始まりの魔法

KAMITSUBAKI STUDIOによる大規模ARG「神椿市建設中。」が幕を開けてから数日が経過した。

今の所毎晩1問ずつ出題されているQだが、Q2~Q4は純粋に(花譜とは直接関係の無い)全体戦の謎解きであった。
それだけに、Q1の内容が花譜のストーリーを彷彿とさせていたことが、一段と際立って見える。

花譜を知らなくても参加してみようと思っていた人にとっては興味のない内容にやる気を削がれてしまうようなケースがちらほらと目撃されたが、しかしこの壮大なゲームの開幕が現実に存在する物語とリンクしているという演出は、ファンにとっては現実とゲームとの境界線が無くなる大切な瞬間だったと言えるだろう。
あの日あの時、この物語は動き出したのだ。

せっかくなので昨日のQについても触れておく。
昨日出題されたQ4はこれまでの傾向とは一転、2時間半に渡る総力戦の末に、一歩抜きん出た発想と試行錯誤を重ねた1人の解答によってようやく決着を迎えた。
早くも一筋縄ではいかないようなレベルになってきた、ということだ。
初日に一旦は距離を置いてしまった人も、今ならまだ戻ってこれる場所にいるんだと声を大にして言いたい。

物語はまだ始まったばかりである。
既に10,000人をも超えるプレイヤーが参加しているこの物語の展開や結末が、一体どうなっていくのか。
それを変えるのは私かもしれないし、あなたかもしれない。

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