざっと11人ほど殺せたことにしましょう!

ナムアミダブツ……ナムアミダブツ……!

インサイト猫:
NM、事務所にモニターみたいなのがあってライブハウスの惨状見せれますか?

NM:
はい
監視カメラの類は間違いなくあると思うので、できますね ライブハウスですし音声も通せるのではないかと思います

ファング・狼牙:
ちぎっては投げちぎっては投げたまにネギトロを作ります

インサイト猫:
事務所のオーナー=サンにその様子を見せ、自分でも見つつ周りを警戒しておきます

シャインエイジ:
「あまり見ていて気分の良いものではありませんね、オーナー=サン」

NM:
乱れ飛ぶモータルの血肉!
殺戮の大嵐に巻き込まれては為すすべ無し!
そしてその光景は、オーナー室にも監視カメラ越しに筒抜けだ!
音声と共に!
オーナーは…

オーナー:
「ゴメンナサイ」
ナムサン!ドゲザだ!
「ハンコでもなんでもします。だからどうか、どうかもう許してください
嗚咽!

カノンヘッド:
「……愚か者が」
軽蔑の混じった視線を監視カメラのモニターに……それに映るファングへ向けている

阿鼻叫喚、死屍累々のホールを見て、むせび泣くオーナーと顔をしかめる2人のニンジャ。
そして、メンバー唯一のカルマ:善たる筆者のニンジャ、オフィディアンアスペクトはというと……唐突に、モノローグを連ね始める。

オフィディアンアスペクト:
惨状と化したライブハウス。狂笑と悲鳴、血しぶきと骨の砕ける音をBGMに広がる赤の中、ネギトロの作成者を除いてただ一人、その少女は異常なまでに平然と立っていた。
黒染のパーカーのポケットに手を突っ込み、向ける視線は……恐怖でも歓喜でもなく、侮蔑。
これはあの日と同じだ。

……どの日?

オフィディアンアスペクト:
マルノウチ・スゴイタカイビル。
あの日のアレも、ヤクザ同士の抗争だったといわれている。
少女は知っている。それは違うと。
ニンジャ。少女自身、あの場でそれになったが故に、知っている。

まってなんかすごいこと言いだした。オフィディアンアスペクトには”元”女子高生ニンジャで、「現女子高生ではない理由」として「両親がヤクザ抗争で死亡、その時にニンジャソウルが憑依した」という設定を付与していた。
だが、この時この瞬間までそれがマルノウチ抗争だとは、筆者自身も想定していなかったのである。
不意に降って湧いたアイデアをNMに提案したところ、それが通った結果……彼女はマルノウチ抗争の生き残りとなった。

オフィディアンアスペクト:
屑みたいな非ニンジャと、クズそのもののニンジャ。ネオサイタマという街は、その二重螺旋によって織りなされた歪なエコシステムだ。
オフィディアンアスペクトはそれが嫌いだった。
「……はぁ」

タメジマ:
タメジマは?ドン引きである。
確かにここのオーナーには散々煮え湯を飲まされており、とびきり残酷な仕返しをしてやりたかった。
だがどうだ。ここまでされる謂れはない!
血も涙も無いヤクザといえど、何をしても心が傷まない訳ではないのだ!

シャインエイジ:
「うっぷ。それではハンコの準備をお願いしますね、みんな帰ってきてから処理しましょう」
あまり惨状に慣れていないようで

オーナー:
「ハイ。ゴメンナサイ」

カノンヘッド:
「む、大丈夫か。顔色が悪い。無理に見るものではない」
どこかから紙袋を取り出してシャインエイジに握らせる

やさしみ……

シャインエイジ:
「それよりタメジマさんを介抱してください、カノンヘッド=サン」

カノンヘッド:
「承知」

ここで、黄昏ていたカルマ:善が動く

立風スゥ:
……NM、Cのイチジクちゃんの様子はどうです?

NM:
顔面蒼白で震えていますね
その隣で、少年が必死に彼女を護るように抱きしめています
自分も震えているのに

オフィディアンアスペクト:
ふと、オフィディアンアスペクトは背後で震える少年少女に気が付く。
蛇めいた瞳が、二人を見据える。

立風スゥ:
NM、やっぱCに魅了使います。
効果はNRS重点。記憶飛ばせ飛ばせ、こんなもの覚えてるもんじゃない

前記した通り、現代人にとってニンジャとは遺伝子レベルで恐怖が刻まれているほどの存在だ。しかしニンジャの存在は秘匿されており、現代人からすればニンジャとは伝説上、フィクションの存在と認識されている。
そんな存在と実際遭遇した時に発生する精神錯乱症状、それがNRS(ニンジャ・リアリティ・ショック)。忍殺が「アイエエエの小説」などと呼ばれている所以の一つである。
主な症状は失禁、意識や思考の混濁、そしてニンジャ接触時の記憶の喪失
これを意図的に引き起こすことで、いたいけな少女の記憶から惨状を消し去ろうというわけだ。

NM:
…Bには?

立風スゥ:
Bには……コトダマを贈ろうかと

というわけで、魅了の判定を行う。……が

: 4d6>=4 = (3,1,2,1 :成功数:0) 合計値:0

失敗!

立風スゥ:
ここで失敗引くかぁ!まぁそれもよし

と、ここでNMからフォローが入る。

NM:
ハイ!提案です!
精神力1減らしたらもう一度判定してもいいですよ!
使わないという選択も可だ

立風スゥ:
ふむ。……使っておくかぁ。
精神1消費して再トライします。善意の記憶処理重点!

オフィディアンアスペクト:
背後の惨状をもう一度みやり、それからオフィディアンアスペクトはその少女にカツカツと歩み寄る。
そのまま少年が反応するまでもなく少女の顔を掴み、蛇の眼でのぞき込む。

イチジク(ほのぽっぽ):
少女の視線がオフィディアンアスペクトの視線と重なり…

: 4d6>=4 = (5,2,5,2 :成功数:2) 合計値:2

オフィディアンアスペクト:
ニンジャ存在感が、少女の精神を、ニューロンをきりきりと締め付ける。
精神にヒビを入れる、その寸前まで。
「いいですか。ここでは貴女は何もみていない。何も聞いていない。これはただの悪い夢だ。いいですね?」
オフィディアンアスペクトの声が、少女のニューロンにこだまする。

イチジク:
少女は無言で頷いた。
否、首肯したのではない。精神が崩壊するギリギリのタイミングでブラウン管テレビめいて強制シャットダウンさせ、ニューロンを守ったのだ。
だが、恐らくオフィディアンアスペクトの言葉は届いているだろう。

オフィディアンアスペクト:
「……フゥー……」
オフィディアンアスペクトは垂れた血涙を拭い、息を吐く。心を壊さぬよう、ジツの緻密なコントロールに想像以上に消耗した。
……こんな光景、覚えているものではない。あの日のダレカと違って、この少女はまだ戻れるのだ。日常に。平穏に。
少女から眼を離し、少年に視線を向ける。
「……今のうちに裏口から逃げなさい。いいですか、誰にもなにも言わず、この店から離れるんです」

NM:
少年はボブルヘッド人形めいて何度も頷いた。 そして少女を抱きかかえ、裏口へと一目散に駆け出していった。

オフィディアンアスペクト:
「……いいですね、あの子は。守ってくれる人が、一番必要な時にいて」
その背を見送り、惨状に向き直る。 血涙の跡を拭い去る。くだらない感傷だ。
「……満足しましたか」
ファング・狼牙に声をかける。

ファング・狼牙:
「あぁまだ足りないくらいだが、これくらいにしておかないとこの事を話すモータルもいなくなっちまう」

からすみ:
(これPvPにはならないよね……?)

