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生誕イベントの感想だったり、想起されたことだったり。

2023年9月4日 浅草花劇場にて

今年の8月8日に岡田彩夢さん(虹のコンキスタドール)が23歳の誕生日を迎えられた。この時期の岡田さんは大学院やライブ、@JAMの期間限定ユニットなどでお忙しかったため、約一月後の9月4日に浅草花劇場にて生誕イベントが行われた。

岡田彩夢生誕イベント「岡田彩夢神話TRPG」のロゴ画像
岡田彩夢生誕イベントのロゴ(虹のコンキスタドール公式X(@2zicon)より)

自分は2022年の生誕イベントを配信で見て、岡田さんにこころを掴まれたため、今年の生誕イベントはなんとしてでも行きたかった。
執念が実ったのか、幸運なことに参加することができた。(整理番号は真ん中の方だったと思う)

ちなみにグッズはどれも好みで、かわいいもの好きな自分は事後通販も活用して全部お迎えしてしまった。

生誕イベントで販売された物販一覧(虹のコンキスタドール公式X(@2zicon)より)

内容は参加した人たちのものだと思うので割愛するけれど、本当に良いイベントだった。途中、理解できるの自分だけなのでは?と心配になるくらい共感したり共振したりゲラゲラ笑ったりしていた。歌唱パート除いた部分だけでもまた見られないかなぁ。

生誕イベント内で歌った曲のセットリストをご本人がTwitter(現X)に載せてらっしゃったので、それを引用しておく。

個人的には、見ることが叶わなかった夏の月を夢みての岡田さんが見れたのが、とても嬉しかったのと同時に「3人での姿が見たかった・・・!」と悔しくもなった。(来年の夏に再結成することを期待しています。大人の方々宜しくお願いします。)

この人まだ23歳なんだよなぁ、信じられない。

23歳の頃の思い出

23歳の頃を思い出すと、概ね「大学院に進学」「下血による入院」「これから先の人生どうなるのか悩んでいた」時期であったと思う。
今では趣味になったライブ参戦も、この頃は「アクティブな人の趣味」と思っていた時期だし、趣味もほとんどが時間つぶしでしかなかった。

そもそも、未来に対する期待なんて一切なかったし、夢が叶うのなんて一部の恵まれた人の話だと思っていた。「今日」が変わらず続いていって、多少の良いことと悪いことを繰り返しながら、毎日疲弊していることにも気付こうとしないまま生きていくんだろうと漠然と思っていた。就職した自分なんて一切想像できなかった。

実家を出て一人で生活したいと思っていたけれど、今思うとそれは「環境が変わればもしかしたら一発逆転があるかも」的発想でしかなかったように思う。人によっては人生を舐めてるように映っただろうし、責任感も当事者意識も薄かった。
その数年後には大学院を退学して就職するし、実家もでるんだが、まだこの頃は絶賛「モラトリアム」だった。「大人として生きていく」が全然想像できなかった。

そんな自分でも、年齢を重ねるのも悪くないなと思えるようになった

ここ数年、昔より自分の中の感情と向き合えるようになった。過去の自分のヤバさ、痛さを正面から受け止められるようになった。
もちろん今だって失敗するし凹んだりし恥ずかしくて悶える日もある。でもそれをこころの箱の奥底にしまわなくても取り扱えるくらいにはなった。

これは自分が年齢を重ねて「色々な人」を知ったからだと思う。自分の中の他者が増えたし、ロールモデルも増えたことで得られたもののように思う。
「知る」と「識る」、「見る」と「観る」よろしく同音で類義語に分類されていることばの差異が分かってくるように、「自己認知としての自分」「他者からみた自分」「在りたい自分」「期待される自分」などが分かってきて、振り回されなくなってきたんだろう。

年齢を重ねることで自分との付き合い方がうまくなるのであれば、それも悪くないなと思い始めている。
あとは応援している方々が幸せな日常を過ごせていれば、これ以上望むものはないのかもしれない。

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