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おうち英語のはじまり③音読協会との出会い

我流でのおうち英語に自身がなくなり、
今後おうち英語を続けていくための体系だった情報が欲しいな…と思ったとき、一番に候補に上がったのが一般社団法人音読協会の開講する講座でした。

ネットで情報を探していた時に、数多あるおうち英語関連の情報の中で「これは良さそう!」と気になっていて、講座受講をしばらく迷っていました。

良さそうと思ったのは理由があり、
協会が掲げている方針が自分の考えとすごく近く、共感したからです。

〈音読協会の方針〉
①母語を大切にする
②絵本読み聞かせを通じた親子の暖かなコミュニケーションを大切にする

①母語を大切にする

noteの中では英語英語書いていますが、英語より母語である日本語の習得の方が圧倒的に大事だと私は思っています。

なぜなら、我が家の子どもたちはこれから学童期・青年期と日本で過ごして、日本語で学習し、日本語で周囲とのコミュニケーションの取り方を学んでいく予定だから。

一方の英語は、本格的に(一つの科目ではなく、言語として)必要になるのは早くても大学生からかなと思います。

語学習得は時間が物をいう部分が大きいので、英語力が必要になった時に本人の頑張り次第でぐんと力を伸ばせるような素地を、今からコツコツと作れるといいなという思いはあっておうち英語を始めました。
でも、何も数年のうちにネイティブのようにペラペラになる必要は特にないというのが私の考えです。

以前少し書いたのですが、私自身が子どもの頃ペラペラだったはずが一度ほぼ忘れてしまっていることもあり…
子どもの時のペラペラがいかに儚いものなのは身に染みているので、母語そっちのけでそこを目指して膨大な時間を費やし、最終的にほとんど何も残らないのは恐ろしいなという思いもあります。

母語を伸ばすことを一番に考え、その上で英語力も(母語が疎かにならない程度の時間を使って)伸ばす、という方針にとても共感しました。

②絵本読み聞かせを通じた親子の暖かなコミュニケーションを大切にする

おうち英語をはじめる乳・幼児期は、一生のうち親子で最も一緒に時間を過ごす時期。

そんな大切な時期に、親子でともに絵本を楽しみながら、そこに英語がついてくるなら最高では!?と思ったのがそもそものおうち英語を始めたきっかけなので、音読協会のこの方針にも共感しかありませんでした。

【Before】講座受講前の私の状態

「日本語第一で」
「今からペラペラになんてならなくていい」
「親子で絵本読み聞かせを楽しみたい」

そう思っていたはずなのに、恐ろしいもので。
いざはじめて「おうち英語」で調べると、ゴロゴロといろんな情報が転がっていて、まぁ惑わされます。

かけ流しに、動画視聴に、語りかけ。
英語絵本でも、普通の絵本(英語圏の子どもたちが物語を楽しむためにつくられたもの)もあるけど、言語教育色の強い絵本(リーダーズ、ORT、CTPなど)もある。

育休中で比較的時間に余裕があったことも悪く働き、気がつけば英語習得の方法を検索しまくり、良さそうな方法を片っ端から試すようになってしまっていました。
(情報に踊らされて動画視聴メインのDVDセットを買いそうになったりもしました…)

でもふと、私がやりたかったのはこれ(英語習得のためなら、手段は選ばない)じゃなかったなと。

あくまで絵本ありきで、絵本を親子で楽しむことで、英語に触れる機会を家庭の中で作っていきたい
そしてどうせやるなら、将来子どもの英語力の素地になるようにしっかり取り組みたい

そのために、一度腰を据えて学ぼうと、
受講を決めました。


【After】講座受講後の変化

①脱・検索魔!

一番大きな変化は、英語絵本を中心におうち英語を進めることに全く迷いがなくなり、検索魔じゃなくなったことです。

もともと私が迷っていたのは、
英語絵本読み聞かせは一朝一夕に効果が目に見えるものではないから、というのが大きな原因の一つ。
(それでもあえて英語絵本読み聞かせを選ぶメリットは、改めて別途書きたいと思います。)

何冊か絵本を読んだからといって、
英会話教室に通ったように、すぐに英語で自分の名前を言えたり、あいさつができたりするようになるわけではない。

特に、始めて最初の数ヶ月間の娘は読み聞かせをしても一方的に聞いてるだけだった(今考えればインプットが足りてないので当然)ので、
本当にこれで意味があるのか…?と少し不安に思ったりもしました。

でも、講座で読み聞かせの効果について体系的に学び、
発話には相応の(子供にもよるが年単位での)インプットが必要なことを教えてもらい、
さらに取り組んだ時間に応じた英語力の伸びの目安(何時間を超えたら自力で短い絵本が読めるようになるのか、等)を具体的に示してもらえたことで、
今はまだ効果が見えなくても、あとこれくらい続けたら効果が見えそうだから気長に楽しみながら続けよう、と思えるようになりました。

②肩の力が抜けた

おうち英語を続けるのにもう一つ不安だったことは、時間です。

我が家は共働きなので、私が育休から復帰すれば家で過ごせる時間は短く、平日起きている時間で子供たちと一緒に過ごすのは4~5時間。
その中でご飯やお風呂や支度など日々の生活のために使う時間を除くと、子どもと向き合って過ごす時間はとれて1時間といったところ。

育休復帰しても絵本読み聞かせを続けるぞ!と意気込んではいましたが、
少ない時間の中で果たして効果が出る程読み聞かせができるのか?他にもいろいろ(英語の習い事とか)やった方がいいのかな?
はたまた、
逆に英語に時間を使いすぎてそれ以外のことを犠牲にすることになってしまうんじゃないか?
と、矛盾した思いを抱えていました。

でも、講座を受講したことで、
そんな他のことと天秤にかけるほど極端に取り組む必要はなく、
とにかく継続第一で、まずはシンプルに英語絵本読み聞かせを10分でも日々続けていけばいいということがはっきりし、
働きながらでも日々の生活の中で英語絵本読み聞かせを取り入れて、かつ他のこと(子ども自身のことだけでなく、母の心の余裕含む)にしわ寄せがいくことなく生活するイメージができました。

そこからは肩の力が抜け、日々淡々と英語絵本の読み聞かせを続けてきています。

まだ始めて一年余りですが、最初は聞いているだけだった娘も、
読み始めて半年過ぎたあたりから発話が始まり、
その後簡単な受け答えができるようになり、
最近は一人で英語絵本を少しずつ読むようになってきました。

毎日の英語絵本読み聞かせの効果を着実に感じています。

講座の種類と、私が受講したもの

これからおうち英語を始めようと思っている方向けの講座は2種類あります。

 ①0〜3歳のお子さんがいる場合
  赤ちゃんから始める英語絵本読み聞かせ「初級講座」

 ②4〜8歳のお子さんがいる場合
  6歳から始める英語絵本「入門講座」

我が家は娘は4歳だったのですが、息子が1歳だったこともあり、両方兼ねられるかな、と①の初級講座の方を受講しました。

(4歳以上のお子さんのみの場合は、よりその年齢に合わせた取り組み方や絵本を教えてもらえるので、入門講座の方がいいと思います。)

もし、おうち英語を始めたものの、以前の私と同じように何の情報を信じていいのかわからなくなっている方がいらっしゃったら、とてもおすすめの講座です!

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