立風スゥ:
(こちらはPvPする気はないっすね今のところ)

NM:
少なくともNMがさせないぜ!
お互いのスタンスにPC的に思うところはあるかもしれないが、今それで争うような暇はないのだ

プレイヤーのキャラ同士がシナリオ中に対立し、敵同士となって戦いだす。そういうPvP(player vs player)が起きることも、場合によってはあるそうだ。

シャインエイジ:
「戻って来るようですよ、オーナー=サン」

NM:
権利書はタメジマが持っている。
出すように言えば大人しく従ってくれるだろう。

オフィディアンアスペクト:
「クライアントはある程度もみ消す用意をしていると言ってましたが……やりすぎでは?」
侮蔑の目線をファング・狼牙に向けながら、オフィディアンアスペクトがオフィスに戻ってくる。

ファング・狼牙:
「俺は自由に力をふるっていきたいんだよ... あんたの選択は否定しないが俺は自身の道で生きてる。 まぁこれで依頼も完了だ。ソニックブーム=サンへ報告しに行こう」

シャインエイジ:
「いやハンコ押させないとですね」

ファング・狼牙:
「まだ押してなかったのかオーナー=サン。」
(忘れてた...)

NM:
タメジマは君達に促され権利書を取り出した。
ナムサン!図々しくも既にタメジマの分のハンコが捺されている!

インサイト猫:
(あとタメジマ=サンどうします?)

オフィディアンアスペクト:
「……ああ、そういえば厄介な件が残っていましたね。ね、タメジマ=サン」
そう言って、少し疲れた様子のオフィディアンアスペクトがソファに腰を下ろす

NM:
オーナーはヨロヨロと立ち上がり、机の引き出しからハンコを取り出すと
震える手でハンコを……捺した!
おめでとう!タメジマは「土地の権利書」を手に入れた!

シャインエイジ:
(一応タメジマさんを『なんとか』すればいい気もしますが、正直私はそこまでする気ないです)
仲間のニンジャたちにだけ話す
シャインエイジもかなり疲れているのだ

からすみ:
タメジマさんに交渉してみるとか
ソウカイヤの傘下に入ればあんたの立場は盤石だ(大嘘)とか言って

NM:
もう一度言いますが、タメジマは魅了されています

ソウカイヤからの依頼では、言外にタメジマを排除し契約書を簒奪せよと指示されていた。その処理をどう行うかというわけだ。
だが筆者には策があった。なんとかすると言った。あとは実際にするだけだ。
狡猾な蛇が口を開く。

オフィディアンアスペクト:
「……タメジマ=サン。シツレイを承知でいいます。タメジマ=サンの事業は、ソウカイヤと比べれば小さな、それこそアリのようなものです。ですよね」
背もたれにもたれかかり、天井を眺めながら少女は唐突に切り出した。

タメジマ:
「ハイ」
タメジマは思わず姿勢を正し、オフィディアンアスペクトの話を静かに聞いています

オフィディアンアスペクト:
「なのに、ニンジャ戦力が四人も投入されている。……おかしいと思いませんか」

タメジマ:
「はあ?」

オフィディアンアスペクト:
「私はフリーランスです。この世界に入って日が浅い。その前は、普通の女子高生をしていました。だから、あまりこの世界の事をわかってないところはあると思います」
天井を見上げたまま、少女はぽつぽつと語る。
「これはそんな私の”邪推”です。もし、タメジマ=サンが……先ほどのネギトロに巻き込まれて死んでたら、どうなってたと思います?」

タメジマ:
「えっ」
「そ、それは」
タメジマの額に汗が滲む…

オフィディアンアスペクト:
「ソウカイヤは、あんなことが平然と出来るニンジャを、あなたみたいな……チンケなジアゲ屋のためだけに4人も動かすとおもいますか?あんな楽しそうに人を殺せるニンジャを」
楽しかったですか?なんてファング・狼牙に聞きながら

タメジマ:
「それは、どういう」

オフィディアンアスペクト:
「もしあなたが死んでたら、その契約書はどこにいくでしょうね

ファング・狼牙:
「タメジマ=サン。ニンジャの争いに巻き込まれて一緒にいたクライアントが死ぬ。よくある話だとは思わないか?」

タメジマ:
「え、ええとつまり」
「俺は、何をすれば」

カノンヘッド:
「……」
交渉は不得手なのだ、と後方腕組みニンジャ面

シャインエイジ:
「……」
この交渉は任せよう、とうつむきながら話を聞いている

(ここの2人、カワイイである)
全てを「あくまで自分の”邪推”」という体で語った元女子高生。
彼女の策、それは……

オフィディアンアスペクト:
少女は天井を見上げていた視線を、タメジマに向ける。
「私からの、一個の提案です。タメジマ=サン、あなたはここで死んだ。そういうことにして、逃げちゃいませんか

タメジマ:
タメジマは靄のかかった頭で必死に考え…そして理解した。
このニンジャ達は自分を殺そうとしている
ナンデ?正式に依頼をしたクライアントなのに!
だが…同時に納得もあった。
彼等もまたヤクザなのだ。ヤクザがルールを守る?無論ルール無用の無軌道ヤクザはヤクザの風上にも置けぬ無法者として鼻つまみ者となり、遠からず討伐されるだろう。
だが…時には無法を通す。それもまたヤクザなのだ。かつて自分がか弱いモータルに何度も行っていたように!
…だが、どういうことか?オフィディアンアスペクト=サンのこの発言…罠?
だが、そんな回りくどいことをせずとも、あの恐ろしいカラテで自分を殺せばもっと早い筈なのだ。
それを?命は助ける?

オフィディアンアスペクト:
「別に、ソウカイヤはその契約書が手に入ればいいんですよ。そのためには、タメジマという名前が死亡者リストに含まれていればいい。でしょう?」
近くのソウカイニンジャに視線を向ける。

シャインエイジ:
渋々ながらうなづく

ファング・狼牙:
「その通り」

カノンヘッド:
「是」

タメジマ:
つまりこうだ。オフィディアンアスペクト=サンは自分を助けようとしている。この権利書一つで
権利書!それが一体何だというのだ。一つしかない命がなくなれば、カネなど意味をなさぬというのに!
いつしかタメジマの頬を涙が伝っていた。
目の前のニンジャ達の恐ろしさ、そして偉大なるソンケイに打たれたのだ。

ソンケイ。ヤクザにとってのカルマのような概念であり、オーラであり、徳であり……「経験」や「威厳」によって発せられる、「尊敬に値する存在」であるという存在格。タメジマはそれを感じたのだ。この4人のニンジャに。

タメジマ:
タメジマは無言でドゲザし、ドス・ダガーを取り出した。 そしてその場で右手の小指をケジメし、権利書と共に差し出した。

NM:
【オフィディアンアスペクトは「土地の権利書」を手に入れた!】
あ、指はばっちぃから即捨てちゃっていいですよ

オフィディアンアスペクト:
「ウロコ・ハミ。……いつか、マルノウチ・スゴイタカイビルの犠牲者慰霊碑でこの名前を探してみてください。私の、昔の名前です。……案外うまくいくんですよ、こういうの」
契約書を受け取り、ソウカイヤクザに受け渡しながらそういって皮肉そうに笑った。

ちなみにこの名前もここで初耳である。筆者のキャラクターは、筆者に対してそういうことを土壇場でしか教えてくれないのだ……

ファング・狼牙:
「じゃあ。 お優しいニンジャの皆さんに感謝してさっさと去りな」

シャインエイジ:
無言で肩こりを治すように肩を回します

タメジマ:
タメジマは無言で再びドゲザし、そそくさと立ち去った。 手元に残った僅かなカネで花束を買おうと決心しながら。

NM:
ヨシ、これでなんとか処理できた…はず!
RPがながくなっちゃってすみません!大変長らくお待たせしました!

立風スゥ:
こちらこそながながとすみませんです!!

いや本当にロールが長くて申し訳ない!!

からすみ:
大丈夫ですよ
5時まで卓長引いたことあるので!

インサイト猫:
見事なロールでした

M2:
問題ないですわ

やさしみが温かい……
……いやまってからすみ氏、卓が5時までis何事

NM:
では、DKKタイムだ!
といっても目に見えた残虐行為を働いたのはファング・狼牙=サンだけ!

