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おうち英語のはじまり②ちょうどいい絵本が見つからない

英語の動画は見てくれるし音楽は聴いてくれるようになった。
さぁ、でも肝心要の絵本はどうする!?

最初の絵本は難しすぎた(英語が)

おうち英語を始める前、
我が家には、エリックカールさんの
The Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)
Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?
の2冊だけ英語絵本がありました。

おうち英語のためではなく、
英語に親しんでくれればいいかなくらいの気持ちで、エリックカール展に行った思い出として買ったものです。

はらぺこあおむしは日英両方で書かれているもの、Polar Bear〜は動物の鳴き声が出るボタンがついたもの。

エリックカールさんの絵本はどれも素敵です。
英語初心者向けの絵本もあります。

ですが、我が家にあった2冊は、見事に初めての英語絵本としては難しすぎるセレクションでした。。
(英語絵本といえば「はらぺこあおむし」でしょう!とおうち英語デビューして、難し過ぎて失敗する方は多いみたいですね。
Polar Bear〜は繰り返しが多いところは初心者向けなのですが、Boa Constrictorやsnorting等、大人でも「え、それどういう意味?」となる生き物の名前や動詞が結構出てきます。)

そのため結局、はらぺこあおむしは日本語しか読まず、Polar Bear〜は英語を読むというよりも動物の鳴き声のボタンを押すおもちゃと化していました…

※ちなみに、後から知ったのですが、日英両方で書かれている絵本は、母語である日本語の方にどうしても目がいってしまうので英語習得には不向きなようです。

次の絵本は簡単すぎた(内容が)

もともと家にあった英語絵本が難しすぎる感があったので、おうち英語をはじめるにあたって、もっと簡単な絵本からスタートした方がいいのだろうな、というのは頭にありました。

そこで調べた結果買ったWhere’s SpotとDear Zooだったのですが、話がやっぱり赤ちゃん向けで、4歳児にとっては面白くなかった…

英語は初心者レベル、でも内容は4歳児でも楽しめる。
そんな英語絵本はあるのだろうか?

これならちょうど良さそう!?

そんなこんなで絵本探しに奔走していたとき、
イギリスの子ども達が小学校で読んでいるOxford Reading Tree(ORT)というものがあり、中でも特にKipperという男の子が出てくるシリーズが何やらすごく面白くて英語習得にも良いらしいというネットの情報を目にして、試しに図書館で借りてみることにしました。

すると、初めて娘が「これおもしろい!」と自分から英語絵本を開いて眺めている!
嬉しくなった私はORTについて調べまくり、stage1+〜3を一括購入します。

娘は喜んでORTを持ってくるようになり、
1ヶ月以上、英語絵本はほぼORTのみを読む毎日が続きました。

娘が楽しそうに読み聞かせを聞いてくれるのは何よりだったのですが、
私の中でなんとなーく、このままでいいのかな?と疑問が…

疑問①
ORTはイギリスの小学生の自力読みをトレーニングするための補助教材(基本は、子どもが自分で読むもの)。
一方我が家では、読み聞かせに使っている(娘は聞いているだけ)。
それで英語習得の効果はあるの?

疑問②
確かにORTは英語は簡単(stage1+なら、1ページあたり3ワード〜)なのに、話に起承転結があり、絵から状況も推測しやすくて面白い。
でも、ORTはそもそもイギリスの英語に囲まれた環境に育っている子どものために開発された教材で、日本に住む私たちと前提が全然違う。
こんなに少ない単語しか読み聞かせてなくて、本当に英語習得になるの…?

ちょうど良さそうな絵本は見つかったけど、我流で進めるのに自信がなくなる


ここまでで、おうち英語開始から3ヶ月。

最初は自分で本を読んだりネットの情報をかき集めたりして、我流でおうち英語を進めていけると思っていました。

なんとか英語絵本読み聞かせを喜んで聞いてくれるところまではよかった。

でも、これからもずっと続けていくとなると、
本は書いてあることをそのまま全て実践するのは難しかったり、
ネットはいろんな人が書いている情報をツギハギに寄せ集めて取り入れることになってしまったり(ORTがまさにそう)
で、本当にこれでいいのか分からない状態なのは自分が辛いなと思うようになりました。

やっぱりここで一度、体系的にどうやって進めるのがいいのかを学んでおきたい。
(仕事が始まったら試行錯誤をする時間も、腰を据えて学ぶ余裕もたぶんなくなるのは目に見えていましたし…)

そうして、以前から気になっていた音読協会の講座を受けることになりました。

(続く)

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