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利尻山を滑りたい!どうやって行くか。

バックカントリースキー・スノーボードをしている人であれば一度は滑ってみたいのが日本最北の利尻山。東京からどうやって行くのがいいのか、調べた内容をまとめておく。



1.利尻島まで飛行機で行く

利尻空港へはJAL(正確には北海道エアーシステム)で札幌(丘珠)ー利尻便で行くことができる。東京から行く場合、羽田ー新千歳、丘珠ー利尻と空港間を自分で移動しなければならないのが面倒であるのが難点。
それぞれの空路便を確認する前に、この二つの空港はどのように移動してどれくらい時間がかかるのかを確認しておかなければならない。

1.新千歳ー丘珠の移動方法

二つの空港を直通で結んでいるバスはないようなので、札幌駅前で一度乗り継ぎが必要になる。北斗交通が新千歳ー札幌都心と丘珠ー札幌都心のバスを運行している。
<新千歳ー札幌駅前>
所要時間:77分
運賃:1,300円
運行頻度:2−4本/1時間
<札幌駅前ー丘珠>
所要時間:30分
運賃:700円
運行頻度:最大2本/1時間 ※15本/1日、運行がない時間もあり

新千歳ー札幌駅までの別ルートとして、JRの快速エアーポートを利用することもできる。
<新千歳ー札幌駅>
所要時間:最速33分
運賃:1,150円
運行頻度:毎時6本(9−16時)

JRの場合、絶対に座りたい場合は座席指定券(840円)を別途購入が必要なため、バスの方がゆっくり座って行くことができるかもしれないが少しでも安く、早く行きたい場合はJRで座席指定なしで乗るのが良さそう。
移動時間はざっくり2時間くらいだろうか。

2. 羽田ー新千歳/丘珠ー利尻

丘珠ー利尻は1日1便しかないので、この便に合わせて羽田を飛び立つことになる。新千歳ー丘珠の移動に約2時間と丘珠でのチェックイン、その他プラスアルファの余裕を考慮すると乗り継ぎに4時間くらいあれば十分ではないだろうか。

JALのウェブサイトより引用(2024.09.29調べ)

3.復路について

利尻島内については、島内オールインクルーシブのガイドツアーに参加するため省略。復路便についても利尻ー丘珠が基準になり帰路のスケジュールを考えることになる。羽田着がだいぶ遅くなりそうだが一日で東京まで帰ってくることが可能になりそうだ。

JALのウェブサイトより引用(2024.09.29調べ)

2.利尻島まで、稚内からフェリーで行く

稚内港から利尻島鴛泊(おしどまり)港までハートランドフェリーで渡ることもできる。東京から行く場合は、羽田ー稚内はANA便を利用した空路、稚内空港から稚内港までは宗谷バス、稚内港から利尻島鴛泊港までがハートランドフェリーとなる。昨年、往復この経路で渡った。※天候不良により問題が色々発生したが、最終的には辿り着いている。
ちなみにこちらは札幌都市圏のような需要がないため選択肢は一つしかなく、運行ダイヤはそれぞれの時間帯に考慮されている。(ただし、昨年確認したときにフェリーは接続待ちしないと言っていた。)

1.往路について

ANAのウェブサイトより引用(2024.09.29調べ)

<稚内空港ーフェリーターミナル>
所要時間:45分
運賃:700円
※到着便に合わせたバスに乗る必要あり
(2025年1月以降のダイヤ発表の前のため予測:1245ー1325)

<稚内港ー利尻島鴛泊港>
所要時間:1時間40分
運賃:2,990円(2等船室)
※2025年1月以降のダイヤ発表の前のため予測:13:55ー15:35)

2.復路について

<利尻島鴛泊港ー稚内港>
所要時間:1時間40分
運賃:2,990円(2等船室)
※2025年1月以降のダイヤ発表の前のため予測:17:30−19:00)

<稚内泊>
フェリーで稚内に戻ってくる場合、ANA便が1日1本しかないため翌日の便を利用することになるため稚内市街で宿泊する必要がある。
私は、稚内駅付近のドーミーインに宿泊して最北の地でサウナに入るのが好きだが、周辺の飲食店、居酒屋は大体21時頃に閉店してしまうので要注意。翌日の空港連絡バスに南稚内から乗車することもできるので南稚内駅周辺に宿泊して、翌朝は近くにある稚内市こまどりスキー場で一滑りしてから帰るのもいいかもしれない。

<稚内駅ー稚内空港>
所要時間:30分
運賃:700円
※空港行きは南稚内駅からも乗車可能、23分程度

<稚内ー羽田>

ANAのウェブサイトより引用(2024.09.29調べ)

3.まとめ

全て空路で行くか、空路と海路を利用するかで必要日数が変わってくる。利尻島だけを楽しみたいなら断然全て空路で行くべきだが、最北地域を楽しむのであればのんびり空路と海路で行くのもいいかもしれない。
1.全て空路の場合
航空券:約40,000円(往復)
空港連絡:約4,000円(往復)
総計:44,000円程度
2.空路と海路の場合
航空券:約30,000円(往復)
フェリー:約6,000円(往復)
バス:1,400円(往復)
宿泊:約8000円
総計:45,000円程度