我が家でおうち英語をはじめるまで
昨年、娘4歳(息子0歳)の時におうち英語を始めました。
4歳という年齢は、おうち英語界隈では比較的遅めのスタートのようです。
なぜそれまで始めなかったかというと、まずおうち英語なんていうものがあることをそれまで皆目知りませんでした。
(ミッキーが出てくる教材があって、すごく値段が高いらしい…と聞いたことがあったくらい)
私自身は結構英語には縁のある人生で
父の仕事の都合で小学校1~3年はアメリカの小学校に通い、大学在学中はイギリスの大学へ1年間留学しました。
にもかかわらず、娘が生まれた時に我が子に英語を…とはまったく思いも至らず。
理由の大半は育児と仕事の両立で私自身にそんなことを考える余裕がなかったからなのですが、
あと少しは、私自身がアメリカから帰国後に瞬く間に英語を忘れたからです。
(これは特に低年齢のうちに帰国した帰国子女あるあるのようです。もちろん完全にゼロにはなってないですが、100あったのが5以下になってしまったような感覚。そしてこれは実はある方法で防げるばかりか、日本にいながら150にも200にもレベルアップさせていくことができたと後々知ることになります…)
なので、幼児期に英語をがんばってもどうせ忘れてしまうから意味ないのでは~という思いがなんとなく頭の片隅にあって、
子供向け英語関連の情報を自ずからシャットアウトしてしまっていたところはあるかもしれません。
そんなこんなで毎日はただ慌ただしく過ぎていき、気づけば娘はあっという間に4歳に。
二人目息子が生まれて、その小ささや可愛らしさに娘が生まれたときと同じようにメロメロになるのと同時に、
娘はもうこんなに大きくなってしまったのか、とはたと気づきました。
そして、私がこの子にこれまでしてあげられたことって何だろう…と考えて、少し焦りのようなものも感じました。
私は子どもと遊ぶのがすごく得意なわけでもないし、基本腰が重いし(また今度ねと言いがち)、ごっこ遊びをしていても疲れて途中で寝てしまうし…(ひどい)
身近には子どもと遊ぶのが上手で、うまく子どものペースに合わせて動けて、という素敵なお母さんが多くて、こんなんじゃだめだなぁと思うことも。
でも、絵本だけは子供と一緒に読むのが好きで、赤ちゃんの頃からこれまでほぼ毎晩かかさず読んでいたので、それが少しだけ心の救いになっていました。
そんなとき、断捨離好きの友達からたまたま一冊の英語絵本をいらないからよかったら~と渡されました。
宇宙に関する幼児向けの絵本だったのですが、ちょうど娘がセーラームーンにハマっていて読みたい!というので、いただいて帰ること。
家に帰って娘と一緒に本を開き、最初
「意味は分からないだろうから、英語の後に日本語に訳してあげよう」
と思ったのですが、
ふと私の母が以前何かの時に
「子供には、英語は翻訳するんじゃなくて英語は英語のままで読んで聞かせるといいらしいわよ~」
と言っていたのを思い出し、試しにそのまま本文だけを読んでみることに。
娘には理解できないと思いながら英語を一方的に読み進めるのは、
話の内容を娘と共有している感覚を持ちながら読み進めていたこれまでの絵本の読み聞かせと程遠く、
最初結構抵抗があり、勇気がいったのを覚えています。
でもおそるおそる読んでみると、案外熱心に耳を傾けている様子。
VenusやMarsといったセーラームーンワードが出てきて満足したのもあるかもしれませんが、
特に何が書かれているのか聞かれることもなく、
私が読む英語絵本をただ楽しそうに眺めていることに少しびっくりしました。
そこでふと、母が言っていたこの言葉
「子供には、英語は翻訳するんじゃなくて英語は英語のままで読んで聞かせるといいらしいわよ~」
をもう少し詳しく調べてみようかな?と思い立って検索しはじめたことから
「英語絵本読み聞かせを中心としたおうち英語」に出会いました。
・これなら、いつもの毎晩の絵本の時間の延長で私にもできるかも…?
・仕事をしていてもできそう?
・娘と一緒にできたら、なんだか楽しそう!?
・娘に、私だからこそしてあげられることが一つできるかもしれない…!
そんなことを考えながら、わくわくし始めたことを覚えています。
でも、この時はまさか自分が後に読み聞かせインストラクターの資格を取りたいと思うほどになるとは思っていませんでした。
ずいぶん長くなってしまいましたが…
これが我が家でおうち英語をはじめるまで、です。
次は、そこからの試行錯誤と音読協会の方針に共感してインストラクター養成講座を受講するようになったきっかけや想いを書きていきたいと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?