見出し画像

毛のメカニズム

脱毛に通っているけど「なかなか効果を感じない」と悩んではいませんか?
脱毛は1、2回の施術で効果を実感することは難しく、
複数回の施術が必要です。
その理由には、毛のメカニズムが深く関係していると言えるでしょう。
今回は、脱毛効果を実感するのになぜ複数回の施術が必要なのか?
毛のメカニズムとあわせて解説していきます。

毛のメカニズムと毛周期

気になるムダ毛を生やしている正体は、毛根の根本にある毛球と呼ばれる
ものです。
毛球は、毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域で構成されています。
バルジ領域が発毛を促すと、毛母細胞が毛を生やし成長させようと
働きます。
その際、毛乳頭から必要な栄養をもらい細胞を増殖させることで、
毛を生やし成長させているのです。
また、毛には毛周期と呼ばれるサイクルがあり、そのサイクルに沿って
毛は発毛・脱毛を繰り返しています。
毛周期は、成長期・退行期・休止期の3つのサイクルに分類されます。

・成長期
成長期は、成長前期と成長後期があります。
成長前期は、皮膚の中で毛母細胞が増殖して活動し始める時期です。
成長後期になると、毛乳頭が盛んに栄養を取り込んで毛母細胞に送るので、毛母細胞は活発に細胞分裂を繰り返し皮膚の表面へ出てきます。
成長期の毛はしだいに太く・長くなります。

・退行期
退行期になると、毛母細胞の増殖が止まるので毛の成長も止まります。
また、毛母細胞に栄養を与えていた毛乳頭も縮小して、毛乳頭と毛母細胞の間に距離が生まれる段階です。
皮膚内に残っている毛は、ゆっくりと押し上げられて、毛が抜け落ちやすくなります。

・休止期
休止期に入ると、毛母細胞と毛乳頭の距離はさらに離れて毛は自然に
抜け落ちることを待っている状態です。
毛乳頭は丸くなり次の成長期に向けて休止します。

脱毛が複数回の施術を必要とする理由

医療脱毛のレーザーの効果が十分に得られるのは、成長期の毛のみで、
退行期・休止期の毛は効果が出にくいと言われています。
成長期の毛は、生えている毛の約10〜15%ほどで、残り大半が退行期と
休止期の毛が占めています。
そのため、成長期の毛に照射するには毛周期に合わせて複数回、施術をする必要があるのです。
毛周期は個人差がありますが最低で2ヶ月ほどなので、1度施術を行ったら2〜3ヶ月は間隔を空けて、次の施術を行うのが一般的とされています。
次の施術までの間隔が短すぎたり、長すぎると、毛周期とのズレが生じて
しまうので、脱毛効果が低くなってしまうのです。
特に脱毛を開始した初期の段階は、適切な間隔で施術することで十分な
効果を得ることができるでしょう。
当院では、初回契約時に3回分の施術予約が可能なので、毛周期に合わせた最適なタイミングでの施術を提供することが可能です。
カウンセリング無料なので脱毛に興味がある方は、一度カウンセリングに
いらしてください。

まとめ

今回は、毛のメカニズムについて、脱毛との関係性について解説しました。
脱毛は、毛周期の中で成長期の毛に効率よく施術することが重要です。
毛周期に合わせた期間で脱毛することが、脱毛完了の近道と
言えるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?