言葉にして伝えるべきこと/言葉にしてはいけないこと

「本当に大事なことは、言葉では伝わらない」という言葉もありますが、でも大事なことは、言葉でちゃんと伝えるのが良いのではないかなと、個人的には思います。特に感謝の気持ちであったり、嬉しかったことであったり、何らかの「気付き」があったりしたときは、ちゃんとそれを言葉にして、文字にして、相手に伝える(=フィードバックする)ことが、家族の間でも、友だちの間でも、仕事の場面でも、大事なのではと思います。「ポジティブ・フィードバック」という言葉がありますが、良いフィードバックをして/されて、好循環を生みだしていくことは、会社のような組織において、特にこのコロナ禍の状況の中では、とても大事なことだと思うのです。

私が働いている株式会社プリンシプルでは、Uniposというクラウドサービスを利用しています。Uniposは、一言で言えば、「社員間でメッセージとポイントを贈りあうことができるサービス」ですが、先ほど触れた「ポジティブ・フィードバック」を組織内に生みだしていくためには、良いツールではないかと思います。

コラボレーション改善クラウド「Unipos」
https://unipos.me/ja/

もともとプリンシプルでは、コミュニケーションツール「Slack」を利用していて、そこに「#01_thanku_goodjob」というチャネルを設けて、感謝を伝え合ったり、それぞれの仕事内容を賞賛したりといったことが行われていました。そういう文化があったからこそ、Uniposもスムーズに導入できたのだと思います。

Uniposは、Slack連携も出来るので、使い勝手も良いと思いますが、Uniposサイトのマイページに行けば、履歴が簡単に確認できるのが良いなぁと思います。Slackだと、どうしてもメッセージが流れていってしまいますからね・・・。以下は、私が最近もらったメッセージと、贈ったメッセージの履歴です。

自分がもらったメッセージの履歴

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自分が贈ったメッセージの履歴

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特に、ちょっと仕事で失敗して凹んでしまったときなどに、過去に自分がもらったメッセージ(=褒め言葉)を読み返してみると、自信を取り戻せたりすることができます。そんな使い方ができるのも、Uniposの良いところかなと思います。

コロナ禍で、リモートワーク勤務が多くて、直接のコミュニケーションが取りにくい状況だからこそ、ちょっとした気付きや、感謝の気持ちや、「イイネ!」と思ったことなどを、文字にして、言葉にして、相手に伝え合う(=フィードバックしあう)ということは、大事なことだと思います。私も仕事が忙しいと、つい忘れがちになってしまいますが、折を見て、このようなポジティブ・フィードバックは続けて行けたらと思います。

この記事の最後に・・・。「大事なことは、言葉でちゃんと伝えるのが良い」と書きましたが、一方で、多分世の中には、「言葉にしてはいけないこと」「言葉にしても仕方が無いこと」もあると思います。これは、辛い時に辛いといってはいけないとか、弱音を吐いてはいけないとか、そういう意味では決してありません。世の中には、自分にとっても相手にとっても、マイナスな(ネガティブな)効果しか生まない言葉というのが、存在すると私は思っています。そんな言葉は、ただ自分の心の中だけに潜めておくことも、SNSが当たり前となった時代において、大切なことなのではないかと、思うのです。

(了)

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