立風スゥ:
DKK圧縮!!!

NM:
貴方は罪なきモータル相手に殺戮を働きながらも 恐るべき理性を働かせて殺すのは半分程度に留めました 全殺しにしても文句は言われないのに…なんたる奥ゆかしさ!
というわけで DKKを+3d3進呈だ!

M2:
なんて優しいんだろ
やったぜ

NM:
ダイスはM2=サンがドーゾ!

というわけでM2氏がダイスを振る。

: 3d3 = (1+3+2) 合計値:6

立風スゥ:
結構な

NM:
キャバァーン!DKK6進呈!
さて、皆さんいかがてしょう? このまま続けても大丈夫でしょうか?
もし難しかったら、このまま〆とさせていただいてもよいですが
行けそうなら続行します!

*この時深夜の1時である。

インサイト猫:
続行?

立風スゥ:
いけます~(書き溜めRPを構えながら)
飲み物だけ取ってこよう

おいお前書き溜めってなんだ書き溜めって

M2:
私はどちらでも大丈夫よ

インサイト猫:
大丈夫です

からすみ:
同じく

NM:
では大丈夫そうなので、続けさせていただきますね
ではここで【最後の判定】です

Wasshoi!判定

NM:
皆さん、現在の所持DKKを素直に申告お願いします!

立風スゥ:
0、のはず!

インサイト猫:
0

M2:
6

NM:
はい 6が最大値かな?
皆さんもご存じの通り、ニンジャスレイヤーには「Wasshoi!判定」なるものがあります
DKKを大量に獲得する、あるいは大量に獲得した状態でシナリオ終盤に差し掛かる等の任意の状況でこの判定は発生し
成功してしまうと、赤黒の殺戮者がPC達の目の前にエントリーしてきます

コワイコワイコワイコワイ

NM:
では
覚悟はいいな?

インサイト猫:
ごくり

からすみ:
ナムアミダブツ

Wasshoi!判定! = (3+3) = 6<=6 判定成功!
👺「今だ、ニンジャスレイヤー=サン!」
「Wasshoi!」

立風スゥ:
おあ

インサイト猫:
うわお

M2:
きたな

来て……しまわれましたか……

NM:
あ でもどうしましょうこれ
今皆さんオーナー室にいますよね?
どうにかしてホールに移動してもらわないと… あ、そうだ
ちょっと誘導の形になりますがアイデアを閃きました
どうやら元オーナーが皆さんに何か言いたいことがあるみたいてすよ?

元オーナー?(ほのぽっぽ):
…タメジマが立ち去った後。
崩れ落ちていた元オーナー(そう、最早「ヨタモノ」は彼のものではない!)が立ち上がり、君達に言った。
「皆さん、用事は済みましたか?」
「お帰りはあちらからでお願いします」
そう言うと元オーナーはホールの方を指さした。
ホール?入口は別の方向にもあるというのに?

おかしい。明らかに雰囲気が違う。

ファング・狼牙:
「どうしたオーナー=サン。」

オフィディアンアスペクト:
「……?」
一仕事やり終えて、ぐったりソファにもたれかかっていたオフィディアンアスペクト

シャインエイジ:
「あ、……はい」
力の抜けた感じでそう答える

NM:
だが、君達は何故かその言葉に従いたくなった。
従いたくなった、というと少し語弊があるかもしれない。

オフィディアンアスペクト:
「……マッテ」
なにかがおかしい。なにかがおかしい。なにかが、おかしい
ニンジャ第六感が警鐘を鳴らしている。脳髄を、砕かんほどに……!
「……あなたは、誰です……?」

NM:
より厳密には「従わなければならない」という気持ちになったのだ。
元オーナーの震え声の奥底に宿る…ジゴクの底から湧き上がるような恐るべき威圧感に!
「俺はただの支配人ですよ。元、ね」

からすみ:
あっ(察し)

そうだね、エントリー芸だね

NM:
君達は従わなければならない。

ファング・狼牙:
反射的にバック中で逃げた先はすでにホール
「なんだこのアトモスフィアは...貴様はいったい!

NM:
君達は元オーナーの指示通り、ホールに向かわなければならない。

立風スゥ:
連続側転判定はいりますか

インサイト猫:
ホールへ向かう、屠殺されるために

NM:
えー、 では先程のマップのですね
黄色く塗られている「初期配置マス」に配置をお願いします

というわけで……こうなった

蛇がオフィディアンアスペクト、牙がファング・狼牙、シはシャインエイジで、カがカノンヘッド。そして、殺は……ニンジャスレイヤーだ

NM:
では、配置を確認しました
シーンを開始します

NM:
元オーナーのジゴクめいた声に追い立てられるようにホールまでやってきた君達。
すでにホールには誰も残っておらず
ところどころに飛び散った血の赤が先程ここで起こった惨劇を物語っている。
一体元オーナーは何を企んているのだ?
君達は彼に質問してもいい。

M2:
「貴様先ほどのオーナー=サン。ではないな!何者だ!!」

元オーナー?:
「何者か、だと?」
「私は」

ニンジャスレイヤー(ほのぽっぽ):
「オヌシ達を殺す者だ」
「Wasshoi!」

「行き先はジゴクですよ」
マップ上にいるNPC1人(標的ニンジャから最も近くにいる者)が、実はニンジャスレイヤーの変装であった。 そのNPCのコマを【殺】に変更せよ(本物のNPCがどこにいったのかはニンジャマスターが後で考える)。 激しい恐怖や動揺により、次のターンの終了時まで、その場にいる【DKK】1以上のニンジャ全員は『連続側転難易度』が+2される。

コワイ

NM:
元オーナーの身体がジゴクめいた赤黒の炎に包まれる!
コンマ1秒後…そこにいたのはジゴクが人の形を取ったかのような恐るべき殺意の塊!

立風スゥ:
NM、知識判定振っていい!?
オフィディアンアスペクト、もしかするとこの相手を知っているかもしれない!!

シャインエイジ:
「うわぁお……」恐怖のあまりびびってます

カノンヘッド:
「そうか……今日が儂の命日か……」
その光景を見て、どこか諦めを含んだ声を漏らす。

ニンジャスレイヤー:
「ドーモ、はじめまして」
「ニンジャスレイヤーです」

◆ニンジャスレイヤー (種別:ニンジャ) 
カラテ    13  体力   13 
ニューロン  7  精神力  9 
ワザマエ   10  脚力   7/N 
ジツ     0  万札   10 

攻撃/射撃/機先/電脳  13/10/7/7 
回避/精密/側転/発動  14/10/10/- 

回避難易度修正: 対近接攻撃(難易度-1/ジュージツ)、対スリケン射撃(難易度-1/見切り) 

ダメージ修正: 出目【6】を含んで成功した『近接攻撃』は、『痛打+1』を得る。 

◇装備や特記事項  
家族の写真、パーソナルメンポ、伝統的ニンジャ装束
『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
『◉ランスキック』、『◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇』、 『◉ヘルタツマキ』、『◉ツヨイ・スリケン』、『◉ナラク・ウィズイン』、『◉即死耐性』

◉ヘルタツマキ:精神力を1消費し、『ワザマエ:HARD』で判定。2ターン連続使用不可。自身を中心とした5x5マス以内の全員に対し、スリケンによる1ダメージ(『回避:NORMAL』)。これは射撃ではなく特殊な範囲攻撃とみなす。【6,6】:ダメージ2、『回避:HARD』となる。

◉ツヨイ・スリケン:非移動時のみ使用可能。2ターン連続使用不可。精神力を1消費し、『ワザマエ:U-HARD』で判定。見えている敵1体に対し、スリケン射撃によるD6ダメージ(『回避:U-HARD』)。

◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇:『ニンジャソウルの闇』を持つ敵1体だけを攻撃/射撃の対象とする場合のみ、『攻撃判定ダイス+X』/『射撃判定ダイス+X』のボーナスを得る。Xは“対象が持つ各『ニンジャソウルの闇』およびそれを前提とする各スキルの◉数合計”の2倍に等しい。例えば『◉ニンジャソウルの闇』3個と『◉ダークカラテ・エンハンスメント』を持つ敵に対しては、8個の判定ダイスボーナスを得られる。

◉ナラク・ウィズイン:【体力】が0以下になっても直ちには爆発四散せず、そのフェイズ終了時に特殊な『行動不能』状態となる。
この状態のニンジャスレイヤーは異様なアトモスフィアを漂わせており、「カイシャク」できない。
『行動不能』状態からD3ターン経過後のターン終了フェイズに、ナラク・ニンジャとして復活する。
『行動不能』状態のニンジャスレイヤーに対して攻撃した場合、直ちにナラク・ニンジャ化する。
『行動不能』状態のニンジャスレイヤーから【万札】を回収することは可能である。

性能が長い長い長い長い!!!これが殺忍者の性能か!!!
だが、これでも殺忍者のステータス状況では一番控えめなものだそうで……

ファング・狼牙:
「ドーモ、ニンジャスレイヤー=さん。 ファング・狼牙です。 そのカラテ...貴様が、ニンジャ殺しの犯人は貴様か!!」

カノンヘッド:
「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン!カノンヘッド=デス!」
サヨナラする準備はできたぜ!

シャインエイジ:
「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン、シャインエイジ=デス!」

立風スゥ:
ち、知識判定振っていい、かな?

NM:
折角なのでドーゾ!

: 4d6>=4 = (4,5,5,6 :成功数:4) 合計値:4

NM:
では、少なくともニンジャスレイヤーというニンジャがいることについては知っていたようですね
あるいは、たった今思い出したのかもしれません

オフィディアンアスペクト:
「ア、アア……あなた、あなたは、あの夜の……マルノウチの夜の……!」
ニューロンを記憶が駆け巡る。
獣の産声を聞いた記憶が……!!目覚めたあの日、感じた恐怖の記憶が……!!

ニンジャスレイヤー:
「…最早言葉すら無粋」
「オヌシらを全員殺す。ニンジャ殺すべし」
「イヤーッ!!」
殺戮者はジュー・ジツを構え…おもむろにスリケンを投擲!
スリケンは君達の後ろのドアに当たり…ナムアミダブツ!
同時に何らかの仕掛けが作動した音! もしやこれは閉じ込められたのか!?

NM:
※ではここでルール説明です
恐るべき殺戮者が出現してしまいました
皆さんはこれを撃破、あるいはマップから脱出が目的となります
ただし!今入ってきたドアは閉鎖されてしまいました
大人しく左側の出口から脱出するか、あるいは無理矢理破壊して脱出しましょう
「正面入口」を破壊するには手番で「入口」にカラテしてください
累計成功【U×10】で破壊できたとみなし、通り抜け可能となります
左側の扉には特に鍵などはかかっていません
到達できれば脱出できます

立風スゥ:
連続側転で3Tかかる……!!

NM:
なお、ニンジャスレイヤーは最初のターンは
【最もDKKの多い者】を優先的に狙います
以降は状況判断し決定します
なお、ファング・狼牙=サンはこれ(wasshoiエントリー)の効果により
2ターンの間連続側転判定の難易度が+2されていることに留意してください

M2:
ワカリマシタ

立風スゥ:
死ぬよって

M2:
俳句考えておくか

NM:
そうですね… もしここを逃げ切れたら、DKKを+4してもいいですよ!
生き残れたら、ね

立風スゥ:
これ、どっちだ
逃げ切れるのか

NM:
ニンジャスレイヤー(7)→オフィディアンアスペクト(4)→カノンヘッド(4)→ファング・狼牙(4)→シャインエイジ(1)
行動順はこうです
それでは

◆殺戮開始◆

NM:
ニンジャスレイヤーから!
なお、アトモスフィアはノーマルからスタートします 3ターン目にハードに上昇するものとします

アトモスフィアとは、忍殺TRPGの特徴的な戦闘ルールの一つ。
戦闘による緊張や疲労を表すもので、数ターン事に上昇していき、それによって少しずつ攻撃回避の難易度が上がっていくのだ……!
これによって戦闘が回避ばかりで先に進まないということを回避しているわけだが……実際に戦う場面になると非常にコワイ……!

ニンジャスレイヤー:
Q11に移動!
ファング・狼牙=サンにカラテ!

: 4d6>=4 = (5,4,4,3 :成功数:3)
+4d6>=4 = (4,2,1,2 :成功数:1)
+5d6>=4 = (3,2,6,5,2 :成功数:2)
合計値:6

そしてこれである。このゲーム、一定以上のステータスや特定のスキルを持つキャラクターは、攻撃ダイスを振り分け1回の判定で複数の攻撃が可能なのだ!!

立風スゥ:
こっわ

NM:
スキルにより、出目6を含んだ攻撃に痛打+1が乗ります すなわち1,1,2!まだ有情!
回避をドーゾ

: 2d6>=4 = (1,4 :成功数:1)
+2d6>=4 = (6,4 :成功数:2)
+3d6>=4 = (4,6,3 :成功数:2) 合計値:5

ファング・狼牙、連撃を回避!!連続攻撃にはこのように回避ダイスを振り分け、それぞれに対して回避判定を行わなければいけないのだが、見事に全て躱しきった!!……しかも!!

NM:
成功だ!全て回避!

立風スゥ:
全部成功!!しかも2打目はカウンター!!!

NM:
あ、本当だ
ニンジャスレイヤーはダイス2個で回避…
いや、ここはあえて受けるぜ!

ニンジャスレイヤー:
「イヤーッ!!」
ハヤイ!ニンジャスレイヤーは恐るべき速度で連続側転し、
ファング・狼牙のすぐ近くにまで接近!
死神の鎌めいて鋭いカラテ連撃を繰り出した!

ファング・狼牙:
その一撃に死を感じたファング・狼牙は、反射的にブリッチ回避その勢いのまま反撃した!!
「イヤー!!」

ニンジャスレイヤー:
「……グワーッ!!」
ワザマエ!恐るべきカラテをギリギリのところで回避してみせた!
「…よくぞかわした。褒美に、今の一撃で死ねなかったことを後悔させてやろう
「そのカラテ、モータルを殺すだけの代物ではないようだ」

NM:
オフィディアンアスペクト=サンドーゾ!

立風スゥ:
体力13点でしょ!?いや無理だろ
え、逃げていい……???

NM:
というか逃げること前提だぜ!

それはそうだろうね!!!

立風スゥ:
あ、一個確認

NM:
はい、なんでしょう

立風スゥ:
ニンジャスレイヤー=サンはこれ聞いてた???

「ウロコ・ハミ。……いつか、マルノウチ・スゴイタカイビルの犠牲者慰霊碑でこの名前を探してみてください。私の、昔の名前です。……案外うまくいくんですよ、こういうの」

「ア、アア……あなた、あなたは、あの夜の……マルノウチの夜の……!」

NM:
元オーナー、その場にずっといましたからね
恐らくは…聞いてたんじゃないかと…

立風スゥ:
わぁ……とりあえずアイサツするか

オフィディアンアスペクト:
「ど、ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン……オフィディアンアスペクト、です……!」
たどたどしく、少女は手を合わせオジギする。
トラウマがニューロンを焼く……!
「あなたは、あなたはあの時の……マルノウチ・スゴイタカイビルの……!」

ニンジャスレイヤー:
ニンジャスレイヤーは、いつの間にか元オーナーと入れ替わっていた…
それは即ち、あの場で彼女の言葉を聞いていたということ。
だが、それがどうしたというのか?目の前の殺意に些かも揺るぎなし!
ニンジャスレイヤーは答えない。

流石にこの程度で殺意の揺らぐ存在ではない。それはわかっている。
問題は、こちらがどう動くか……ここでインサイト猫氏から提案が入る。

インサイト猫:
(アドレナリンブースト使って正面入口壊す手もあるけどどうだろうね)

立風スゥ:
イケる?それ
なら抑え込むか やれるかわからんけど

インサイト猫:
わかんない 全員助かるけど
一人だけ生き残るなら連続側転して逃げるほうが確実

立風スゥ:
それはそう
でもオフィディアンアスペクト=サンはそれをする性格じゃないのがなぁ!!!

