「慣れよう」理系大学生の文学的思考 2024.07.23

※今回は解剖実習についてがっつり話すので苦手な方はご遠慮ください。画像等は一切出てきません。

お久しぶりです。お久しぶり過ぎたのかもしれません。大学きつすぎ。いやそんなこともないはずなのに。そんなこと、あるか。マジで"うっかり"で留年する大学だからな、ここは。下手したら真野萌奈美がうっかり引き起こす世界の危機くらい留年する。

まず自分は高校時代に生物基礎の成績がよく、中学時代の恩師の影響もあり生物は好きだったが、はっきりとした進路をもっていなかったので、とりあえず物化を選択しました。結果、完全に物理不適合者だったので物理に苦しむことになり、現在通う学科は生物系となりました。しかし理系は多くの分野で実験が必修なところが多く、予習やレポートが大変です。

自分は前期に生物実験、後期に化学実験と物理実験があります。

おい、俺は何学科に通ってんだよ。理系総合学科か?(生物系です)

しかし中でも生物実験には最も特徴的とも言ってもいい実験がひとつあります。
それが解剖実験。

そう、解剖実験。

そっかあ~~~~~
あるよなあ~~~~~
生物系だもんなあ~~~~~

それも今回はネズミ。イカとか魚ってレベルじゃねえぞ?そいつらは美味しくいただけてるんだからな!!

まあ一応受験前に調べてて知ってましたけど。いざやるとなると日和っちゃいますよね。人によっては中学や高校でそういった機会に恵まれた方はいるのでしょうが、生憎自分はそういったものに一切関与することなくここまで来ちゃったので。実際、周りには生物に関心が高い人間も少なくなく、高校時代に大学のイベントでブタの解剖に参加した人間やら、両生類やら爬虫類やらが好きな人間やらもいるのでその辺の人たちは余裕、どころか楽しみなんでしょう。しかし、物理選択者の多くは戦々恐々。オマケに物理選択をしている人間は男が多いので、体感では男の方が緊張気味でした。

ではそんな戦いともいえる実習の様子をお送りしましょう。この戦い、聖戦とも言っていい。ネズミの命がかかってんだからなあ?!

10:30 集合 概要の説明。この時点で既に[※グロ注意]な画像が見せられています。

11:00 昼休憩 正直、グロ耐性があるかわかんないのでお昼食べるの遠慮したい気持ちもあった(オモコロ のかんちさんの自販機企画を見習おうとしていた)が周りが整然と食べようとしているのでそれに従った。カレーを美味しくいただきました。でもなんでそんなに普通に食べながら切開の話とかさっき見た[※グロ注意]な画像の些細な説明とかできんだよ。

で、食堂から実験室に戻るまでに地面に500円玉より2回り大きいかなくらいのカミキリムシみたいなヤツがいた。4人で横並びで歩いていたそのとき、自分以外の3人が悲鳴を上げながら飛び退いた。???

プリパレ「なんで?なんで、解剖は平気で地面にいる虫は無理なん?!」
友人「それとこれとはちがう!!」

こればっかりはまじで意味がわかりませんでしたね。なんでさっきまで食堂で平気でグロ話してた人が虫無理なんや。

まあ、そんなこんなで解剖スタートです。

12:00 解剖スタート 最中については特筆することは無いです。ただただ疲れただけ。思ったより自分は平気でした。

ただ作業およびスケッチ中の雑談で、さっき起きたグロは平気な友人たちが虫は無理だった話を班員にしたら「普通逆やろ!!」とみんな言っていたので、自分の感覚は間違っていなかったと思いました。

本当はもう一つ書こうと思っていた事件があった、というかそちらの方が本丸だったのですがちょっと書くのやめます。というのも実はこの実験自体はだいぶ前に実施したものの、年一の解剖実験というビッグイベントを書きたくてぼちぼち進めていました。しかし、時間が経ってから文章に起こしていくうちに、一番書きたいところが「あれ、?これいろいろアウトなやつなんじゃね?」ということに気づいてしまったのでお蔵入りです。仲間と墓場まで持っていきます。一応ヒントはBerealがらみだと言うことだけ言っておきます。なんとなくわかるでしょ、Berealがらみの話書きにくい空気。特に自分が身を置いてるTwitterでは槍玉にあげられがちなので二の足を踏まざるを得ませんでした。

閑話休題。

18:30〜19:00 解散
終わった〜〜〜。という解放感だけで呼吸をしていたような感覚。実に6時間以上、水しか口にしていないので完全に空腹です。6時間も格闘すればサンプルにも何も思わなくなりましたし、疲労よりもグロよりも空腹という本能が全てを超越してきた。

というわけで

最強

帰りに友人と一風堂で夕飯を取り、帰宅したら倒れるように寝ました。一風堂バカうまかったっす。駅ナカにあるのマジでありがたい。


以上、解剖実験でした。正直一番の山場を無くしたので内容としてはなんもおもしろくないのですが途中まで書いちゃったので最後まで書くことにしました。どんな実験やったかって備忘録にもなるからね。

初解剖の感想としては案外大丈夫だったけど、毛皮と皮(皮膚みたいなやつ)と肉の重なり方を身をもって知ることができたのはなんか個人的に良い学びでしたね。新たな視野を得られた気がします。
二学年ではよりハードな解剖があるらしいので楽しみ……、楽しみかなあ?

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