ブラシ塗りにチャレンジしてみた
こんにちは。
うぃごうぃごです。
前回のアニメ塗りに続き、今回も乃樹坂くしお先生の下記教本の作例の模倣絵の制作に取り掛かっていました。
▪️感想
今回はブラシ塗り。
作業にかかった日数は10日ですが、作業時間は合計70時間ほどと前回のアニメ塗りよりも20時間弱の時間短縮を図れました。
影やハイライトのグラデーションを加えるなどアニメ塗りよりも着彩の工程が多いのでアニメ塗りよりもかかると思っていたのですが、ラフが45分、線画が3時間で仕上がり、大きな修正がなかったのがデカかったです。
▪️心がけたこと
今回の制作で心がけたことは2点。
・顔のパーツ、特に目をなるべく誤差小さく模倣できること
・髪の末端の払いをきれいに滑らかな流れで表現すること
どちらも前回のアニメ塗りで見えた課題でした。
まずは顔のパーツ。
たまたま似せることができた!で終わらせるのは絶対に避けたかったので、顔のパーツをどうすれば上手く描けるかをネットで調べまくりました。
色々なサイトを巡っている中でこれはいいかもと感じたのが須賀まさし(@MITAKE_SUGA)さんの顔立体に関するポストでした。
掲載許可は取っていないので是非上記リンクから飛んでみていただきたいのですが、あらゆる顔の角度に応用しやすい補助線でこれを上手く使いこなせればキャラクター表現も多彩になるなと思い参考にさせていただきました。
続いて2つ目の課題である髪の払い。
前回のアニメ塗りでは髪がフィギュアのような固い感じになってしまったので、今回は髪のドローイングの方向を変えてみることにしました。
②の始点を①の終点からにすることで、これまで目立っていた髪の末端の「潰れ」がだいぶ解消できたなと個人的には好感触。
ただ、まだ十分に納得いける表現にはできてないので、長い1本線ではなく短い線を繋げて描いてみたり、ブラシの入り抜きの設定を敢えて変えてみたり、これからも色々試しながら描いてみようと思います。
▪️課題
改善すべき点は何かな〜と完成したイラストを眺めて考えていましたが、細かいところあげればキリないので意識して改善するべき点は次の2つでしょうか。
・無機物の表現をもっと無機物らしく
・目を気持ち1.3倍大きく描く
1つ目の無機物に関しては今回の背景にある机やクッション、ドリンクといったオブジェクトになりますが、どうしても頑張って手で描いた感が出てしまってるので、曲線定規やメッシュ変形などツールを使いこなせるようにしたいところ。
目に関しては、形自体はだいぶ似せることはできたと思いますが、作例と見比べるとやっぱり小さくなってしまった…
次のイラスト制作では形も大きさも完璧に似せることを最優先事項として取り組んでいこうと思います。
▪️おわり
次にチャレンジする模倣絵も同じ教本の作例でテーマはグリザイユ画法。
概要しかまだ知らないのでどのような画法なのか楽しみです。
今回もここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?