NM:
入口は、最初のターンは難易度UH成功しないとダメージを与えられません
次のターンにHに難易度が低下します

インサイト猫:
NM、入口の難易度判定はアドレナリンブーストで軽減できますか?

アドレナリンブーストとは、精神点を1点消費することで戦闘中1回のみ、攻撃か回避の難易度を一段階下げるアクション。
強力だが、切りどころを考える必要がある。

立風スゥ:
するなら2ターン目にHをNにしたほうがいいと思う

NM:
うーん
アドブ使った場合のみ可としましょう! 通常の集中では駄目よ!

インサイト猫:
(でもアドレナリンブースト切っちゃうと回避できなくなる

NM:
また、即応ダイスで判定ダイスの数を増やすという手もありますね
ここぞというタイミングで使おう!

インサイト猫:
即応とアドレナリンブースト同時使用がいいね

立風スゥ:
そうか集中とかあったなぁ
よし、腹は決まった とりあえず1ターン目はカラテだ

オフィディアンアスペクト:
……答えない。死神は答えない。
オフィディアンアスペクトのニューロンを恐怖が苛む。
ニューロンを、恐怖が……そして別のものが焼き苛むのだ。
それは、記憶だった。

ここで筆者はセッション前、キャラ作成時点から書き溜めていたRPを開放する。

ネオロポンギの路地裏。重金属酸性雨降り注ぐなか、倒れ伏していたあの夜。 ケモ動物が「ケモビール」と鳴くのを耳にしながら少女の平坦な胸を埋め尽くしていたのは、羞恥だった。

「「「貴様のカラテ、見せてもらおうか……!」」」ニューロンに甦る、その女ニンジャの姿。ソウルで感じる存在格。暴風雨のようなアユタヤン・コブラカラテを受けて、オフィディアンアスペクトは何もすることができなかった。

「「「なんだ、その程度か」」」惰弱な同門に向けられる軽蔑の視線を背に受けて逃げ出したあの夜。 何度でも、その恥はニューロンに甦る。最初の仕事に失敗したことに?否。あの美しき、尊き者に対してなにも見せることができなかったことに。

オフィディアンアスペクト:
「………イヤーーーーッ!」
少女はシャウトし、床を踏みしめた。
これは誓いだ。あの日の、誓い。タフなニンジャになる。あのドージョーの門を叩くにたる、真のニンジャに。
そのために、あの恐るべき、恨むべきソウカイヤの依頼に身を投じ、己を高めるイクサを求めて。
このネオサイタマという歪んだエコシステムへの復讐のため。あのメイヘムのように、それから抜け出すことでの……!

からすみ:
うおっスゴイRP

オフィディアンアスペクトについて、シナリオ前に一つ考えていたこと。それはこの子の来歴である。
カルマ善、すなわちじゃあく行為を厭うはずであるこの子が、なぜじゃあくニンジャ組織であるところのソウカイヤの仕事に傭兵として参加したか。
その回答として導き出されたのは、「敗北」。
筆者が唯一遊んだことのある忍殺体験ソロアドベンチャー、【カラテカルト教団の恐怖】を失敗し、再起し強くなるためにソウカイヤの門を叩いたのではないか。そういうことであった。

オフィディアンアスペクト:
移動フェイズ破棄、集中状態へ移行!! カラテします!!!

インサイト猫:

立風スゥ
回復2積みだから注意を引く!!

オフィディアンアスペクトは初期所持アイテムがオーガニック・スシであり、またソニックブームからの支給アイテムにオーガニック・トロ・スシを選択した。それぞれを合計すれば、7点もの体力を回復できる。即死さえしなければ!!
そしてニンジャスレイヤーの行動ロジックはDKKの高い者を優先して攻撃するというものだが、NM曰くそれ以外は状況判断するとのこと。つまり、攻撃者に対しても反撃してくると想定したのだ。
それにこんだけロールで長々やってんだ、他PCたち犠牲にして生き残るだって?通るわけねえだろ、それは!!

NM:
その意気やヨシ!
来いや!

オフィディアンアスペクト:
「……事情は、わかりません。もう、なにも聞きません。ですから、見せてください。あなたの、カラテを……!」
そう言って少女は見様見真似の……拙く粗削りなカラテを構えた……アユタヤン・コブラカラテを……!

: 6d6>=3 = (1,3,3,1,2,3 :成功数:3) 合計値:3

立風スゥ:
3成功しかしないか!!

集中状態(移動放棄による行動難易度低下)を入れてこれである……!!

NM:
しかも集中してなかったら失敗していたというね
彼女の今の精神状態が現れていることですね?
ニンジャスレイヤーは5個で回避

スキルにより近距離遠距離攻撃の回避難易度が低下します
: 5d6>=3 = (4,3,3,3,6 :成功数:5) 合計値:5

NM:
カウンターだ!

インサイト猫:
カウンター!

NM:
回避難易度ノーマル、ダメージ1です

立風スゥ:
カウンター回避します!

: 6d6>=4 = (2,2,2,4,2,1 :成功数:1) 合計値:1

立風スゥ:
あっぶね

オフィディアンアスペクト:
「フシャーッ!!」
身をもたげる蛇のような構えから、ツキを放つ!散打、散打、散打! そこから……少女の姿が掻き消える!沈み込んでの、全体重を乗せた対戦車砲めいたコブラ跳び蹴りだ!
……だが!

ニンジャスレイヤー:
ニンジャスレイヤーは…動かない。
否、僅かに…ごく僅かに身を反らしていた。 ただ数インチのみ体を動かし、渾身のカラテを避けたのだ。
そしてその姿勢からの反転キック!
カポエイラの奥義、アルマーダ・マテーロだ!

オフィディアンアスペクト:
とっさの判断!少女はニンジャスレイヤーの装束を掴み、その動きに己を巻き込む!まるで絡みつく蛇のように!!
蹴りとともに己を回転させ……辛うじて、無傷!!

ニンジャスレイヤー:
「イヤーッ!」
そのままメイルシュトロームに流される小枝めいて回転し、着地。 ナムサン!無傷である!

NM:
ではカノンヘッド=サンドーゾ!

からすみ:
正面入り口にカラテ振ってみようかな……

インサイト猫:
ばらけるのが一番よくないので私も入口にカラテフル予定

: 6d6=6 = (5,4,6,5,6,6 :成功数:3) 合計値:3

ここでカノンヘッド、渾身の出目を炸裂させる!!

立風スゥ:
レッツゴーーーー!!!

インサイト猫:
3点は大きい

NM:
おお!3ダメージ!
残り成功数7!
続けてファング・狼牙=サン!

M2:
ではファング・狼牙も扉に向かって空手を放ちます

: 5d6=6 = (3,3,4,4,1 :成功数:0) 合計値:0

さすがに必要出目6はそうそう超えられない……!

NM:
ナムサン!失敗だ!

ニンジャスレイヤー:
「どうした、敵わぬと見るやネズミめいて逃げ出すか」
「野良犬ですらもう少し誇りを持っているぞ。ソウカイニンジャのプライドとやらはないのか、ファング・狼牙=サン」

ファング・狼牙:
ニンジャスレイヤーが放つ圧倒的なアトモスフィアにおののき力が入らなかった
(そういわれたら戦いたくなる)

オフィディアンアスペクト:
「よそ見している場合ですか……!あなたの相手は私です……!」

そうだ、こっちだ、こっちを見ろニンジャスレイヤー=サン……!

NM:
シャインエイジ=サン!

