NHKで絶対に放送できない「チコちゃんに叱られる」【#モミアゲヲ投稿祭】

※このnoteは、モミアゲヲさん主催の「#モミアゲヲ投稿祭」参加作品です。

※内容は雑学の部分以外、すべてフィクションです。

※ボカロはあんまり関係ないです。

なんでも許せる方のみどうぞ。


チコ「やっほーー!今日も『チコちゃんに叱られる』やっていきましょうー!」

(拍手)

チコ「本日のゲストは、なんとボカロP!モミ アゲヲさんで〜す!」

(拍手、ここでボカロPについての解説字幕が入る)

アゲヲ「よろしくお願いします〜。」

チコ「アゲヲさんは、生き物が卵と赤ん坊のどちらで生まれてくるのか?という曲を作曲なさったそうで〜。」

岡村「『みんなのうた』にも採用していただきたいくらいですね(笑)」

アゲヲ「お仕事、待ってます(笑)」

世の中のこと、ちゃんとわかっていますか?
ボーッと生きていると、チコちゃんに叱られますよ。

「ボーッと生きてんじゃねーよ!」

チコちゃんに叱られる(タイトルロゴ)

チコ「ねえねえ岡村〜、この中で、配水管の故障を自分で直すような器用な大人ってだ〜れ?」

岡村「そりゃあ、モミ アゲヲさんじゃないですかね〜作曲してるんだったら」

アゲヲ「(照れ笑い)」

チコ「んじゃあさアゲヲさぁん、世界一有名な配管工って誰か知ってる?」

アゲヲ「え〜でもこれ、NHKで言っていいのかな…」

チコ「いいのよ〜ネタの範囲を広くしないと番組もネタ切れとか言われちゃうからね」

アゲヲ「あの…マリオですよね?」

チコ「そうそ、マリオ。マリオっているじゃない?ゲームの。遊んだことあるよね?」

アゲヲ「はい」

チコ「あのゲームの敵キャラって、何がいる?」

アゲヲ「えっと、クリボーと…」

岡村「ノコノコですね」

チコ「ノコノコって何?」

アゲヲ「ノコノコっていうのはあの亀。」

チコ「亀?なんで?」

アゲヲ「え?」

チコ「なんでマリオの敵は亀なの?」

アゲヲ「…」

ドーーーーーーーン!!!

アゲヲ「えっと…排水管に…住み着くから?」

チコ「排水管に住み着く!

ボーっと生きてんじゃねーよ!!」

マリオの敵がなぜ亀なのかも知らずに、ゲームは脳を破壊するとか、いやいやそんなことはない、むしろスポーツとしてゲームが使えると、不毛な議論を繰り返す人の、なんと多いことやら。

しかし、チコちゃんは知っています。
(答えまで5, 4, 3, 2, 1, )

チコ「マリオの敵が亀なのは、(ドドン!)
ゲームを面白くするため」

ゲームを面白くするため?

???「さすがチコちゃん。マリオのことをよく知っているんだね」

そう語るのは、任天堂株式会社代表取締役フェローで、マリオの生みの親である宮本茂さん。

宮本「これは私が、横井軍平さんという人とゲームを開発していた時のことなんですが、」

スタッフの想像による
たぶんこうだったんじゃないか劇場

(前提となるマリオの歴史を語ると長くなるので割愛)

あるとき、横井さんが「対戦ゲームを作ろう」と宮本さんに呼びかけたことから、マリオの元祖『マリオブラザーズ』は始まりました。

前作『ドンキーコング』では、高いところから落ちると主人公(マリオ)が死んでしまうという仕様でした。
横井さんは自由なゲームにするためにその仕様を撤廃。
結果、主人公が自由に動き回れるゲームになりました。

しかし、そこからどんなゲームにするかで二人は行き詰まってしまいます。

でも、どんな遊びにするかというところで
行き詰まってしまったんです。
すると、横井さんも原理で考える人で、
せっかく床があることだし、床の下から叩いて
敵を床越しにやっつけられるようにしようと。
でも、実際にやってみたら、すごくカンタンなんです。
あっと言う間に敵がいなくなってしまって。
「社長が訊く『New スーパーマリオブラザーズWii』」https://www.nintendo.co.jp/wii/interview/smnj/vol1/index2.html

そこで宮本さんは考えました。
下から叩いた後、上に行ってトドメを刺しに行く」というルールだったら、簡単すぎずに済むのではないかと。

そして、そのゲームシステムに合う敵キャラクターを設定するにあたり、頑丈そうで、一発では倒すことができなさそうな感じのキャラにしよう、と決まりました。

そんなキャラクターは何がいいか。

やっぱりカメしかないでしょう(笑)。
下から叩かれるとひっくり返って
しばらくしたら元に戻りますからね。
同上

こうして、亀がマリオの敵キャラに決まったのです。

ちなみに『マリオブラザーズ』には、カニやハエの敵キャラも出てくるのですが、それはまた別のお話。

というわけで、マリオの敵キャラが亀なのは
ゲームを面白くするため
でした。

宮本「チコちゃんは、好きなゲームはあるかな?」

チコ「テンプル・ラン」

(笑い)

岡村「懐かしすぎや」

(場面切り替え)

岡村「さて、本日もお便りが届いております〜。」

(キョエちゃんのお便りを取り出す)

キョエ「岡村!ネットでコンテンツが炎上したときに、『実は前から嫌いでした』みたいにここぞとばかりにお気持ち表明する人は、信用しない方がいいって言うよね!」

岡村「…何の話でしょうかね?」

岡村「さあ、お便りを送ってくれたのは初理谷 無為尾 (ういりや むいび) さん (5さい)」。

チコ「お便りありがとうございますー。」

岡村「『いつも楽しくチコちゃんを見ています。私の悩みを聞いてください。私は今就職活動中ですが、なかなか内定が出ずに困っています。どうしたら内定がもらえるのでしょうか』」

チコ「大変よねー」

岡村「『また、大学の課題が多すぎてやりたいことが満足にできません。どうすればいいでしょうか?』」

チコ「あぁ…大学生の方なのね」

岡村「『あと、厳しくなくてお金が簡単に稼げるアルバイトが知りたいのと、3年以上会ってないおばあちゃんに会いたくてホームシックがヤバいのと、初音ミクのグッズを置く場所が無くなってきたのと、漫画やゲームする時間が欲しいのと、世界を平和にしてほしいです、チコちゃんお願いします』との事で」

チコ「そんぐらい自分で解決せえ!!」


何書いてるんだろうな俺

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