インサイト猫:
正面入口に向かってカラテを放ちます 追加なし

: 5d6=6 = (2,3,2,3,3 :成功数:0) 合計値:0

インサイト猫:
あらま

NM:
ナムアミダブツ!失敗である!
皆も焦っている…!
では、次のターンです

立風スゥ:
さーて撃ってこいこっちだぁ

NM:
このターンより【入口破壊の判定難易度が一段階低下!ハード成功でダメージを与えられるように】!
ニンジャスレイヤーは…
見事な挑発RPをされて無視などできまいよ!オフィディアンアスペクト=サンを狙う!

立風スゥ:
こい!!!!!

ニンジャスレイヤー:
専念カラテ!

: 4d6>=3 = (2,6,6,2 :成功数:2)
+4d6>=3 = (4,2,2,4 :成功数:2)
+5d6>=3 = (5,5,3,4,3 :成功数:5)
合計値:9

サツバツがある!!!

NM:
サツバツ2,1、1!
回避難易度はノーマルのままです

立風スゥ:
よし、いける、よし
即応ダイスの振り足し、できるんですよね???

NM:
念の為言っておきますが、即応ダイスは回避判定に使用できません
回避に使用できるのは【緊急回避ダイス】の方です

ウカツ!即応ダイスも回避にも使えると考えてのタンク行動選択であったのだが……

立風スゥ:
あっできないのか!!ええいナムサン!!
2点は貰ってやる!!!

: 6d6>=4 = (1,2,5,4,4,1 :成功数:3)
+0d6>=4 = ( :成功数:0)
+0d6>=4 = ( :成功数:0) 合計値:3

NM:
2,3発目は単なる1ダメですから サツバツ回避のみに全力投球するのも手だぜ 

連続攻撃には回避ダイスを割り振り判定する必要があるが、その割り振り方は自由だ。
なので、絶対に喰らってはいけないサツバツ攻撃にのみダイスを集中し、他は体力受けするということも可能なのである。

立風スゥ:
サツバツにカウンターキメてやったぜウィーピピ!!!

NM:
おお!カウンターだ!ワザマエ!
ニンジャスレイヤーは…これも受ける! 1ダメージ!
そのままオフィディアンアスペクト=サンドーゾ!

ニンジャスレイヤー:
「イヤーッ!!」

オフィディアンアスペクト:
「ンアーーーッ!?」
ニンジャスレイヤーの恐るべきカラテを……オフィディアンアスペクトは真正面から受けて立った。
結果は酷いものだ。全身を切り刻まれ、血しぶきは舞い……けれど、一撃。
拳と拳がすれ違い、木を登る蛇のように、少女の細腕がニンジャスレイヤーの顔面に、入った……!

ニンジャスレイヤー:
「グワーッ!!」
ナムサン!オフィディアンアスペクトのカラテがニンジャスレイヤーに突き刺さる!
…あるいはそれは「カラテを当てた」というより「当たりに行った」という方が正しいのかもしれない。ニンジャスレイヤーは、恐らく意図的に回避を行わなかったのだ。
何のために?

オフィディアンアスペクト:
カラテは入った。その反動で少女は跳び下がり、空中でフリップしてから着地する。
その手には、タッパーに入れられたオーガニック・スシ。貪るように喰らえば、傷が内側から剥がれるように、生まれ変わるように癒え消えていく

立風スゥ:
というわけで移動放棄、回復します!初期装備のオーガニック・スシをひとつ消費だ!
体力全快!!

NM:
ちなみに、移動フェイズで回復アイテムを使用した場合 続く攻撃フェイズは行動できますが…しますか?

立風スゥ:
あー、なるほどね???集中には入れないけど攻撃できるわけだ
じゃあ、攻撃します……か!
皆さん、オフィディアンアスペクトの出口殴り要ります???

インサイト猫:
出口殴って欲しいのが正直なところ

立風スゥ:
いらないなら精神ブーストと即応ダイス全ぶっこみしようかとおもったけど
多分殴りにいかないとニンジャスレイヤー=サンくぎ付けにできない

NM:ほのぽっぽ:
どいうかこの位置からでは入口を殴れませんね

立風スゥ:
それはそう

インサイト猫:
ああ、誰か1人は余るんですね

立風スゥ:
というのもあって、だれか1人はタンクやるのがいいかなって トロスシもあるし
というわけでリソース全ブッコミカラテしてよろしいか

インサイト猫:
仕方ないですね(こっちもリソースブッコミ扉壊しやろうと思ってた)

立風スゥ:
よっしゃあああああニンジャスレイヤー=サンはまかせろぉぉぉぉ!!!
というわけで、集中状態には入ってないですよね???

インサイト猫:
移動でスシ食べましたね

NM:ほのぽっぽ:
はい、移動フェイズにスシを食べたので無理です
ちなみに、集中とアドブは重なりませんね
というか攻性アドブの効果が【移動フェイズに移動していても集中状態になれる】なので

立風スゥ:
あ、ニンジャアドレナリンの効果はあれか、集中状態に入るって効果なのか(ルルブみた)
じゃあ結局かわらん!ニンジャアドレナリン使って難易度軽減!
で、即応は攻撃には使える、んですよね?

NM:
作用
攻撃ダイスを増やせばそれだけサツバツが出やすくなるぜ(サツバツか出るとは言ってない)

立風スゥ:
よっしゃぜんぶっこみ!!!

: 11d6>=3 = (6,6,1,3,2,1,6,5,3,5,2 :成功数:7) 合計値:7

6が二つ……否、三つある!!!

立風スゥ:
ナムアミダブツじゃないか!?!?

NM:
6が3つ!ナムアミダブツだ!
サツバツ+回避難易度増加!
ニンジャスレイヤーのジュー・ジツと相殺しあって回避難易度ノーマル!
ニンジャスレイヤーは5個で回避だ!

渾身の一撃、これは届いてくれるか……!?

: 5d6>=4 = (6,3,1,5,6 :成功数:3) 合計値:3

が、ダメ!

NM:
流石にね?

オフィディアンアスペクト:
「フシャー!」
少女は、オフィディアンアスペクトは再びニンジャスレイヤーに突貫する……!
フリップジャンプから、いままさに見た動きをまねた歪なアルマーダ・マテーロ……そこから着地の勢いを乗せ、上体を屈めて後ろ回し蹴りを……これは、メイアルーアジコンパッソ!
「フシャー!!」
二撃目……
「フシャー!!!」
三撃目……そこからとぐろを巻くようにかがみ込み、再びのコブラ跳び蹴り……!

ニンジャスレイヤー:
「イヤーッ!イヤーッ!!イヤーッ !!!」
おお、ゴウランガ…ゴウランガ!!ニンジャスレイヤーはオフィディアンアスペクトの決死のカラテにカラテ応戦!
まるで弟子の相手をするセンセイのごとく、一発一発を丁寧に捌いていく!

オフィディアンアスペクト:
届かない。ここまでやっても、届かない。
けれど。オフィディアンアスペクトは背後から響く破砕音に、口角を上げた。

からすみ:
じゃあ扉にカラテ
Hだっけ?

NM:
はい、難易度はHです アドレナリンブースト使うならもう1段階下げてもいいですよ

インサイト猫:
(アドレナリンブースト使うなら即応ダイス切ったほうがいいと思います)

: 5d6>=5 = (5,1,6,5,2 :成功数:3) 合計値:3

ゴウランガ!!

NM:
3ダメージ!残り3!

からすみ:
ア!
ダイス6個なのに5個で打ってるわ

NM:
即応…足すかい?
足すなら出した分だけ追加で振ってもいいよ

からすみ:
まあ出目下がるのも嫌だしこのままで……

それで3も削ってるんだから最高の活躍だよからすみさん……!!

NM:
ファング・狼牙=サンドーゾ!

と、ここでしばらくM2氏からの反応が途切れる。
上記のオフィディアンアスペクトの攻撃RPはそのタイミングに行われていたのだが……

NM:
手番ですよー

M2:
ごめんなさいRP見入っていました

泣く
とてもうれしい

立風スゥ:
この日のために、この日のためにいろいろ読み返してため込んだ渾身のRPです……!!!

ファング・狼牙:
それでは扉の前まで移動してアドレナリンブーストと即応Dぜんっぶぱで行きたいです

インサイト猫:
ヤッチマイナー!!!

立風スゥ:
イケー!!!

: 11d6>=4 = (4,3,4,4,3,5,2,6,2,5,3 :成功数:6) 合計値:6

NM:
6!
入口破壊!通過可能!

立風スゥ:
やったーーー!!
次の攻撃を生き延びれば帰れる

NM:
これで移動で「入口」に到達すれば脱出可能です

ファング・狼牙:
「稼いだ時間の分は働かないとな!」

NM:
シャインエイジ=サン!

シャインエイジ:
通常移動 Q14 脱出
「悪いけどひと足お先に失礼しますね、伝令がいないと仕方ないこともあるので」

NM:
脱出だ!

1人脱出!!そしてこのシャインエイジの先行脱出がオフィディアンアスペクトの命運を分けることになる……!

NM:
では次のターン!
アトモスフィア上昇!
【お互いに近接攻撃の回避難易度が+1!】

立風スゥ:
さーて
やばーい!!!

NM:
ではニンジャスレイヤー
正直他の方を殴りたいが…
オフィディアンアスペクト=サンがそれを許さないよなあ!!

立風スゥ:
こおおおおい!!!

ニンジャスレイヤー:
なので全力攻撃
ウケテ・ミロ!

立風スゥ:
こい!!!!
生き延びてみせる!!!

NM:
知っているか?即応ダイスを持っているのはPCだけじゃないんだぜ?

エッ

立風スゥ:
ふぁ

ニンジャスレイヤー:
6個使用!
20個でカラテ!

立風スゥ:
ひえ

死ぬぅ!!!

: 6d6>=3 = (4,6,3,5,3,1 :成功数:5)
+7d6>=3 = (1,6,6,4,2,3,3 :成功数:5)
+7d6>=3 = (2,1,5,1,4,4,4 :成功数:4)
合計値:14

死ぬぅ!!!

からすみ:

NM:
2、2サツバツ、1!

ニンジャスレイヤー:
「イヤアアアアアーーーーーッ!!!!!」

立風スゥ:
6一個は痛打ですよね、たんなる

NM:
はい
回避難易度ハードになっているからキヲツケテネ!

立風スゥ:
じゃあ2撃目に全力回避!!!

オフィディアンアスペクトの体力はスシにより満タンの6!!サツバツさえ回避すれば3ダメージ受けても体力は3残る!あとは通常移動で脱出すればそれで勝利!対戦ありがとうございまs

: 6d6>=5 = (3,4,4,4,2,3成功数:0)
合計値:0

うっそだろ

立風スゥ:
うっそだろ

うっそだろ

NM:
あっ

うっそ……だろ……???

サツバツ:
1d6 = (5)
合計値:5
両腕破壊:『痛打+1』、カラテダメージ2、ワザマエダメージ2
「これで手も足も出まい!」敵の両腕をダブルチョップ切断! 傷口から鮮血がスプリンクラーめいて噴き出す!
『痛打+1』。 敵の【体力】を減らした場合、付属効果として『カラテダメージ2』と『ワザマエダメージ2』と『●部位損傷:腕部』を与える。

……アレ?

立風スゥ:
221?

NM:
腕! というわけで2,2,1ですね

2+2+1=5
6-5=1
……生き延び、た……?

立風スゥ:
セーフ!!!!

NM:
説明では切断ってなってますが
骨折程度で許してあげるよ!

M2:
首の皮一枚...

NM:
ニンジャならまぁなんとかなる程度の負傷だ!
むしろ切断狙ってたのにオフィディアンアスペクト=サンのカラテがそれを防いだのかもしれないね

インサイト猫:
あっ
契約書

立風スゥ:
ソウカイニンジャに渡してるのでだれかが持ってるはずですね 

NM:
まあギリギリ体力残ってるし持ってるやろの精神で…
ではRPしていただきつつ
皆さんそれぞれ移動で脱出でヨロシサン?

ニンジャスレイヤー:
ニンジャスレイヤーの腕が一瞬パンプアップしたかのように膨れ上がった!
縄めいた筋肉が一気に収縮し、バネ仕掛けのおもちゃめいてX字に切りつけるクロスチョップ攻撃!
例えガードしようともその腕ごと切断するかのような勢いだ!アブナイ!

オフィディアンアスペクト:
……全力の一撃。見ればわかる、喰らえば死ぬ。
時間が泥めいて減速する。迫る死が、ゆっくりと近づいてくるのをみて……
少女は、笑った。
両手を交差させ、その一撃を受け止める。 ああそうだ、全力だ。……ならその一撃が生み出すベクトルは?
「っ、ンアーーーッ!?!!」
腕の感覚がちぎれ飛ぶ。ごきりと、嫌な音と感触。だが、少女は勝利した。
扉はすでに開いている。そこに立っていたシャインエイジも、すでに扉の外だ。
ならば、この勢いは少女を外に運び出す。
「ヤ!ラ!レ!ターッ!」
オフィディアンアスペクトの声が、ドアの外へと消えてゆく。 フロアの、外へ……ニンジャスレイヤーの、攻撃圏外へと!!!

立風スゥ:
というわけで全力移動で脱出!!

NM:
ではRPしていただきつつ
皆さんそれぞれ移動で脱出でヨロシサン?
なにかやりたいことある人いますか?

ファング・狼牙:
問題ありません。
「命あっての物種、ここは引かせてもらう...さらばニンジャスレイヤー=サン。」

カノンヘッド:
問題なし

NM:
では、皆さん脱出だ!

おめでとう!

インサイト猫:
よかた

立風スゥ:
いきててよかった!!!!

M2:
アリガトウゴザイマス

NM:
もう時間が時間なので、このままエピローグいきますわよ

エピローグ

NM:
では約束通りDKKを4追加進呈だ!

立風スゥ:
どうだファング=サン!!
DKK10だよ!!!

M2:
とんでもないな...ここまで行くとは

立風スゥ:
やりたいことぜーんぶやった!!!勝ち!!!!

*暴れすぎである()

NM:
あとですね これは実質私のワガママですが
シャインエイジ=サン、カノンヘッド=サンにも長時間お付き合い頂いたお礼として
DKKを7ずつ進呈させていただきたいのてすが、どうてしょうか?

インサイト猫:
DKKの使い方がわからないです

NM:
勿論このあとカルマロンダリングできるので、すぐ空にできるぞ!

インサイト猫:
それなら頂いておきます>DKK7
マニュアルまくりまくり

NM:
ええとですね
シナリオクリア後、カルマロンダリングができる場合があります
貯めたDKKを一定数消費する事で、ダイスを振って出目に応じたボーナスか得られます
DKKを7消費するとd6+1振れますね

からすみ:
貰えるものは貰っておこう

NM:
では、それはまた後でしていただくとして
オフィディアンアスペクト=サンにはあげたらむしろシツレイだと思うので無しでご勘弁を

立風スゥ:
むしろいまにまにましてます

NM:
リザルトだ!
ジアゲ成功により全員に万札+25
名声が+1、更にあの恐るべき殺戮者に遭遇し無事逃げおおせたことによっていい意味で噂となり 更に+1!つまり合計で2アップだ
余暇は4日(ダジャレじゃないよ)

立風スゥ:
わーい!!

M2:
やったぜ

インサイト猫:
やったー!

NM:
というわけで、今回のセッションは以上となります 長時間お付き合い頂きありがとうございました
楽しんでいただけたなら何よりです
オツカレサマドスエ!

インサイト猫:
楽しませていただきましたー!オツカレサマドスエ!

立風スゥ:
こちらこそ最高でした、ありがとうございました!!
オツカレサマドスエ!!

M2:
オツカレサマドスエ

アリガトウゴザイマス
楽しかったです

からすみ:
オツカレサマドスエ

NM:
あ、カルマロンダリングは余暇の際一緒にしてくださいね
このあとすぐやってもいいぜ!
◆開放な◆

感想

ロールが長くて申し訳ない!!!!まず思いつく言葉はこれに尽きる。
いや、あらためてログを読み返して本当に自分だけ文章圧迫力が強すぎるように思った。
行動に関しても、脇道それたり交渉に出張ったりカラテで暴れたり、自重というものを知らないオフィディアンアスペクトと筆者に対して寛大にノってくれたNMと同卓者の皆さまは本当にブッダ、感謝しかない。

さて、各キャラクターに視線を向けていく。
まずはM2氏のファング・狼牙。残虐ロールクッソ楽しそう!!今回筆者のキャラクターはカルマ善だったのでできなかったが、ニンジャスレイヤーに出てくるニンジャといえばそこらへんの非ニンジャの屑をゴミのように轢殺する存在みたいなところがある故、やはりそういうロールは楽しいのだろうなと見ていて思った。
次にからすみ氏のカノンヘッド。全体でみると発言頻度が少なめながら、残虐行為を目にし呻いたシャインエイジに対して即座にフォローに回ったり、細やかな気配りが光る。そして序盤は低出目の憂き目にあいながらも、最終局面で高出目を連発、全員の脱出に大きな貢献を果たした。いぶし銀な活躍が大変に印象深かった。
そしてインサイト猫氏のシャインエイジ。本文中でも感想を挟み込んだが、カワイイ重点な天真爛漫女子ニンジャと思いきや、目ざとい行動や指摘が本当に多い!ヨタモノを気絶させるときといい、スミスやオーナーへの対応といい、最後の率先した脱出といい、本当に仕事人。かっこいいとカワイイが合わさり最強に見える。
最後に自PCであるオフィディアンアスペクト。我が子ながらカワイイであり、そして……”読めない”子でもある。RPで言及されていた通り、この子はマルノウチ抗争の生き残りであり、そこで両親を失っている。であるのにも関わらず、ソウカイヤの依頼を受けた。カラテを高めるためという理由こそあるが、その心中やいかに……今後の参加卓で、見えてくるところもあるだろうか。
また、NMたるほのぽっぽ氏のロールも光りに光っていたセッションであった。こまやかなヨタモノのロールから始まり、タメジマ、そしてニンジャスレイヤー。カラテ描写も濃密であり、戦闘がとても楽しかった。初心者である自分や久々の卓だったらしいM2氏へのルール面でのフォローも手厚く、大変快適にプレイすることができた。本当にありがとうございました。

いや、本当に楽しいセッションだった。ロールプレイもぶん回り、原作死亡NPCの生存も達成し、初期作成ニンジャでニンジャスレイヤー相手にタイマンで3T殴り合って生き延びることまでできた。
リプレイ執筆というのも初めてながら楽しいもので、それも含めて貴重な体験であった。
実は当リプレイ執筆時点でオフィディアンアスペクトで2卓ほど遊ばせていただいているので、そちらも順次リプレイにしていきたいと思っている(といっても毎回5万字はカロリーが高すぎるので、どうにか軽量化して……いやしかし、あの面白さを余さず書き残すには……)。
というわけで、長くなったが改めてNMを務めていただいたほのぽっぽ氏、同卓者のM2氏、からすみ氏、インサイト猫氏、そしてニンジャスレイヤーTRPG開発チームの皆さまや原作のほんやくチームの皆さまへのお礼をもって締めとさせていただこうと思う。。
読者の方々も、長々とお付き合いいただき感謝の極みである。
また今後のリプレイも楽しんでいただけると幸いだ。

では。
2024.6月 立風スゥ





0001111010101010101101010101011010101011010101011010

NM:
……あれから数十分後。
「ヨタモノ」からバラバラに逃げ出した君達は、一路トコロザワ・ピラーへと向かっていた。
カメラはそのうちの一人、オフィディアンアスペクトへとフォーカスする…
人気のない路地裏をヨロヨロと歩くオフィディアンアスペクト。
その時!

死神:
「Wasshoi!」

オフィディアンアスペクト:
「ァア……ハァ、ハァ……やって、やりました、よ……ッ」
血だらけの両腕を垂れさがらせながら歩いていた少女の、足が止まる。
……振り向きは、しない。
誰が、いやなにがいるのかはわかっているからだ。

死神:
再び、あの赤黒の殺戮者が目の前に降り立った。
「オフィディアンアスペクト=サン。私の質問に答えよ。黙秘権はない」
ジゴクめいた声は静かに、しかし並々ならぬ殺気をもってオフィディアンアスペクトに告げる。
「オヌシは先程、ライブハウス「ヨタモノ」でジアゲの仕事を行った」
「そして……巻き込まれたモータルの少年少女を助けた」
「何故だ?オヌシはニンジャであろう」
「力無きモータルなど歯牙にもかけぬか、あるいは無慈悲に殺すこともできたはずだ。何故そうしなかった」
「答えよ」

ウロコ・ハミ:
「……私なりの、復讐です。この街への」
ぽつりと、オフィディアンアスペクトは………ウロコ・ハミは答えた。

死神:
「……復讐」

ウロコ:
「弱肉強食。聴こえはいい、ですよね。……でも、実際は……クソくらえ、です」
うつむいたまま、顔を上げず。少女はぽつぽつと語る。
「私の、家族は……そんな世界の犠牲になって死にました。あなたのも、ですよね。でも、この街は……弱肉強食が、ルールです。虐げられた、弱者は……なにも、いうことができない」
「なら、強者の方が、救えばいい。強者のほうに、救わせればいい」

死神:
「……」
ニンジャスレイヤーはオフィディアンアスペクトからタタミ一枚の距離を取り、カラテの構えを解いた。
「……自身に死が迫ると急に態度を翻し、見苦しく命乞いをするソウカイヤのニンジャを私は何人も殺してきた」
「口だけならば何とでも言える……故にオヌシのカラテに直接聞いた」
「イヤーッ!」
そしてオフィディアンアスペクト目掛け、四角いなにかを投擲!

NM:
(受け止めてください。判定は要りません)

ウロコ:
「いたっ」
うつむいたままの顔に、それが当たる。 傷ついた手で、それが落ちる前になんとか受け止めた。

ニンジャスレイヤー:
掌に収まる程度の大きさをした、長方形の「それ」は……おお、名刺だ!
血のように赤く、黒いそれにはただジゴクめいたフォントで「ニンジャスレイヤー」とだけ書かれている
そしてその裏には、恐らく手書きと思われる文字で「マルノウチ・スゴイタカイビル」と書かれている。
「……私はそこにいる。会いたければ来るがよい」
ニンジャスレイヤーはオフィディアンアスペクトに背を向ける。
「オヌシの名前は覚えた。私はオヌシから決して目を離さぬ」
「ゆめゆめ忘れぬことだ」

ウロコ:
「……フフ。ニンジャスレイヤー=サン!」
少女は笑って、ニンジャスレイヤーを呼び止める。
「見てましたよね?タメジマ=サン……いや、もう誰でもないあの人を助けたときの、あのソウカイニンジャの顔」

ニンジャスレイヤー:
影は……ニンジャスレイヤーは答えない。
そして次の瞬間、まるで初めから存在などしなかったかのように忽然と姿を消していた。
しかし……オフィディアンアスペクトの手に残る名刺の存在が、今の出来事を白昼夢ではないと明確に告げている!

NM:
【前提条件を無視して、ニンジャスレイヤーとユウジョウ判定を行えるようになりました】

ウロコ:
「……フフフ。やってやりましたよ、私は」
名刺を抱きしめるように持ち、少女は雨の中、足を引きずりながらネオサイタマの街並みに消えていった……


NM:
◆今度こそ本当に終わる◆
◆オツカレサマドスエ!◆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?